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夜の和室で レコードをかけて

明るい部屋の 怒鳴り声も

針を落として 消してしまおう










明日になれたら きっとだいじょうぶ

 ....
すきといってよ
それでらくになるから



















なんて、
こんなこと おもう わたしが いやだ
すき

でもすぐにきらいになれるよ

あなたもそうでしょ?
そんなに怖いですか
そんなに恐ろしいですか

怖がる対象が いつの間にか変わっていませんか
恐ろしがる対象が いつの間にか人になっていませんか

私の故郷に一度いらしてください

きっ ....
たったひとことでわたしのすべてをあなたにつたえられたらどんなにいいか

まにゅあるください
そんなものないってしってるけんど
君は考えすぎだとあなたはいう
あたしの頭は常に大洪水大洪水大洪水大洪水だいこうずずずずず
考えるのやめたらの一言なんて
大洪水の河には小石も等しい

なんか、 きこえた かな?

やめら ....
また会う時までに可愛くなっておくね

まずは髪の毛を切りに行こう
「おくるから、したでまってて」
「うん」







































 ....
ジェットコースターみたいな波乱万丈な恋がしたいと
夢見る夢子ちゃんは思ったけれど、
きっとそれはどれもハッピーエンドだったからで、
いざ恋をしてみると、どうしようもなく穏やかな恋にあこがれた
あなたのことは好きだけど

あの子のかわりには絶対なりたくないし

 

だから慰めないよ
今日死体の写真をみた みてしまった
人の形をしているのにどこか違う
胃袋のあたりがぐっとなった
ひいおばあちゃんのことを思い出す

あんなに優しかったひいおばあちゃん
でも 
四角い窓ご ....
うちのみっちゃんのことは別として

近頃 詩に題名がつけれらない
無題#
無題# 
無題#
……
前は詩の題名がぽんと思いついたのに
私の言葉は名前を失ったかのようにぽつんとしている
 ....
…久しぶりに家に帰ってくると
みっちゃんは私のことを忘れたかのようにぷいっと無視した
そして私がいない間エサ係を担当していたお母さんの後をついていく
もちろん水槽の中で、だけど

おい

 ....
久しぶりだね、
昔好きだったひと

このひとの気をひこうとしてた
昔の私が見えたから

無視した

なんだか嫌だった
懐中時計の ねじを巻こう

私の人差し指と、親指にどれくらいの時間がつまっているの
                   




                          


                          ....
思ったよりも 世界はきょだいだった

わたしの知っている世界はちっぽけで

まるで うすいぼろを着ているようだった

さむかった


ほほをつたう涙だけが 温かかった

やさしか ....
窓からさぁと風が入ってきて

部屋を黄金色でいっぱいにしたと思ったら

すぐに出ていってしまって

空気が嫌に肌にまとわりついた

自分独りの空間が息苦しい



これが黄昏と ....
痛いくらいに綺麗な満月の夜に

私の心は蒼い魚になって

涙の海を泳いでいく


いつになったら 追いつけるのかしら

ゆらゆら映った満月を

手のひらですくって思う
きみの心に呼ばれた時だけ

ぼくはきみに話し掛けるよ

それ以外に話し掛けても、きみ

ぼくに気が付いてくれないからね


いつもぼくは

きみと誰かをくっつける役目

上手 ....
                 










                          自分が書く詩に

  
                     ....
欲張らない方が幸せをいっぱい感じることができると

最近気が付いたので




今日は右手をつなぐだけでいいよ
わたし、好きだった あなたのことが

今でも好きよ あなたのこと


でも、あなたはいつまでも夢を追いかける人だから

恋に興味がないのね そんなところが好きになっちゃったんだから 
 ....
本を読んでいる私の手に止まって 私の血を吸っていた蚊を 反射的に

ぷちんと殺してしまった

普段はそのまままた 本を読み出すのだけれど その時は

なぜかとても後悔した

私は血を吸 ....
わたしがえがく すべての絵に

わたしの魂を すこしずつこめていこう


わたしは

わたしの魂をえがいて えがいて えがいて

さいごの絵をえがいたときに

えのぐのかおりがた ....
わたしがやりたいことは 数え切れないほどあって

わたしがおもうことは こぼれ落ちそうなほどあって


わたしの”中身”は きっと無限にあるのに

どうしてわたしの”外身”は 無限じゃな ....
昔に書いた詩を読み返してみる

いつのまにか、すごい量を書いていた


わー・・・はずかしい

いつかこの詩も、こそばゆくなる時がくるのだろうか


あぁ、この頃はあの人のことが好 ....
君を産んでよかったと思うけど、君を生んだことで君に終わりをつくってしまった



 母が言う
















 ....
自分の勘のよさにいらいらする

人と話すのがいやんなる

窓から雲を見る

布団の中に入る

このままいってしまおうか

お母さんの編んでくれたマフラーを触る

視界がにじむ
 ....
いつか、遠い未来に

いや、もしかしたら明日かな

人間じゃない生き物みんなが

人間に総攻撃をしてきても

人間は助かろうとしてはいけないんだ

人間はそれを受け入れなきゃいけな ....
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