赤く ね
実がなったら
もう秋風が ね
襟元を通り過ぎて ね

あなたの腕が ね
恋しいの
静けさを呼吸して
ふくらんだ悲しみをはく
そんな自分を少し可哀想だと思う

今日も一日、雨だったから
なんて、理由にもならない

何となく電源を入れた
パソコンがウィーンっていいながら ....
毎日不安だった

誰も私を必要としてないんじゃないかと

誰かの一番になれないんじゃないかと

だから毎日寝れなかった

暗闇の中で一人

泣くことも出来ず

ただ、ただ

 ....
「逃げる」を見つめてました


ある時は空腹から逃げました
耐えきれずに食べてしまったのです
あんパンは美味しかった
すぐに食べられることの幸せで
逃げていたことを気づかないふりをしまし ....
病院の朝食のバン

焼いてないし
おいしくもないけれど
このパンを
食べるしかない

選択の余地など
ない

好きなひとに
好きって言える
余地もない

独り
想いを募ら ....
{引用=するとすべて
こうして、秋が呑む飴色の庭に流れ入る日々
立ち尽くすことはできないから倚りかかると
ステンレスの台がたわむ
窓の



暗く黄昏れる湖
刷毛の肩に金のほつれ毛 ....
 仮面をした、まま 僕らは二人
 キスした 抱き合った
 仮面越しに 互いの熱、を感じながら
 も 指先の感触一つ
 探り当てることが出来ない 見つけられない
 悲しい程 隔てられた
 叫 ....
 君に好きと告げるのに あたしは言葉しか持ち得なかった
 柔らかい口付けもない 抱擁も出来ない
 体を持たない 文字である あたしには
 素足でタタタッと 駆け抜ける 白い紙上を
 “此処”か ....
ひとつの
あいまいな

それでも
確かに
ちいさな明かりに
包まれていた


吸い込んだ潮風が
いつの間にか
冷ややかで
胸いっぱいに
広がるから

{引用=もう少し
 ....
あなたからの連絡がなくて



あと五分後には
来るかも

なんて



あと一時間後には
来るかも

なんて



繰り返し思って



ケータイ握りしめ ....
わたしがまだいきているから

かなしくてうれしくてたのしくてさびしい

それにきづいてしまったので

ひとりでおどるつきのよる


まっしろなまっしろなかみをひろげて

そのうえ ....
君がいると知ってたら

よろこんで

迷い込みに行ったのに
美しいものが好きだ。

汚いものが嫌いだ。

でも


汚いものの中の

美しいものは好きだ。
昨日、暗くなってからした喧嘩は
今朝のうちに
昨日使った天ぷら油と
一緒に固めてしまうことにした
まだ熱いうちはなかなか固まらなかったけれど
なんとかゴミ出しの時間までに固まったので
きち ....
わたしに銃口をむけたら
あなたよりも速く撃つ

その瞬間を待って
わたしは草陰にひそむ

マシンガンのような武器は持たない

細い糸を張り巡らせて
その瞬間を待つ

あなたよりも ....
眠る前に
くちびるの形だけで
あなたのなまえ
を呟いてみたら
ほろほろと
星が生まれてく

夜は
思ったよりも深くて
あしたの方向で
あなたのなまえの星が揺れてる
不器用にしか進 ....
太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
暗すぎて見えない?

明るすぎて見えない?



あたしの中身
コトバでは
言いきれない
気持ち

また夕暮れが
きた

今日も
あなたに
会えない

会えても
どうにもならないことくらい
わかっているのに
会いたい


会いたい


話したい



私にとって



あなたは水なのです
ね、
だから言ったでしょ。

痛い思いするのは
あなただけだって。

あなたは
わたしを
抱きしめることさえ
できない、

手折ることさえ
できない。

さよなら。

背をむけて
去っていくあなたより ....
あの夜
ふたりで
約束したね

満ち満ちて
まんまるな
お月さまを
証人にして

約束は破れて
遠く遠く
はるか
なつかしき場所へ

そんなことも
きっとあのひとは
忘れてしまって

わたしも
しばら ....
 きっと僕ら 互いに
 いつだって 一方通行
 「君の事など構うものか」の、お得意の戦法……手法
 コミュニケーション(?) のような意思疎通で
 身勝手に 互いに相手を カテゴライズ……(臆 ....
犬でもなく猫でもなく
人間に生まれ

大陸ではなく
島国に生まれ

今という
時代に生まれ

五体満足で
生まれてきたこと

When we can express our g ....
左手の
見えなくなり始めた傷
手首の辺り
親指の辺り
よく探さないと見つけられないほどの傷
もちろん痛みはない


この手を噛んだ犬は
今頃どうしているだろうか


人間に飼わ ....
どこにだったか
どこでだったか

てんしのこえきいた

いつだったか
うまれるまえだったか

てんしのこえたしかにきいた

なんていったか
なんかいったか

てんしのこえ ....
こんなそらは
ボクには痛い

優しすぎて

こわくなる

抱きしめた感触
サヨナラのすべて

思い出して

こわくなる

こんな
羊雲は
すべてを
守るために
命を守るために

君は
戦う
君は
英雄
かっこいいね
心壊れた
大切なものを
踏みにじられた

悲しむことも
知らない
己が
汚されるのも
恐れない

奴は
悪魔か
死神か
刃物で
人を斬り
滴る血を見て
薄く笑う

 ....
誰も
信じたくない
誰とも
話ししたくない
顔も見たくない

全てが
うそ臭く
見えて
全てが
きたなくて
大人というものが
信じられない

傲慢に見える
卑怯に見える
 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハナミズキ- 彌月自由詩3*08-10-1
静けさを呼吸する- タマムシ自由詩11*08-10-1
ありがとう_〜友達に送る言葉〜- 結華自由詩3*08-9-30
「逃げる」- 小原あき自由詩11*08-9-30
今朝のパン- 風音携帯写真+ ...908-9-29
キッチン- norif自由詩1208-9-29
愛読者、書- きりえし ...自由詩3*08-9-29
君に好きと告げるのにあたしは文字しか- きりえし ...自由詩4*08-9-29
波打ち際の- こゆり自由詩6*08-9-28
まちぼうけ- 愛心自由詩5*08-9-27
おどる- 自由詩208-9-27
誘惑- 愛心携帯写真+ ...8*08-9-27
びてきかんかく- 愛心携帯写真+ ...6*08-9-27
ゴミ置き場- 小原あき自由詩8+*08-9-26
ゲリラ- タマムシ自由詩4*08-9-26
わたしとあなたのせかいがつながればいいのに- 夕凪ここ ...自由詩808-9-25
ふたつの輝き- 乱太郎自由詩11*08-9-24
逆光- 愛心携帯写真+ ...1*08-9-24
夕暮れ- 風音携帯写真+ ...608-9-23
葛藤- 愛心携帯写真+ ...4*08-9-23
独り言- 風音携帯写真+ ...208-9-22
約束- 風音携帯写真+ ...408-9-21
辿れ輪郭- きりえし ...自由詩2*08-9-20
素敵な命令- 三奈自由詩5*08-9-20
六つのし- 小原あき自由詩21*08-9-18
きいたよ- 乱太郎自由詩10*08-9-18
羊雲- 風音携帯写真+ ...408-9-18
英雄- 妖刀紅桜自由詩3*08-9-18
暗闇- 妖刀紅桜自由詩3*08-9-18
崩壊- 妖刀紅桜自由詩8*08-9-18

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