脱衣所の

  明り僅かに 


湯舟には

 キャンドルの炎だけ

    香る夜
 
人類諸君 諸君らの敵は人類である。

ちきゅうえい】という言葉を 覚えて以来、基本 ご機嫌だ。


地球影とかいて ちきゅうえい。ちきゅうゆうえいとは 関係ない。
澄んだ ....
殺虫剤のニオイが
指から取れない
何度洗っても

だいっッ嫌いな殺虫剤のニオイが
スプレー缶のボタンを押した指に
染み込んで 汚点ついて
取れない いつまでも

だいたい人の寝ている ....
何も無い誰もいない音も光りも

白い道がただ続いているだけ

何時からこの世界にいるのだろう

遠い昔のような気もするし


君の声が聴こえなくなって幾度か宇宙は生まれ変わったから
 ....
イエスの精神
ノオの精神
絶対の精神
隣人への愛

世紀末の精神
救世主の精神
ロゴスの精神
はじめにそれはあった
そしてそれの逆襲

敵を愛せ
ばら色に
暮れてゆく空
 ....
通り過ぎてゆく笑い声
背筋をノックする人差し指
忘れない

ドレスのチャックを上げてくれたこと
わたしに腰をふらせたこと
忘れない

隠れ場所のなかったこと
なんて答えていいか
分 ....
生きていくのは
老いゆくこと
病む心身ともに
死にゆくこと

愛でたいものとは
いずれ別れる
怨みつらみは
つのるのみ

求めるものは
手に入らず
感覚過剰で
脳の混乱
 ....
あなたの書くものに
目を通すのは
もう日常になっている

そして 感じたままを綴ることは
出さない手紙のようだ

返事もなければ
読まれることもない

いつまで続けるのだろう
あ ....
はだけた空の向こう
だんだんと透明になる秋の模様と
そろりとかき回す
乾いた、みどりいろ


やがて
脱ぎ捨てていく
いちまい、
いちまい、
はらはらと、
はらはらと、


 ....
最近はお金が無くて彼女とデートもできません

美しい格差の国は何処のはなしなのでしょうか


高村光太郎では無いのです〜がちょっと頭の軽い彼女と

悪癖に懲りない僕との明るい毎日です
 ....
七千八〇〇万年前の先史時代の海で、プレシオサウルス(Plesiosaurus)は、赤子を産んで育てていたらしい、胎児の化石の写真でやっと記事になる、現代で

 風に吹かれて なずんでいくから
  ....
現実はどこまでも
不確かだから
その愛し方を教えてほしい



これはあくまで想像だけれども
わたしやその他の女性を抱くとき
あの人はことばの風景の中にいて
女というひとつのこ ....
この香りが五月でもないのに
懐かしさが全身に{ルビ迸=ほとばし}る
僕は気になる この香りが

逆らいに倒れた僕をそっと
この華奢な体が抱いてくれた

揺れまいと
木の葉が{ルビ頑=か ....
あの軒先から香っている金木犀
もう暗い、足音一つの帰り道
そういえば一緒に歩いたっけ

「しばらく、もう会えてませんね。
目が二個と口がひとつあったことは覚えているけど」

手紙から日常 ....
笑って 笑って
笑って キャンディ
昨晩のアニメでもちきりだから
何かこう 一途を共有したがるっていうの
かがやく未来の乙女だったか

平和の先は怠惰の坂道
さらけだすよねぇ
そんなつ ....
「ド−ナッツ」

ドミノ倒しの疲労感
帰ってはベッドへ真っ先に
忙しかったご報告

どこまで
転がりつづける
仕事場とマイホ−ムの
同じ顔した四角いダイス

取りあえず
甘いエネルギー源補給と
三日 ....
まわるる
よるわる

干涸びた窓は
口を
ぽかりとあけて
午後は
時間は
吸収されつつあった

膨張している



収縮の二十日間

回転中
カレンダーの日付を ....
 
言葉は「普遍/(変容)」に生き続ける

闇から削り採られたひかりに僕は生かされる

デフォルメされるいのちそして言葉の装飾画

公園には風ひとり

(忘却)肉体の未来への「透明/ ....
兄貴が欲しかった
5つくらい離れている

いつも あたしを気にかけてくれて

「 こらっ ダメだぞ」
っとか 叱ってくれて

「ほら やれば出来るじゃないか」
とか 笑って

あ ....
風景は音楽のようにながれる

車窓を光のトンネルが通過して

次の小さな駅に停車する


僕の頭の中には今も何もないな

心の揉め事は置いてきてしまったそんな午後

発車の合図が ....
ありがとう
でも もう要りません

こんな結果になってしまって
とても残念です
あなたは私たちを幸せにするために
働いてくれた

実際私たちは不幸ではなかった
暖かく満たされ
痛み ....
何故に君は
空を見る?
孤高を気取って
窓辺に立つ?

何故に君は
逃避する?
逃げ道さえなく
迷ってる?

何故に君は
うたを書く?
生産性なき
駄文つらねる?

 ....
いまは、両親の甘い海のなかで、ゆるやかに生きて、息をしている気がする。 何者にもなりたく無かった僕は闇のなかでそっと生まれた

認識の外の世界で生成する螢のように浮遊する外惑星だ


新しい地平線は空っぽの世界に灯をともす微笑み

漆黒の壁さえもよじ登れる気 ....
彼らは 退屈している

何を楽しめるのかと尋ね そんなものはもう楽しめないという
退屈していることを 実は不安がっている

何かが退屈なら それが退屈だというだけ ただそれだけのこと

 ....
気がつくと こんなものが ここにある

              いつのまにか

そして 分かち難く感じている
  
              いつのまにか
過ぎていく時間を 小さな手で ギュッと握れる分だけ そばに置く
小さく握りしめられて きゅっと固まった綿あめのような そんな時間を
ぽこぽこと積み上げて。

ほのかに甘いにおいのする 綿あめを ....
ぶきように
ふるえている手をつなぐ
つながるのはふうかしたおもいでの、

ねつをもって
氷のようなこころのだんぺんにふれる
とけると、かすように

まちがえないように
きすをかわ ....
終わることが救いなのか
終わらないことが救いなのか
誰にもそれはわからない

仕事から帰ってきて
疲れた身体を横たえていると
秋の夕べの静けさに
ほっと気分が晴れる
このまま終わってほ ....
少し伏せ目がちに
笑っているみたい


碧(みどり)眼の街の灯が
びっくりしているよ
ペポパンプさんのおすすめリスト(7254)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
贅沢- 佐和短歌311-11-5
攻撃はいつも後ろからはじまる- るるりら自由詩12*11-11-5
殺虫剤のニオイ- 相差 遠 ...自由詩4*11-11-4
孤独なランナー。jackson_brownによせて- 梅昆布茶自由詩211-11-3
イエス- シホ.N自由詩111-11-3
忘れない- かぐら自由詩311-11-2
深淵- シホ.N自由詩211-11-2
出さない手紙- 森の猫自由詩8*11-11-2
一葉- あ。自由詩411-11-1
明るい生活- 梅昆布茶自由詩311-11-1
卵が転がっている- 乾 加津 ...自由詩6*11-10-31
中略- かんな自由詩4*11-10-31
あすなろ- subaru★自由詩22*11-10-31
なほ子へ- モリー自由詩5*11-10-31
キャンディキャンディ- 乾 加津 ...自由詩6*11-10-30
ド−ナッツ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-10-30
転景/ふゆ- 塩崎みあ ...自由詩8*11-10-30
メモ- 乱太郎自由詩9*11-10-29
兄貴- 森の猫自由詩8*11-10-29
高原へ行く列車の窓で- 梅昆布茶自由詩511-10-29
ありがとう。でも、- 相差 遠 ...自由詩3*11-10-28
何故に- シホ.N自由詩311-10-27
home- はなもと ...自由詩7*11-10-27
ふりそそぐ陽光のしたで- 梅昆布茶自由詩211-10-27
寄る辺のない人々- やーぶら ...自由詩311-10-27
ある秋の気づき- やーぶら ...短歌111-10-27
時がふる- やーぶら ...自由詩611-10-27
よんれん- かんな自由詩7*11-10-26
_- 渡辺亘自由詩311-10-25
お月さま- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...9*11-10-25

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