ぼんやりと 外を眺める
雨の日
誰もいない校庭

賑やかな廊下 教室

ただ 退屈な、
いや、馴染めないでいる
寡黙の私

語りかけてくる
言葉をさえぎるようにため息

チャ ....
日傘を差した女の影が


歩道の凹凸を滑って行く



            踵を返す青い熱帯魚
            フルートの鋭い閃光
            アイスピックを ....
アナーキーリストではないけれど
抑えきれない 破壊衝動
抑圧された感情が 噴火する 私を突き破って
今が平和な世界だなんて 捏造された幻影で
現実は腐蝕された世紀末の様相
全てを破壊して 新 ....
*俺は無差別主義者じゃねえ けれどよ・・*




いつもひょっこり顔を出す

厚い扉の向こうから

忘れた頃に


開け放つのは

私が私であって

貴方とそれほど違 ....
上も下もない
箱の中にいるときでも
外には星があるのだろう
みえなくてもあるのだろう

信じているとつぶやく
証拠がみたいとつぶやく

きっとそんなものはないのに
それでもほしいと願 ....
父の日が
なにごともなく過ぎていった

大きな肉も
豪勢なおさしみも
激励感謝のラベルのお酒も
関係のない私の昨日

ふと
私の父があわれになった
今どこにいるのかわからない父が
 ....
言いたいことだけ言って
消えてしまう卑怯者
なんで 逃げ出すのかな
別に喧嘩する気もないけど
空っぽの主張って虚し過ぎない?

偽善やきれいごとで 世間の注目を集めて
その実 無意味な言 ....
1年前の今日は
てっちゃんと
スタートした日

傷心しきっていた私に
てっちゃんの存在と毎日
伝え続けてくれる
【愛の詞】に感謝します

1年記念に
サプライズで
"似顔絵こけし"を注文
あまりにも似 ....
あなたが発する
魔法の言葉


また明日な。


これだけで
ものすごく
ホッとして
救われる。


また明日ね。
明日は
どんな話をしようか。
明日は
どんな話をし ....
故郷が二つもあると自慢する君を照らした夕陽が笑う

「幸せになれない」という君の声幸せの中にいるのに不思議

カタカナで書かれた文は読みにくい角が尖って冷たい印象

家の庭家族も猫も ....
 
思い出の国に目覚める眠り姫

映画を観たり、キスしたり、

その度、僕の胸はキュッと痛くなる



 
おれは殺風景
 がらんどうで埃濛々


 だから昼の檻に閉じ込められた
オオミズアオなんか見つけると
こんな錆びついた工具のような手をしながら
そっと 捕まえてみたくもなるものさ

 ....
私がその色を好きなのではなく、
その色が私を好いているから画面で美しく輝いてくれるのだと
そういう自惚れた考えかたをしていた10代の頃

私とその色とが共鳴しているのだ、と思っている今

 ....
スパイラルの踊り場を形成している
      郊外の台地にたたずんで
黴臭い俯瞰図をひろげたとき

ベートーベンの交響曲第六番こそ
       漂ってはこなかったが
青い無窮の虚空に飛翔 ....
彼はその 小さな両の腕に
美しく小さな光を放つ 玉(ギョク)を抱えて産まれた
そう、彼こそは
明けぬ夜の闇に支配されし世界に
再び光を授けんとする使者である

月のむすめは 彼の誕生を知り ....
増毛剤カタログふえても髪増えず

亜麻色の髪の乙女に足踏まれ

夜が来る妻の叱咤の恐ろしさ

おじ散歩犬と一緒に立ち小便

借金のかたに妻をいらないか?

足摺岬とこずれの母思い出 ....
いつもなら
三月にくるはずだった
つばめがまだこない

家族はなにもいわないまま
その空間をみていた

朝 つばめが
そこにとまっていたから
ふんわり空気がやさしくなった

少し ....
雨の日に
西瓜をノックすると
入ってます、と声がする

ぽこん

西瓜まるごと持つと
かなりの重量感があるのに
成分はほとんどが水なんだってね
ふうん、そうなんだ
果物を食べると
 ....
きみは あまいよ 
けれど きみの人生が きみに期待しているのは
すべての雨の音を聞いて 
すべての風に こころを寄せて

甘く実らせることさ

-------------------- ....
男爵は いつも無口で
広いとはいえない 館の庭で
空を見上げて過ごしている
男爵は いつもひとりで
社会情勢にはまるで無関心
話しかけても 退屈そうにまばたきするだけ

男爵の世界はとて ....
それは冬のひどく雨の降る日の夕方




雲に隠されて夕日なんて見えなかった



私は独り車内に残されて



しわくちゃの一万円札を持たされていた



夜になる ....
私とリリーは旧知の仲で しょっちゅう双子に間違えられた
リリーの周波数は私と同じで
二人でいれば何でも乗り越えられたんだ
だけど 私は知っているんだ
リリーの方が賢くて
リリーの方が絵が上手 ....
来世でも
ふたりが出会える目印に
名前をつけた
名前おぼえた
お互いの
泣く声 叫び
そのまんま
音にしてみて
言葉じゃ
まるごと
伝わらない
体験
気持ち
音にして
君が ....
気が付けば10年
愛する人に
ゴハンを作っていた

沢山の手料理を覚えて
最近はレシピノートを
つけてます

休日はお菓子作り♪
お仕事帰りの疲れた君に

食後のデザートは
焼きプリン

レシピノート ....
汚れちまった悲しみに……
中也の悲しみは
なんだったんだろう?

彼は孤独人
人を欲っしながら
人を拒絶していた

誰にも理解されない
運命を受け入れた
その引き換えに
神から創 ....
私たちは雑食で 草でも肉でも食べているけど
全て命あるものであって 命を頂いているわけだよね
つまり 私たちを創っているのは他の命で
私たちを動かしているのも他の命

私たちのために殺された ....
チョコレートみたいに
小さくてもしっかりあなたを癒せたら

自然に
するりととけるように

ゆううつなときも
かなしいときも

小さな粒は
味方になってくれる

チョコレートは ....
その花は皆太陽を向いていてうつむく私をたしなめている

うつむいて歩き涙が零れ落ち愛した君の輪郭を消す

朝露を人差し指で払っては眼鏡を外した貴方を思う

雨上がり君の唇と ....
水の抜けたプールサイドで話してた言葉は夜に溶かしてしまえ

涙さえ夜の前では無機質で恋してたって今更気付く

友達のはずだった君 空メール 無意味に夜を蹴飛ばしていた

さよ ....
瞬く
瞬く

まばたく
またたく

煌く
嘆く

いや
嘆かないで

何度も 話し合って
決めたこと

双方が
こくん と
頷いた
筈だったのに

何故
違う ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
走る- ちゃむ自由詩312-6-20
白昼夢- ただのみ ...自由詩25+*12-6-19
アナーキーとしての現代社会学- 無限上昇 ...自由詩212-6-19
差別君に告ぐ- ドクダミ ...自由詩212-6-19
目印- 朧月自由詩312-6-18
別世界の父へ- 朧月自由詩312-6-18
偽善者の思うこと- 無限上昇 ...自由詩312-6-18
記念日- ちゃんこ携帯写真+ ...212-6-18
またあした- 日向なつ自由詩112-6-18
夕陽が笑う- 夏川ゆう短歌112-6-18
眠り姫- 殿上 童自由詩20*12-6-18
光が煙のように立ちこめていた- ただのみ ...自由詩17*12-6-17
プルシャン・ブルー- aria28thmoon自由詩312-6-17
もしかしてある日(四)- 信天翁自由詩112-6-17
光闇論- aria28thmoon自由詩112-6-17
哀しみのおやじ- 梅昆布茶川柳1712-6-17
つばめの家- 朧月自由詩612-6-16
雨の日に- そらの珊 ...自由詩17*12-6-16
マスクメロンお嬢様- るるりら携帯写真+ ...1312-6-16
無口な男爵- 無限上昇 ...自由詩412-6-16
それは雨の。- 永乃ゆち携帯写真+ ...6*12-6-15
リリー- 無限上昇 ...自由詩512-6-15
- Wasabi 自由詩112-6-15
焼きプリン- ちゃんこ携帯写真+ ...212-6-15
【_プラスチックな夜_】- 泡沫恋歌自由詩14*12-6-15
食物連鎖とパパ- 無限上昇 ...自由詩412-6-15
チョコ- 朧月自由詩412-6-15
花模様- 永乃ゆち短歌2*12-6-15
夜、或いは独りという事実。- 永乃ゆち短歌3*12-6-15
少しだけ神秘的- 藤鈴呼自由詩1*12-6-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244