「私の部屋には本の海があるの」 
それは青くて透き通る綺麗な海で
触るととっても冷たかった

浜辺に腰かけて海を見る
彼女は僕を海に誘う
少し勇気を出して飛び込む僕

中はもっと綺麗だ ....
 あなたにとっての光って なぁに?

 そう あなたを照らし出してくれる それ

 道を示してくれる 光

 キリスト?
 
 池田さん?

 お釈迦様?

 まぁどれだって  ....
もう
必要のない
恋愛運
でも
気になってしまう
「気持ち悪い」 「おまえなんて死んでしまえばいいんだ」 「お前の葬式で俺は笑うよ」
    
そう言ってくれたらよかったのに
いえ、そんな言葉が欲しかった
いっそのこと引き裂いてくだされば…… ....
騒ぎたてるのは

今世紀最大の大泥棒

月夜にのこるのは

二つの影と不気味な笑い声だけで

あとは宝がなくなっただけだった

ポーカーでの手札は

いつもロイヤルストレートフ ....
遠くばかりを探していたら
いつの間にか目の前に立っていた
思わず向けてしまった人差し指

音楽の授業でピアノのテスト
弾けないわたしは放課後まで練習
ミの位置にはいつも中指

教えてく ....
いつかの日のこと
その時あたしは中学生だか高校生で
ブラックコーヒーを飲んでみたのです
その黒さはブラックホールのようでした
(ブラックホール 見たことないですけど)
とても苦くて砂糖とミル ....
決まった時間に
あの列車はやってくる

はずなのに

今日は
停まらない
追いかけても間に合わない
見知らぬ女が中で笑っている
「彼女」の列車は去って行き
静かな駅のホームには
 ....
わざわざ好んで痛みを求める必要などない
足場の悪い苦境を選ぶ必要もない
水面に浮かぶ蓮の花みたいに白々と
空っぽの美しさを知ることのほうが重要だ

ぽかんと丸い広がる空の誕生日が
ぼくと一 ....
タン タラン タラララン

私の心で弾いたこの調べ

あなたに届いてますか?
僕は今日 君に
優しくされたくて
小さな嘘をついたよ

子供のように君をからかって
僕の旋毛に落ちてきた
握られた固い拳

瞳を潤ませて
殴られたてっぺん 軽くおさえて
上目遣いに軽く睨んで

{引用 ....
年を重ねるに連れて
夢の大きさが
小さくなる
昔ほどの
勢いはない
{引用=わたしの家は 田んぼの田の字の真ん中にたっていて 画家が住んでいます
誰も彼の姿をみたことはないのですが 彼は確かにいるのです
どの故郷にも どの町にも どの家にも 彼は必ずいるのです}
 ....
小さな赤い宝箱のなかには

赤い血で練られた

犬の人形が一人

教会のステンドグラスでは

神が僕らを見下していた

見えない手によって

人々は屍となっていた

何もし ....
世界には



寂しい男の数だけ
寂しい女がいて




哀しみを抱く人の数だけ
それを解する人がいる



誰も信じられぬ
人の数だけ
信ずるに値する人がいて


探している人の数だけ
幸福 ....
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ

あの虹に
追いついて
追い越して

虹のふもとには
宝物があるという


きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから

ボクは
全力で
走 ....
ハローハロー

起きてますか?
家の中静かになって、みんな夢の中。

私は机の前。
昨日寝てしまって取れなかった授業のノートを写しているところ。
内容は「死」について。
シビアだよね。 ....
おさなごの手で目隠しされたみたいに
まだ薄白くぼんやりとした月は
うろこ雲のすき間から顔を少しだけ見せる

指で四角に切り取って覗き込んでみた
ぼくたちよりうんと長く生きたこの風景は
瑞々 ....
閉じ込められたと
思ってるのは
自分の心
誰も
閉じ込めていない
今みえる未来は

いろあざやかなネオンが

きらびやかにでも誘惑するように

光輝いていた

記憶は錆び付いて歯車が

うまく噛み合っていなかった

空けていく人の体

い ....
6月4日AM0時05分

玄関の鍵をあけ、
わたしを窮屈な女に閉じこめている
ストッキングを脱ぐときが楽園。
爪をひっかけて伝線、
1回500円の過ちにイライラする。

 ....
美しい赤紫色の旋律弾けて
夕日が沈んでいく
幕が下り
紅潮した顔も
明日になれば澄んだ瞳で朝を迎えるのだろう


   *


終わりなき道程も
休息を交えながら進むように
 ....
いったい僕らはなぜ

神によって地球になげこまれたのか

惨めなまでに世界は醜くなる

いくら注ぎ込めば

人類はこんなにもおろかになるのか

直流する稲妻に乗って

いばらの ....
あんさん、覚えておきなはれ
京都のおんな、みんながみんな
はんなりしてるおもたらあきません
御着物似合うおもたらあきません

夜の先斗町はえらいにぎやか
酔っ払った兄さんたちがふらふらと
 ....
銀縁眼鏡
磨く前から
粉が飛ぶ
廃墟百年
あるじは見えず
あかやきいろや紫色の真空パック。

口に当てて押しながら息を吸い込むんだよ。

スポンと外れてこっちに来るよ。
奥のほう。

うまく噛めなくて喉の後ろでダンス。

噛んでもいいし、噛 ....
まだ色を持たない紫陽花は
ふつふつと泡みたいな蕾をつけて
くすんだ背景に溶け込む

重たく湿った空気の匂いがし
右足の古傷がしくしくと痛む
身体は正確に天気を教えてくれる

 ....
そこそこの底にはいつも君がいて
そこそこの底ではいつも雨
そこそこの底の君が濡れないように
そこそこの底までおおう傘をひろげる

闇にも鮮やかな黄色い傘に
金の糸で縫いつけた心星が

そこ ....
モノクロの空を仰ぐ

モノトーンがいくら混ざったって

見える景色は殺伐とした

あまりにもつまらなすぎる

風景だった

地球の軋みを耳で聞き取り

それをしらせようと

 ....
寝転んで
夜空を見上げる

ディープ・ブルー

この大地は
あのひととも
繋がってるのね

些細なことで
このそらが
色褪せても

ちゃんと覚えておくよ

この夜の
静 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本のみずたまり- 新崎自由詩609-6-12
人々の求める「光」- 新崎自由詩209-6-11
恋愛運- 夏川ゆう自由詩109-6-10
ひと押ししてよ- 新崎自由詩209-6-10
今世紀最大の大泥棒- こめ自由詩809-6-10
ゆびについて- あ。自由詩12*09-6-9
ブラックコーヒー- 新崎自由詩509-6-9
だいすきな列車- cass自由詩209-6-9
ア、雨- あ。自由詩9*09-6-8
タン_タラン_タラララン- 新崎自由詩109-6-8
逢魔が時- 愛心携帯写真+ ...8*09-6-8
- 夏川ゆう自由詩109-6-8
田園パレット- 夏嶋 真 ...自由詩19+*09-6-8
声を忘れた僕- こめ自由詩809-6-7
幸福の条件- オリーヴ携帯写真+ ...1309-6-6
ダブル・レインボー- 風音携帯写真+ ...309-6-6
通信を試みます。- つゆ自由詩5*09-6-6
地球の子ども- あ。自由詩15*09-6-5
閉じ込められた- 夏川ゆう自由詩109-6-5
偽りの交響曲- こめ自由詩809-6-5
フィクション- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...22*09-6-3
夕焼け- 乱太郎自由詩13*09-6-3
神によって投げ込まれた- こめ自由詩609-6-3
京都のおんな- あ。自由詩19*09-6-2
- 長谷川智 ...短歌4*09-6-2
ゼリー- つゆ自由詩6*09-6-1
綺羅花- あ。自由詩12*09-6-1
雨傘- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...19*09-6-1
あまりにもつまらなすぎる風景- こめ自由詩809-5-31
瞬きの長さ- 風音自由詩209-5-31

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