ぼくが見ている空があるから
君が見ている空があるから

ぼくが感じる風があるから
君が感じる風があるから

ぼくは飛び立つ羽があるから
君は飛び立つ羽があるから

ぼくは行きたい雲が ....
あおいそらをおなかいっぱいすいこむと

こころがうわぁんと大きく広がっていく

そう、自分が空と同化していく感じかな

はっぱや樹々とお揃いで空の下が大好き

ピッポッパッ♪ミ ....
終わらせることなどできない
終わらない
終われないんだ
永く遠く
その旋律は続く
終わらせることなどできない
終わらない
終われないんだ
低く高く
その旋律は続く
たとえば朝日が私 ....
穏やかな風が吹く
冬の晴れた日の午後
寒い日のはずなのに
その冷たさはどこにもない

鳥たちはのびやかに飛び回り
土は生きている

めったにないこの日を
人も皆
外に出て心で祝う
 ....
静かに今日を終えようとしている
始まりはいつも解らないが
終わりはいつも解る

儚いと知りつつも力を込める
僕ら(人と)の関係は脆く壊れやすい
一つの嘘が引き金に成りかねない
 ....
ゆら。ゆらり。
枯葉が落ちる
ほんの、ひとつき前は
まるで髪の毛みたいに
樹がきらり。きらり。
してたのに。




スーッと深呼吸して
耳を澄ましてみた
枯葉のこすれる音と一 ....
枯れ草しかない目の前は
寂しさを感じるけれど
ここから春が訪れると思えば
渇ききった枝と自分の心にも
潤いが与えられる

土がむき出しのままの畑も
侘しさを感じるけれど
ここから生が誕 ....
今日の空は少なかった
下ばかりを見ていて
たくさんの石ころは覚えている

今日の空は狭かった
部屋の中にいてばかりで
たくさんの手紙は覚えている

明日の空は
今日の空を見れないけれ ....
わたしがまだ小さい頃
パパがお仕事に行くとき
ママが「行ってらっしゃい」
といってパパにちゅーをした
パパはちゅーされた後ママにいっていた
「あい・らびゅー」



あ・い・ら・びゅ ....
剥がれ落ちた

爪を

見ていたの。


まるで

複雑すぎた人生を

真後ろから

眺めてるみたいでさ。


光りもしない

石を

ただ磨いていたの。

 ....
雨上がりの砂利道を
そろりそろりと踏む石の
聞こえてくる砂音に耳を傾ける
それは優しさ

道の左の林より
枝から枝へと飛ぶ鳥の
聞こえてくる羽音に耳を澄ます
それは温もり

どこか ....
山になった洗濯ものの回りで
君は
春のような
スキップを踏む
  {引用=おうちを買わなければ、よかったね
だって、お金持ちだったんでしょ?
たた、たたん}
ちいさな袖をそろえて
重 ....
覚えたての言葉で
精一杯表現していた頃
小さな町の小さな囲いで
小さな喜びを模倣していた

道端に咲いている花は
意識して歩かなくても
簡単に見つけられた
そっと顔を近づければ
鮮明 ....
正しいことを言うよりも
正しいことをすることの方が
ずっと正しい

立派なことを言うよりも
立派なことをすることの方が
ずっと立派だ

正しいことをする人は
正しいことを口にしない
 ....
はみ出した所から全てが始まった

海に浮かぶごみの中に紛れ込んだ

君宛の手紙を運ぶビンはもう

壊れきったままのものでしかなかった

それくらいいいんじゃないか

突然 ....
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
強く笑うことも

優しく笑うことも

くやし涙流すことも

勇気で怒ることも

すべて出来る君に

拍手を送ってあげたい

君は

とってもとっても

すごい人

 ....
今日もまた
灰色の空から一日が始まる
青い空は心の中に閉じたまま
銀色の光が大地を支配し
赤い光は記憶の中に収められる

今日もまた
紐でかたく結ばれた一日が始まる
網の中に入れられた ....
大切なことは
大切にするということ
大切にすることができなければ
大切なことを失うということ

大切なことは
大切にされるということ
大切にされることができなければ
大切なことが消える ....
とうとう私も年貢の納め時か
私は絶望し
傷つき
疲れ果てていた
体中から力が抜け
指一本動かす力も残っていない

その女性はあらわれて 言った
「あなたが何をしたのか分かりませんが
 ....
甦るのは思い出だけです
断片という名の時の死体です
「昨日は、昨日は、昨日は」と繰り返す事がARTだと囁く幽霊が日常です。
あなた今22歳で ボクは25歳
驚きの年代はもう過ぎた話です ....
 あたしの心
いつだってふわふわしてるの
 だ ....
あなたが

余りにも  

輝いているので  ....
北へ向かえば
沙羅(しゃら)と響く、雪の羽音―――




心地いいほどに
絡まる、しらべ
高みにずれてゆく、音階
いつだって夢から、さめたら
君が立っていた
両の手に
 ....
ゆっくりと冷えていく
宇宙の中で
生命が生まれてくる
ゆっくりと冷えていく
心の中で
情熱が生まれてくる
今度こそは明かさない
明かせないと誓っても
詩は生まれる
それは生きようとす ....
空  そ ら
雲  く も
風  か ぜ
雨  あ め
柔らかい心もちで呟けば
優しく響き
美しい思いで見上げれば
ああ
こんなにも
こんなにも


土  つ ち
水  み  ....
三秒だけ、思った
私は私をやめたいと
三秒だけ
きっと初めて考えた

ひとりでは誰一人抑えられなくて
ひとりでは誰一人助けられない
また人を頼ったから、
その人たちを困らせたか ....
機能が完全に停止した僕の体はすでに

冷たい鉄クズでしかなかった

暖かい物を抱え込んでも変化など

当然のようになかった

毎日流した涙の数は

数えきれないほど積み重 ....
ようやく晴れた青空に
風船がひとつふたつ みっつ
きっと誰かの夢にちがいない

あそこの空からも
風船がひとつふたつ

いつの間にか
空には風船でいっぱい
大きいものや小さいもの
 ....
人生とは大きな{ルビ河=うみ}

若い時は船を造る事が出来たが
歳を重ねるとその技量だけが残る
彼の体力は静かに老化した

彼の肉体は思いの他にガタが来て
少しの力で骨は折れて ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくが見ている空があるから- ぽえむ君自由詩7*06-11-30
*ミトコンドリア系*- かおる自由詩12*06-11-30
永遠- 渡辺亘自由詩106-11-30
冬の晴れた日の午後- ぽえむ君自由詩18*06-11-29
鐘が鳴る様に- 海月自由詩3*06-11-29
ゆら。ゆらり。- 愛心未詩・独白206-11-29
枯れ草- ぽえむ君自由詩11*06-11-29
明日の空は- ぽえむ君自由詩6*06-11-28
あい・らびゅー- 愛心自由詩9*06-11-28
そんな、人間- ごまたれ自由詩17*06-11-28
雨上がりの砂利道- ぽえむ君自由詩15*06-11-28
はだかんぼう- 佐野権太自由詩45*06-11-28
あの頃- 青山スイ自由詩2206-11-28
正しいことを言うよりも- ぽえむ君自由詩12+*06-11-27
フクロウのエレジー- こめ自由詩1506-11-27
漆黒の髪を愛する- 銀猫自由詩42+*06-11-27
憧れ- 愛心未詩・独白306-11-27
夢と希望の種は冬に宿る- ぽえむ君自由詩11+*06-11-27
大切はすべての始まりなのだから- ぽえむ君自由詩7*06-11-26
その後の世界- 渡辺亘自由詩206-11-26
手紙- 藍静自由詩17*06-11-26
ふわり- 愛心携帯写真+ ...306-11-26
輝き- 愛心携帯写真+ ...8*06-11-25
雪とバニラと僕らの関係- Rin K自由詩29*06-11-25
生命- 渡辺亘自由詩406-11-25
秋晴れの日に- さち自由詩13*06-11-25
三秒- Rin.自由詩15*06-11-25
こわれかけのモニュメントの像- こめ自由詩1606-11-24
空には風船- ぽえむ君自由詩20*06-11-24
- 海月自由詩3*06-11-24

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