温泉に浸かり身体を温める抱き合うような愛を感じる
夜明け待つ富士山頂で待つ僕ら朝日に映る君は女神だ
不自由も辛さも生きる証でも耐える身体に限界は来る
山崩し新たに団地作られる環境破壊 ....
君を思う気持ちに
理由なんていらない
香水に込めた願い 純心
触れた手のぬくもりと
未来の一ページを
つなげるように
涙も消せると
信じたあの夜
強すぎる雨も
....
淡く褪せた
印画紙
残る影を
指でなぞる
落としたなんて
嘘をついて
まだ持ってる
アレ
砂に埋もれていく
記憶の再構築
あなたの悲しげな瞳が
頭の片隅に
何度も巻き戻していたかった
擦りきれたテープのように
ぼやけても色褪せても
あなたの肌の感触は
鮮明に
時間 ....
もしもうひとつのパラレルワールドがあるのならば
その世界の僕はどういう人生を歩んでいるのだろうか
もし幸せな人生を送っているのかな
僕の人生と取っ替えっこしないかい
君が死ぬと ....
ここは最果ての地
なぜ僕らは
笑える程
傷つけあわなくてはいけないのか
ポスト・ポストモダンの夕暮れに
冷たい雨の濡れそぼる
光も影もない虚無に
まぼろしだけが透けて見える
エゴイストの鳥はうたう
自分の目で見えた世界を
自分だけの声で
うたで
エゴイストの鳥はうたう
知っていると
自分のものだと
エゴイストの鳥は
エゴイストであることも知っている
....
私の悲しみが
雪となって落ちてきた
ひらひらと
黒い髪に休むように
静かに
手のひらの温もりに迷い込むように
いつまでも
止まない
白い悲しみ
どこまでも
染めていく
....
すてきな夜を
二人でナイト
今夜は
もう
帰さない
素敵なナイト
今夜は
眠らずに
踊ろう
今夜は
踊り明かそう
君と二人
君は
まるで
天使のように
笑顔で見つ ....
明日は
卒業式
それぞれの
思いを胸に
新しい道へと
旅立っていく
三年間
過ごした
友達とも
もう
お別れだ
みんな
みんな
新たな
希望を抱いて
それぞれの道 ....
タンクトップが好きだったとか
ひといきで伝えきれなくなりました
あおい湖畔で食べたサンドイッチ
今頃土にかえっている
月がきれいねといいつづけて
玄関のドアのすきまから
朝焼けがひきの ....
東北ではとっくに
初雪が降ったそうだ
私は今日も命を無駄にして
偶然に生きている
また会おうね
そう言って会えなくなったのは
もうずっと前のことで
いつか忘れてしまうだろう
日付だ ....
人それぞれの
生き方があり
考え方もある
人との
違いを
何故だか
悪いことに
とらえて
いないだろうか
自分と
違って
当たり前
人と
違って
当たり前
だ ....
壊れたものを修理にだしたけれど
どこの店に行っても直すことができなかった
別れ際のあの不意な涙は
今も僕の掌に落ちて染み付いている
必ずハッピーエンドになるとは限らない
....
人を
傷つけて
何も感じないのは
とても悲しい
世の中は
信じられないようなことが
たくさん
目の前に起きている
人の
痛みも
わからないのは
自分の痛みも
わからない ....
あなたのことが知りたい
あなたの手に触れてみたい
あなたに抱かれたい
あなたの
すべてが
私はほしいんです
あなたの
すぺてが
知りたいんです
恋に
落ちていく私に
....
あなたに
会うことは
やめました
それは
なぜかって?
あなたの
新しい
恋人に
水を差すようなことは
したくないからです
電話を
掛けるのも
止めました
あなたの
新 ....
君が
とても
好きだ
愛している
君の素顔が
とても素敵
心優しい
思いやりのある
君を
僕は守りたい
ずっと
この手で
抱きしめたい
もう
二度と
電話に出ない
もう
あなたには
逢わない事にしました
逢えば
辛くなるからです
逢えば
悲しくなるからです
あなたには
気があった
彼女がいる
あな ....
あの文字に似ているから
今夜こそ捕まえようと思うんだ
月という船の不安定さをどこまで僕ら
楽しんでいられる?
なじみの香辛料が
食欲をくすぐる街角
窓の光が映る道
孤独という冒険 ....
風が笛を吹いて
こっちにやってくるよ
子どもたちを
さらいにやってくるよ
どこに連れていくつもりさ
風が太鼓を鳴らして
こっちに向かってくるよ
こどもたちの帽子を
さらいにやってく ....
あなたの
気持ちが
わからない
私はいつも
恋をするのに
真剣なのに
あなたの
気持ちは
わからない
いつも
カラカラ
空回りなの
また
今回も
愛していると
言 ....
あの人は
もう
忘れたのかしら
私の心が
届かない
あの人は
気が付いていないのかしら
私の思いは伝わらない
何も
感じてはいない
振り向いてもくれない
あの人の心は ....
夢をみた
ふかいいふかい沼にはまりこみ身動きもとれず
出せる声は呻くような無様な音のみで
がいこ がいこと鳴くイキモノが迫っては消える
暗いとも明るいとも言えぬ景色は
これがこの世界の果 ....
唇の上で小さく呟く
『好き』
困ったように{ルビ苦笑=わら}う
『ありがとう』
何度 こんな言葉を掛け合っただろう
ね 一言言っていいかな?
優しい君に 温かな君に 愛 ....
胸が苦しくなりました
雨がふったから/あなたをみかけたから
なんだか切なくなりました
一人だと思ったから/負けたと感じたから
愛しいと思いました
いじらしかったから/がんばってたから ....
その腕を伸ばし光を遮り
覆い茂る葉の濃い緑は
生きている証 生の強さ
ぽとり
先からこぼれ落ちる雫で
小さき命を救いながら
静かに立っている様は壮大な命
私に目もくれず
拒まず ....
据え膳の味を思い出さない男
なんて
今この時私より欲しいものがない
って言えない
なんて
あなたは
一体
どこまで
可愛いの
はしたない
口を引き裂いて
私は
今日も
....
木枯らしがからからと乾いた音を立てる
あらゆるものの輪郭がくっきりと描かれ
移り変わる季節への感傷に浸りたいのに
冷えた手は無意識のうちに摩擦を起こし
細胞の根元から発信される欲求を満たそうと ....
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