窓の外で雪が舞っている 
窓ガラスについた雪の結晶は
やがて溶けて 
雫となって流れ落ちる 
涙のように

こんな雪の日だった 
あなたとふたり雪の中を歩いたね
吐く息も白く 
 ....
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愛のクロニクル

僕たちの幻想記号はI

無常をつかさどる伯楽はきょうも酔っ払っているし

ぼくの心も穴だらけだ

もう希望の歌はうたえないのだろうか


 ....
青空が
ぴかぴかぁ
光っている

曇っても
びしょ濡れになって
恐怖が
降りそそいでいる

Atomic sunshine
見て見ぬふり
しない 君は 見えない
素粒子の中で
 ....
今日もあの子がからかわれていて
わたしはそれを見つめていました

わたしは傍観者でした。
わたしは今日も傍観者でした。


今日も河原にごみがすてられていて
わたしはそれを見て家に ....
暑いなぁと 思った
ユニフォームの下には
長袖シャツ

腕用の 日除け手袋は
繊維が 絡み付いて
痒く なるから

ユニフォームは
市職員と同じ
ジオサイト限定なので

何だか ....
誰かが言ってた

ハッピーエンドな映画しか見たくないって

私は言ったよ

幸せな恋愛映画はつまらないって


終わりが良いのは己の恐れ

1+1を10億にして

明日を昨日 ....
「春夏秋冬」  菜穂&ペポパンプ作

(春) ペポパンプさん

雪どけの水が冷たく
花が咲き始める
まだ風は強く
一面黄色になる。

(夏) 菜穂

咲き誇る花々は
焼きつく日 ....
東京よりも冷たい 氷の陸地
夜もしんしんと深まって
冷え切った雪が
我慢出来ずに
{ルビ懐=ふところ}に落ちていきます

散らばった日本語が
冷たい雪で{ルビ埋=うず}もれます
私一人 ....
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー

ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました

恋愛に悟りなんて必要ねえしと

思われるかもしれませんが

仏陀の ....
授業をこっそり抜け出してみたり

夜の校舎にしのびこんでみたり(そのあとは校庭で花火する)

屋上への扉の鍵をあけてみたり

自転車の二人乗りをしてみたり


どれもこれも、いけ ....
花は咲かず
風は吹かず
空は暗やみ
ぼくはひとり

いやひとりではなく
ぼくの夢を行き来し
ぼくを奔弄するシャドウたちの
愛すべき
憎たらしい口づけ

ぼくの前に道はなく
 ....
心の声を聞くのには
耳鳴り程度がちょうどよい

不必要な言葉は聞こえない
でも 
自分の愚かな声は聞こえてしまう

月と太陽が逆さになって
月明かりで過ごすこの世になったなら
余計な ....
僕の彼女にはストーカーがいて

僕は2番めのストーカー

夜のアスファルトを這う獣


15の夜から変わらない獣

今日も素面で盗んだバイクで走り廻ってる


軋むベッドを今で ....
十二月某日
この地はまだ吐いた息が白くならない
気温はこの時期にしては穏やかである
相反して 福岡の繁華街は喧噪としている

次から次へと
多系統の行き先を掲げた市バスが滑り込み
 ....
にわか雨が遠ざかったあとの 特別な においがして
草むらの開花のそぶりは どれもこれも霧の中 
足にからむ露を 蹴散らしなから
花畑を駆けぬけると 遠い山は ぐっと近くなり
鬱蒼 ....
もっともっと遠くへ
もっともっと扉を開いて

今を抜け出し 過去を振り払い
運命の輪を 回していくんだ
そうでなきゃ
息が詰まってしまいそう

みんなが進む道
私が歩む道

それ ....
ポケットから
手帳を取り出す手が冷たい
ことばを整理する
その過程で
冷えてゆくものも温まるものもある
あられが窓をしきりにノックする
冬が訪ねてくる深夜

うまれてきたことに感謝し
 ....
何度決意しても

捨てられないものがある

過去に生きているわけじゃないけど

宝物のような思い出は。

そっとそっと
しまっておいて
温かいままでいたい

こんな寒い雨の夜に ....
同じ時代に生まれおちた奇跡

同じ時を刻み
同じ空気を感じ
この瞬間の風を受ける

あの空も
あの月も
大地の声も

共に感じる事が出来るこの世に
生息している今を感じながら耳を ....
「カリヨン」

                 乱太郎

さっきまでの淋しさは
          何処に

さっきまでのうっとう ....
別れた女房に言われたこ

ダメなものはいつまでたってもだめだって

そうなのだろうか

ダメなものだって少しは世界の愛を知っているものだ


生きとしいけるものの愛を栄養にして僕 ....
命は生まれ、命は消える
終わりなき命の連鎖には
百の千の虚しさがある

無駄な命など無いさと
何度も自分に言い聞かせてみた

人の意識に留まる事もなく
人の心に残る事もなく

理解 ....
雨の降りはじめる 特別な においがして
猫のヒゲがゆれる
森の虫が 鳴いて その余韻の先で
おこめのたける匂いは
のりしろのにおい 

やま と たに を
のりづけしようと  ....
月曜日
突き刺す気嵐の中
若い女が ビールを振る舞う
突き刺す気嵐の中
マネキンの片手に数羽の鳥が止まる

火曜日
隕石が飛び交う真夜中
若い女が アイスを振る舞う
隕石を避けて生き ....
拳を突きあげて
つきつける
つきつける

息してる
息してる
生きている身


感性を掘りさげて
彫っていく
彫っていく

おごるな
おごるな
おごり多き理性

 ....
落ち葉は舞い上がり
私の心を吹き抜けた

はらはらと
はらはらと・・・

舞っては落ちるその作業を
何度繰り返してきたのだろう?

木漏れ日が頬を射す
目を細めれば 見えるあの空
 ....
時間がないと

あなたの声がして

水色のひかりが

瞬き続けるのが見えた


深淵を覗き込もうとする無数の眼を

ひたすらかき分けて進む

子どものような眼で

誰も知 ....
空を朱に染め、
太陽が堕ちる

キミを失う世界で
僕は怯えている


絵空事の未来描いてた
瞳閉じたまま崖を行くような
愚かで自由な旅路

繋いだ手の熱があれば
何も怖くなかっ ....
言葉は
人の心を犯す細菌にもなる

心の中と言う 見えない場所に
どうにもならない感情を巻き起こさせる

時に 心を感動に導く事もあるが
人はどうしても 苦しみに焦点を当て
いつまでた ....
          指関節をなんど曲げても
          言葉がどこにあるか
          わからない


人類の要素のひとつ わたくしも
紙とペンで書いた言葉を 今は ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_雪の日_】- 泡沫恋歌自由詩12*11-12-8
愛のクロニクル- 梅昆布茶自由詩211-12-8
And_you_are_the_sunshine- 野澤 尚 ...自由詩3*11-12-8
傍観者- 森未自由詩5*11-12-7
テクテク- 藤鈴呼自由詩2*11-12-7
恋愛映画の結末は- 菜穂自由詩4*11-12-7
「春夏秋冬」_(連詩)- 菜穂自由詩4*11-12-7
雪が降り始める頃- subaru★自由詩12*11-12-7
親父の訣別- 梅昆布茶自由詩711-12-7
いけないこと- 森未自由詩4*11-12-6
- シホ.N自由詩211-12-6
耳鳴り- 菜穂自由詩6*11-12-5
ストーカーの夜- 梅昆布茶自由詩411-12-5
「ね」はあげたくない- subaru★自由詩14*11-12-5
人は咲いている_虹色に- るるりら自由詩9*11-12-4
- 菜穂自由詩3*11-12-3
冬が訪ねてくる深夜- かんな自由詩16*11-12-3
捨てられないものがある- 森の猫自由詩18*11-12-3
時を共に- 菜穂自由詩2*11-12-2
「カリヨン」+「ケロヨン」- 乱太郎自由詩1711-12-2
世界は愛に満ちている- 梅昆布茶自由詩211-12-1
月の囁き- 菜穂自由詩2*11-12-1
桃源郷- るるりら自由詩11*11-12-1
マネキンの若い女- subaru★自由詩16*11-12-1
僕はどこに- シホ.N自由詩411-11-30
移ろいゆく心- 菜穂自由詩4*11-11-30
鳥の意思、それは静かに- 宮岡絵美自由詩211-11-30
孵化〜polsation〜- 涼深自由詩411-11-29
コトノハ- 菜穂自由詩3*11-11-29
痴呆の季節- 乾 加津 ...自由詩17*11-11-29

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