生きてゆくちからが 愛するちからがいまもあるならば
笑い転げたあのジョ−クを 思い出してよ

僕の最初のまちがいは 生まれたことだってね
いちばん不幸なのは 君と一瞬も離れることができないこと ....
一緒に生まれてきたはずなのに
生きていた痕跡が何ひとつ残っていない
私と同じ遺伝子を持つ {ルビ方割れ=かたわ}
誰の脳裏にも浮かぶことのない
母が亡くなった 今は……
私だけが知っている  ....
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う 鳥の意識のように白い 
力つきた鼠になって 虹色の夜をまだ信じているんだろう
かすかに触れる月の落ちる音が 
僕をいっそう奮い立たせては 
深い微睡みの湖に映 ....
青い空にやわらかに花びらを開いた桜は
はち切れそうに元気いっぱい咲くタンポポは
恥ずかしそうにうつむきかげんに咲く水仙は
何を思ってそこにいるのだろう

ご主人に連れられ散歩する犬は
塀の ....
のほほん紡ぎを 日々していると、
気分の変化に 気付くことも 有ります。

疲れている時は 色がいらないと 思えたり、
音がうるさいと 思えた時期も有ると
ハッと したりね。

♪マーク ....
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った

あぁ、なんて心地よい

名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ....
もう
勘違いで傷つきたくないから

実体のある
あなたの接触を

私はただ
待っているのです

充分過ぎる時間がありました

桜は毎年咲いています
年を重ねてもきれいに

 ....
何も浮かばない
雲も
どこかへ流されたようで
わたしは
ひとり影をおくる

ことばを
知らないから
と屈託なくわらう
君のあいさつは不器用なほど
まぶしい

出会った海辺を
 ....
笑わせたい 人が いて
目の前で 笑顔が 見れて
自分も 笑えて

そんな 日々が
毎日だったなら

眉間の 皺も
消えて しまうでしょうに

刻み込む その前に
気付けることも ....
 「二月」

貪欲がこの街の草を食み
鳩は広場の雪に足跡を付ける
紺碧には忘却のゴンドラ





 「三月」

悲しみを折り畳んで春の子守唄
緩やかなカーブを横切って
風 ....
この川を もすこし下ったところにあるのが 静物園
果物や骸骨が 額に収まっている花のように静かな生き物の館
ガラス張りの館の角は どこも ゆるやかに丸く
おたまじゃくしの卵のように静謐
 ....
{画像=120412064801.jpg}

多くの季節を生きて
わたしは幾度も春を迎えてきた
そして 毎年 
いろんな桜と出会っている

真新しい制服に身を包み
新たな出会いに心躍ら ....
ポテトチップスを聞いていた8回目の桜吹雪は舞った 
クレパスは全部パステルで涙で混ぜて描いてみたんだけれど
黒い硝子の靴がどうしても欲しいと叫び散らしてるばかりで
うんざりした太陽は苦笑いをして ....
コトバは音声と意味を結びつけるしくみの総体である
コトバの本質は意味を伝達する道具

それはぼくの頭の中の愛という概念を体の生理的機能にしたがい
aiという2音素の物理的波動に変換してきみの鼓 ....
わたしは、「お母さん」になりたかったと気付いた。でも全然違う。手の届かないもの。その気になればいくらか真似は出来るだろう。でもそれにもいまは疲れ果てている。わたしには時間が必要だ。

 ....
大きな街の
大きな駅の
大きなロータリーで
人 独り独りのたましいが
何事もなかったかのようにのたれ死んでいる

 昨日まで
 そこには花が咲いていて
 春でもないのに咲いていて
  ....
満開の桜並木は異空間の美しさ
何故、永遠にこの時が続かないのだろう

散るから美しい
誰もが言う言葉
この桜色の空間の中では
無意味に聞こえる


墓参りをする人の横では
花見を楽 ....
空が俄かに かき曇り
夥しい白波の下で
大口を開けている 黒い うねりに
咀嚼されていた 北への道程で
私が見たものは
岩礁というより 貴女でした

幼い日 貴女の名を 保護 ....
背中が、腕が、 逞しい
なんて 言われると

男っぷりを 上げたな!! って
自分を 褒めたく なりながら

ハッとする
嗚呼 アタシ 女だったや

でもね 強く 生きる その為に
 ....
おしつけがましい
きぼうが
わたしのみらいを
とかしていく

せまいへやでいいの
あたたかいひのひかりを
すこしだけください
そうしたら
それだけでいきていけるの

あめのひの
 ....
おきあがり こぶしだと 思ってたんだ

起き上がり 小法師 だったんだねぇ
子奉仕でも 胞子でも なかったんだ

拳 とか 辛夷とか 思い浮かべて
握る握力の強さを 感じながら
転んで痛 ....
病院のベッドに三日間泊まった
聖なる牢獄に三日間も居たんだぜ
すごいことさ

可愛い看護師さんは小首を傾げて言った
何処に居たってあなたの生きる不安は同じでしょ
そう彼女はとても魅力的でセ ....
{画像=120408072250.jpg}


 春、春、春、桜吹雪

ひらりと花びら
僕の掌に 舞い落ちた
そっと 握りしめて
指の隙間に閉じ込める


 ―― 縛ることが愛だ ....
自己保身を 考えてしまうと
動けなく なって しまうから

行動しようと 思った 気持ちは
偽善だったのか と
ハッとする 瞬間 

でも 気持ちは 本物だよって
自分を 自分で 慰め ....
あの人はどうしているのでしょうとふと強く思いませんかまるで野鼠のようだねとうすら寒く手を差し延べて状況はすっかり変わってしまい僕は初夏の河川敷にいる陽なたに群れている椋鳥たちを眺める辛いだろうか寂しい ....      四月  灰色の午後
    
     湿った雪が舞っている


    人生で何度目のことだろう
   
     心は鉛の錨となり

    失望の海に深く下ろされてい ....
うたわないでください
桜花爛漫と咲き誇る花々を
うたわないでください
眺めるだけで良いのです

もっと強く
もっと高く
飛べる翼をください

君に出会って
私は生きる上で最も大切な ....
そんな名前のアーティストがいたなぁ と
返信しようとして 気付く

ポケット と ビスケット
その コラボレーションで
思い出す

とても 元気の良い 女性ヴォイスには
励まされる ....
光る虹を追ってぼくは飛び出した

確かにそこに虹はあったけれど

ぼくにはもうぼくがない
丹精米たから
美しいのでは無く

泣きながら 味わうから
塩っ辛くなる

舐めた舌が 何枚あっても
構わないよ

一番上ダケ
丁寧に 剥がすから

ペイントされたのは
今日の ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こいのうた/2012- 梅昆布茶自由詩912-4-16
【_ペルソナ_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-4-16
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う- マーブル自由詩5*12-4-16
- わすれな ...自由詩5*12-4-15
のほほん紡ぎ- 藤鈴呼自由詩2*12-4-15
アクセルに心酔- 三奈自由詩15*12-4-15
桜に。- 森の猫自由詩11*12-4-14
いっしょに歩こう- かんな自由詩6*12-4-14
笑わせたい人- 藤鈴呼自由詩3*12-4-14
二月- 乱太郎自由詩14*12-4-13
静物園- るるりら自由詩1512-4-13
【_桜アルバム_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-4-12
ポテトチップス- マーブル自由詩2*12-4-12
aiという音素- 梅昆布茶自由詩1812-4-11
母親- はなもと ...自由詩712-4-11
たましいだまし- そらの  ...自由詩512-4-11
- 無限上昇 ...自由詩912-4-10
Mへの_手紙- るるりら自由詩20*12-4-9
たくましい人- 藤鈴呼自由詩2*12-4-9
生きたい- 森未自由詩9*12-4-8
こぞうこぶし- 藤鈴呼自由詩2*12-4-8
自由或いは生きる意味- 梅昆布茶自由詩2212-4-8
【_花びら_】- 泡沫恋歌自由詩12*12-4-8
堂々巡り- 藤鈴呼自由詩2*12-4-7
迷う- 宮岡絵美自由詩412-4-7
__尽きぬ恵み- ただのみ ...自由詩20*12-4-7
断片- 渡辺亘自由詩112-4-6
ハモった季節- 藤鈴呼自由詩1*12-4-5
無題- そらの  ...自由詩4*12-4-4
丹精米- 藤鈴呼自由詩1*12-4-3

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