白い僕

黒い僕



混じって 融けて


灰になる



蒼の世界に


ひらひらと

広がり舞う



きらきら

太陽を隠す 僕は



綺麗ですか?
君へ手紙を書く

タマムシから君へ
君は人で、わたしは虫だから
君にとってわたしは虫以上でも以下でもない
けれどわたしのからだは虫とは思えないほどきれいだって
君は知ってしまったから、わた ....
初めて会う人の顔の真ん中に
或いは胸の真ん中に
おへその辺りに
とにかくその人の中心線に
隙間がないかどうか
確かめる
それは
ある時はボーリングの球くらいの大きさだったり
ある時は米 ....
月が綺麗な筈なのに

どう考えても

街燈の方がまばゆくて


少し


ちょっぴり



悲しかった
生きる意味について
考える事ができる

食べ物がないのなら
飲む水がないのなら

意味など考えないだろうに
明日生きることだけを
考えるだろうに

自分の中の本能に忠実に生きるだろ ....
 私の想いは熱い

 それはまるで

 リアトリスの花のよう


 この気持ちに

 偽りはない


 ただあなただけを想う

 この淡い花に誓って

 いつまでも ....
 私はこの世を儚らむ

 浮かれ女


 女がひとり

 このしがない世の中で

 暮らしていくには

 軽やかに唄でも

 歌わなきゃやっていけないさ


 私は ....
 私はよく狂人だと言われます

 なぜそう呼ばれるのでしょうか

 私が愚かだから?

 私が夢見がちだから?

 だから皆狂人だと言うのでしょうか


 でも私には解りませ ....
あたしはウサギを追い駆ける

可愛い服の替わりに
制服のスカートの裾なびかせて
お人形の靴の替わりに
汚れたローファーで地面を蹴って
金髪なびかせる替わりに
肩までの黒髪なびかせて

 ....
       あいするそのひとは
       いのちあるひと
       あいするそのひとは
       ひかりあるひと
       あいするそのひとは
       うたのある ....
 ぼくは君に愛を

 誓うよ

 永遠よりも

 深く甘い愛を


 心から君を愛している

 真実の心を

 君に届けたい


 君はそっと微笑んで

 ぼく ....
 私が神さまに

 感謝するとしたなら

 それは貴女に出逢えたこと


 貴女を知る前の私は

 ちっぽけな存在

 貴女はまるで太陽

 私をいつまでも照らしてくれる ....
 黄色い薔薇は

 不幸せの色

 幸薄く虚ろげで

 儚い


 白い薔薇は

 悲しみの色

 思いが深すぎて色さえも

 染まらない


 赤い薔薇は
 ....
 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 寒かろうと夜な夜な編んだ赤いおべべを着せた

 わたしのかわいい乳呑み児よ


 冬の山の嵐に耐え切れず
 ....
 月に想いを寄せる

 少女の涙は

 悲しみの理由


 夜風の優しさに心が痛む


 昔子守唄代わりに聞いた

 夜伽噺を懐かしみながら


 この世を憂う切なさ ....
 この国にゃ神はおらんでよ

 旅に出とる

 神渡しじゃ

 神渡しじゃ


 どこの国の神もおらんでよ

 この月はどこもかしこも

 からっぽさ

 みんな勇ん ....
地球を飼いたい
掌に乗るくらいの
小さな小さな地球があったら
わたしはそれを飼って
今度こそ
大事に大事に育てたい
毎日、綺麗な水をあげて
毎日、空気の綺麗なところで散歩をさせて
熱が ....
 あなたはわたしを

 ひなぎくのようだという

 なぜだろう

 わたしはそんなに
 
 無邪気だろうか


 人はわたしを

 ひなぎくのようだという

 どうし ....
 私はマリオネット

 自由のないマリオネット

 細い  細い

 糸に繋がれて

 ご主人様の言いなりに

 人々を笑わすために

 創り出された幻の命


 心 ....
 私のお気に入りの

 青い目の人形は

 夜も眠らない


 私の枕元にそっと佇み

 赤い唇を僅かに上げて

 見つめている


 暗闇に映える青い目

 夜の ....
霧雨が
降り続いて
やわらかな
ミルクいろに
包まれる

忘れてしまおう

どうせ幻なら

あのことも
このことも

あのひとのことさえ

きっと
幻だったのだから

みんなみんな
忘れてしまって

 ....
わたし、ずいぶんやせてしまって
てのひらには、ようみゃくみたいなけっかんが
あおじろくひかってみえるほどです

だから、あなたのこと
やさしそうになぜたりするのも
ぎゅうっとだきしめたりす ....
夜中に目が覚めて
月明かりの中に夫の寝顔を見つけた
よく見ると額にはチャックがあって
少し迷ったけど
開けてみたら
不思議な記号や色や
匂いや音が
チャックの向こうに収まっていた

 ....
今日は
晴れるのかな

こんなに
紅色のグラデーション

でも
一瞬で
きっと
青空になって

ひと知れず
いつもの朝が来る

たとえ
どんな朝でも

いくつものいろ ....
9月の朝
静かに雨が降って

こんな朝
誰かが
大切なひとを思って泣いている

でも
大切なひとは
思われてることに
気づきもしないで

傘なんかさして
朝道を歩いたりして

想いって
ほんとに
届く ....
 「自由」という二字を

 手で描いてごらん


 自由とは一体誰のもの

 自由とは一体どういう意味


 誰にも縛られない心

 束縛しないで

 束縛しないで
 ....
 その無惨な姿を

 私はどうしても許せないのだ


 その汚らわしい心

 その無感情の冷たさ

 その偽りの思いやり


 どれも不純で不誠実で


 ユルセナイ ....
 琴の音色は清くて儚い

 わたしの心に響いてくるその音は

 かなしみの音に似ている

 いたみはどうして伝わるのか

 せつなさはどうして生ずるのか


 さびしさの中に ....
ちらちら
輝く
確かな夜景

どこまでも続いて
どこまでも
どこまでも

明かりのない
夜の道標

あの灯の下には
人々が暮らしていて

切ない

歩き出すなら
夜がいい

どこまでも
どこまでも
き ....
今年初めての赤トンボを、電線に見つけました。
秋になると、いつの間にか現れる赤トンボは、
どこから来て、どこへ行くのでしょうか。
きっと、調べた人がいると思います。
昆虫が好きで好きで好きな人 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蒼灰- 愛心携帯写真+ ...3*08-9-13
タマムシ- タマムシ自由詩9*08-9-13
隙間- 小原あき自由詩17*08-9-12
月光夜- 愛心携帯写真+ ...6*08-9-12
探しものは見つからない- 三奈自由詩9*08-9-11
リアトリス- 星月冬灯自由詩208-9-8
浮かれ女(め)- 星月冬灯自由詩208-9-8
狂人- 星月冬灯自由詩108-9-6
ALICE‐不思議ともう一つの国‐- 愛心自由詩5*08-9-5
二十四時間- 乱太郎自由詩22*08-9-5
とけいそうの丘- 星月冬灯自由詩308-9-5
太陽- 星月冬灯自由詩108-9-5
薔薇- 星月冬灯自由詩508-9-5
夜叉- 星月冬灯自由詩208-9-4
夜風- 星月冬灯自由詩108-9-4
神渡し- 星月冬灯自由詩108-9-4
まるで今のわたしみたいに- 小原あき自由詩23*08-9-3
ひなぎく- 星月冬灯自由詩208-9-3
マリオネット- 星月冬灯自由詩208-9-3
人形- 星月冬灯自由詩108-9-3
どうせ幻なら- 風音携帯写真+ ...608-9-3
いつかぬくもりがもどったら- タマムシ自由詩12*08-9-3
チャック- 小原あき自由詩9*08-9-2
朝のいろ- 風音携帯写真+ ...508-9-2
9月の雨- 風音携帯写真+ ...408-9-2
自由- 星月冬灯自由詩108-9-2
怒り- 星月冬灯自由詩208-9-2
琴の音(ね)- 星月冬灯自由詩108-9-2
夜道- 風音携帯写真+ ...608-9-1
赤トンボ- 小原あき自由詩8*08-9-1

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