なんど僕はここを通過しただろう

福山の彼女にあいにゆくときも

飲みすぎて京浜東北線で横浜までいってしまったり

そんな街にきょうはいる

ロフトの6かいにある島村楽器でギタレレを買 ....
地下に埋設された暗渠の中には
一条の光も届かない
真っ暗闇の水路を
とうとうと水は流れていく

行くあても知らず
後ろから後ろから 押しだされて
暗渠の中を盲目的に進む水
ここから抜け ....
若者たちよ
もっと?未来?に手を伸ばしておくれ
部屋の中に閉じ籠っていないで
広い世界で呼吸をしようじゃないか

君たちの大好きなゲームは
確かにリアルよりも安全で楽しい
何度死んでもリ ....
{ルビ汚=けが}れに{ルビ雪=そそ}ぐ
{ルビ咎=とが}に{ルビ雪=そそ}ぐ

{ルビ汚=けが}れは溶けて
{ルビ咎=とが}は溶けて
{ルビ垢=あか}は溶けて
一緒に溶けて

愛を注ぐ ....
ない

時間がない

眠りがない

ことばがない

つく 嘘もない

打ち明ける 真実もない

積み上げる 思想もない

吐き出す 幽霊もない

絶叫する 空白もない
 ....
リアルなところにいるキミがすき

あったかくて やさしくて
いいやつなんだ

日本酒ばっかのんじゃって
ご飯をちっとも食べないの

肝臓にわるいぞ
ちからが出ないぞ

あた ....
春を待てば
冬を追いかけることもなくなる
空が白い
雪も
ことばもどこか
白濁するような気がして
ガラスを磨くように
推敲してしまう

幾重にも層ができ
こころの内は形を失う
 ....
三原色が肩を組む
交わり一つになったスクラムが
停滞した気持ちを動かす

真っ赤な嘘を
交わり一つの色が
忘却してくれる

フラットにしてくれる季節が
私達に接近してくる
春だ
 ....
{ルビ肉体の方=そっち}は
お前がどうにかしろ。

{ルビ精神の方=こっち}は
俺が叩き起こしてやる。
君が好き
君といる時間が好き
君の笑った顔が好き

君の全部が好きだから
君といたら自然と私も笑顔になるよ

すごいね
魔法みたいだね
昨日は自分が嫌で泣いてたのに
君が隣 ....
蛇水愛
それは
愛の けはいに 水をさすこと

プリーズ
という声が聞えた気がして
ヘルプ
だったかもしれない


ありがとうを
ありがとうの意味のままに ありが ....
希望を亡くす時
人はゆっくりと死んでゆく

希望を持つ時
人は急速に蘇っていく

人生を希望の方向へ
勇気の方向へ
持っていきたい
いつもお日様に顔を向ける
向日葵のように

 ....
夜行バスはどこをめざしてゆくのだろうね

彼女は旅行雑誌の安い旅先にのるのかな

闇はやわらかくひろがっている


人間はどこまで自分をつくりかえられるのかな

カルマ=人間の業は命 ....
何も知らなかった
   (そう叫ぶべきだった)

冷えた夜の欠片をかじりながら
一度切り裂いた真昼の夢を拾い集める
オブジェにならない粘土
翼の破れた折り鶴
なにもかもが中途半端

 ....
Y 八歳の女子として親に質問した
「ねえ、どうして結婚したら赤ちゃんが生まれるの?」
返事はいまや失念

「ねえ、どこから赤ちゃんは生まれて来るの?」
「眠っていたからわからない」納得する
 ....
今夜こうして詩を書くけれど
世界中にある様々な不条理や
悲しみや痛みを知らない訳ではない
この国を覆う様々な矛盾も
今こうしている時にどれだけ多くの人が
不安に慄いているかも

ただ今夜 ....
早朝に
冷たい北風が吹き荒れて
庭の山茶花が散っていた
そこらじゅうに
真っ赤な花びらがてんてんと
血のように落ちている

家の鬼門には赤い色
魔除けに植えられた山茶花だった
色彩の ....
私は組織に組み込まれている
書類の最後には自分の名前を書く
私は複製されて散らばってゆく
その様をありありと想像して目を閉じる
遠く離れた何処かの国の街並みを
おぼろげに仰ぎ見るような感覚
 ....
僕はジミヘンドリックスになりたかった

ギターがまるでおもちゃみたいにね生きるの

きみにあえないときもギターを弾いている

シェリルクロウのように歌えてエルトンジョンのよ ....
握る拳のひとつ
力を
力を
みなぎらせ

踏出す脚の一歩
遠くへ
遠くへ
つながらせ

ささやきを叫びにして
この存在を
主張するのもおこがましい

さみしさを晒け出し ....
ひとりだけ堤防に
必ず置いてゆかれてまぶたが揺れる
背中を撫ぜている、撫ぜている
なぜて、いる。なぜ
いまだに憧憬を摘むのですか
小さな頃のおまじないは
とっくに無効となっているはずなのに ....
あなたが仮に
桃色が好きだとして
桃色の服や靴
桃色の家具と桃色の壁
すべてを桃色に塗りつくしたとして
それでも気がおさまらず
全人類を
全世界を
空も海も
存在するものの全てを桃色 ....
ふたりとも人間
それぞれに
ちがうから

なにもかもは
うまくいかない

頭では
わかってるはずなのに
うまくいかないことを許せない
あなたのせいにしてしまう

私は
 ....
きのうあったね今日もあおう

渇いた歩道をまたあるこうね



手を繋ごうぬくもりがきえないうちにね

ぼくたちの地平線はどこにあるのだろうね



流星がきれいだねまるで
 ....
  おばあさんが 一人
  風に あたっている

     何もなかったように


 日曜日
特になし。私が在るだけ。


 月曜日
遠回りなのか、近道なのか、そもそも行先はどこ ....
ぼくはかつて猫を飼っていた

あるいは飼われていたのかもしれないのだが

いつも隅っこの居場所で僕をみている

そんな猫さ


何も言わないけれど何もも求めないけれど問いかけてくるの ....
あたしたちは

やっぱり同類だ

いつも寂しさを抱え
隙あらば

恋を探しあててしまう

あまりにもシンプルで
自然な振る舞いは

罪悪感すら
起こさせない

同類だから ....
君を想ったら
涙が溢れたよ
声にならないくらい
泣いて
泣いて
泣いたよ

君はわかってるのかな

ごめんね
泣き虫で

ごめんね
だめな彼女で

君に迷惑かけて ....
何かが{ルビ蠢=うごめ}くのを背中で感じた
後ろを振り返れば
モゾモゾと動きまわる

何一つ微動だにしない筈の
心の虫は笑いながら蠢く

痒さは手では届かず
イライラで集中できない
 ....
東所沢で待ち合わせて関越にのる

風は冷たいが僕のラパンは軽快に跳ねる

彼女はETCをATMといいまちがえるような良い詩人だ


三芳PAで彼女持参の昨日の残りのおでんと塩オニギリ ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大宮駅にて- 梅昆布茶自由詩612-2-16
【_暗渠_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-2-16
【_"未来"に伸ばす手_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-2-16
雪ぐ- subaru★自由詩11*12-2-16
ない- ただのみ ...自由詩20*12-2-16
リアルに- 森の猫自由詩10*12-2-15
星々に促されて- かんな自由詩11*12-2-15
- subaru★自由詩8*12-2-15
機関- 理来自由詩4*12-2-14
大好きなんだなぁ…- ジュリエ ...自由詩112-2-14
蛇水愛- るるりら自由詩14*12-2-14
希望- 渡辺亘自由詩312-2-14
四分の一の自由- 梅昆布茶自由詩1512-2-14
ねじれ- 乱太郎自由詩15*12-2-13
開眼、ひとときの和楽- 木原東子自由詩16*12-2-13
すこし話しがしたいんだ- ただのみ ...自由詩16+*12-2-13
【_山茶花_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-2-12
訪れる明日はまだ生きているか- 宮岡絵美自由詩412-2-12
ミュージシャン- 梅昆布茶自由詩912-2-12
尖鋭- シホ.N自由詩512-2-12
- 理来自由詩4*12-2-11
それほど悩むことではない- ただのみ ...自由詩9*12-2-11
悪いのは私- ジュリエ ...自由詩112-2-11
愛のゆくえ- 梅昆布茶短歌512-2-11
無題の日々- 空丸ゆら ...自由詩1612-2-11
さびしさというなの猫- 梅昆布茶自由詩1312-2-11
同類- 森の猫自由詩9*12-2-11
ごめんね- ジュリエ ...自由詩112-2-10
心の虫- subaru★自由詩20*12-2-10
玉川温泉♨- 梅昆布茶自由詩9+12-2-10

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