その上目遣いのまなざし
裾に纏わりつきながら
思いっきりの
甘え声で
欲しいものをおねだり

あなたの笑顔は。わたしの総てだった

もう少し我慢したらと
皆に言われた
おとこのひと ....
わが道を行く
自分の道
いったいどこにあるの?

人生のレール
決められたレール
それもどこにあるの?

あなたには見えるの?
私には見えないよ

栄光に向かって走る列車 ....
乾電池は夢を見ていた
水の上をぷかぷかと
浮きながら流れてゆく夢だった
ただ水の力だけで動くことが
不思議に思った
乾電池にとって
何かを動かすには
電気しかないと思っていた
夢の中で ....
波が編む細やかなレースが
爪先の向こうで結ばれてはほどけ
刻と陽射しは
翡翠や白の模様をすこし深くに施す

水平線、と呼ぶには平らな
空と海の境界を見ながら
こうして言葉を探す自分を思う ....
時計は歌いたくなった
毎日あまりにも同じリズムなので
いつもとは違う
もっと波打つような
そんなメロディーを求めた
いろいろな楽譜を見ながら
自分に似合う曲を選び始めた
秒を刻む歌よりも ....
月が影に隠れる頃
桜は涙を流します
はらはらと落ちてゆく
一粒一粒の涙は
地面に落ちて
道に溢れてゆきます
桜の涙はやがて川となり
月を追いかけて
どこかへ消えてゆきます
きっと春の ....
昨日の未来は
今日はまったくなかった
あれだけはっきりと
見えていたはずだった
昨日の未来は
初めから存在していないかのように
今日には現れなかった
その代わり
今日の未来が創り出され ....
あの時サ、カあサんにツケバ
きっと素直にパパに
おめでとうって
言えたかもしれない

あのひとが
好きとか
嫌いとかじゃなくて

どうしても
逆さまの箒と一緒に
さかさバケツ ....
左右交差する電磁物体

愛してるということが

こんなに苦しいこととは知らず知らず

底なし沼のように甘い恋におぼれて沈んでいった

そとんど無のような毎日にせめて

有 ....
ある学校の授業で
問題が出されました

イヌ クマ ヘビ ヒツジ ウサギ
この中で仲間外れはどれ

先生も生徒も
別に答えは何でもよかった
答えの理由を楽しむ
そんな問題でクラスは盛 ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
あっ、春が飛んだ
今、飛んだ
すぅと、まっすぐに
春が飛んだ
とてもうれしそうだ

おや、あっちでは
春が跳ねている
清らな音で跳ねている
春のリズムで
なんだか楽しそうだ

 ....
産まれて来たからには

そりゃあもう生きるしかないのよ


理由なんて特にないけれど


それでも死にたいなんて

レモンの酸っぱさ知ってからでも

遅くないと

 ....
あの人は
私の幸いをただ祈ると言った
けれどもし
私が彼女を不幸にしたまま
幸せになったなら

あの人は私を憎むだろう

あの人が幸せになれるだけ
私は不幸でも構わない



 ....
はらはらと
夜更けに散った
恋の花

あの人は
トルコ石を身にまとい
今も汗をかいて眠っているらしい

一人ベッドの上に投げ出され
あの人の面影を慕う私に
春の陽気が
残酷なほど ....
永遠に続くのではないかと思う
言葉の咲く道で
彼はずっと歩き続けて
ついに道の上に座り込んだ

そこから見上げる空も
言葉がたくさん見えていた
ほんの少し
ほんの少しだけ休もうか
つ ....
誰にも使われなくなった鉄棒は
鉄棒自身が自分の目的を忘れていた
そして自分のためにだけに吹く風を
ずっと待つようになった
けれども風は鉄棒を無視するかのように
通り抜けてゆくだけだった
そ ....
 あなたの口癖が

「なんとかなる!」じゃなくて

「なんとかする!」で

 ホント良かったよ♪
またあなたは人生に躓いたと
悲しんでいますか?
あなたは本当は主人に祝福されているのに
あなたは泪を零しますか?
いい大人でしょう?
主があなたに報いてくださることを
しっかり心に留めてく ....
夜中
水道から
ぱたぱたとなみだ
海になんか辿りつかないのに
机の上で
しまい忘れたサラダが
哀しい彩りで居場所をなくしてる
きれいに一人分だけ残して
あたたかみをなくしたイスが
部 ....
学習塾に行く道で
おばあちゃんが一人で野菜を売っていた
何も言わずに通り過ぎようとしたら
どこへ行くんだね
と話しかけてきた
塾と答えると
そうかい偉いねぇ
今の子達は大変だねぇ
せっ ....
十字を背負う身
叶わない約束を守ろうとしている

夜風が吹く
海はこの世の終りを告げている

砂の上に君の名
刻み込む罪の重さ

差し出された手を触れずに立ち上がる
 ....
僕と君の距離

詰め寄る

静寂

鼓動

唇が触れ合う

その一瞬











最後の接吻  ....
あなたがいれば

あたしの世界は

かわる
よくできてるね
問題を解けばほとんど正解だった

よくできてるね
この言葉が嫌いだった

よくできる生徒で終わってしまうのが
納得できなかった
私は何もしていない
私は何もできていな ....
今よりも少しだけ立派な人間になろう!



新聞を読みながら朝ごはん食べるのはやめます

立ち上がるときに“よいしょ”と言うのはやめます

毎日の日記に昨日と同じと書くのはやめます ....
恋をしたその帰り道
商店街で見つけたコロッケパン
食べながら歩いて家に着く
どんな味だったのか忘れたけれど
胸がいっぱいだったと思う

デートをしたその帰り道
またコロッケパンを買って
 ....
{引用=くりかえされる、すべてのいのちと
いとおしきわたしの二人称たちに}


わたしがあなたを産んだそのとき
それとまったく同時に
あなたがわたしを産んだのです
この、配線だらけの街の ....
ブーン、ブーン、ブーン、ブーン・・・・

風に葬られ、散り急ぐ花は
雪の女王に見初められたのは確かで
陽射しは雲の彼方
雷雲と駆け引きをしている

パァッと潔く消えてしまえば、良かっ ....
私は私なので
私にしかつくれない詩があるはず
けれども
その言葉が見つからなくて
いつもずっと探してる

私は私なのだから
私にしか歩けない道があるはず
けれども
その道に辿りつけな ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 恋月 ぴ ...自由詩18*07-4-17
マイウェイ- 優飛自由詩6*07-4-16
乾電池が見た夢- ぽえむ君自由詩12*07-4-16
海風- 銀猫自由詩22*07-4-15
歌う時計- ぽえむ君自由詩14*07-4-15
桜の涙- ぽえむ君自由詩9*07-4-14
未来たちは- ぽえむ君自由詩4*07-4-14
*さかさバケツ*- かおる自由詩11*07-4-14
僕が・・・・・・・・・貴方を好きになっていいですか?- こめ自由詩1007-4-14
仲間外れ- ぽえむ君自由詩8*07-4-13
愛だとか、生きるだとか、- わら自由詩14*07-4-13
春が飛んだ- ぽえむ君自由詩11*07-4-13
酸いも甘いも- 優飛自由詩6*07-4-13
シンバル- けんご自由詩307-4-13
恋の終わり- けんご自由詩2*07-4-12
言葉の咲く道で(ぽえむ君の弱音)- ぽえむ君自由詩13*07-4-12
風を待つ鉄棒- ぽえむ君自由詩10*07-4-12
口癖- 優飛自由詩3*07-4-12
La_Merより_3- けんご自由詩1*07-4-11
アスパラガス- 夕凪ここ ...自由詩1907-4-11
買い物を知らない子どもたち- ぽえむ君自由詩12*07-4-11
- 海月自由詩3*07-4-11
接吻- 海月自由詩2*07-4-11
かわる- 愛心携帯写真+ ...2*07-4-11
誤った正解- ぽえむ君自由詩12*07-4-11
無理難題- 優飛自由詩4*07-4-11
コロッケパン- ぽえむ君自由詩14*07-4-10
流転する、すべての- 望月 ゆ ...自由詩39*07-4-10
*金属は湿っている*- かおる自由詩9*07-4-10
私は私をまだ始めたばかり- ぽえむ君自由詩13*07-4-10

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