それは突然だった

わたしの半身が貴方で
貴方の半身がわたし

二人で一人
一人で二人

そんな
餓鬼でも解る夢を
見てしまった

貴方の左手は
わたしの右手に絡んで
わたしの右半身は
緩やかな熱を帯 ....
昼間、
カフェで考えた。

だめ、
このままだと
体に悪い。

指先まで
あのひとのことを
考えてるなんて。

でも
好きって言うには
こころがおびえて。

いったい
どうすれば
いいのかなぁ
そう うつ そう うつ そうそう うつ
私のネジは100本位抜けているんですか?
そもそもメインCPUがぱっぱららりぱっぱ?
私 笑えてる?
私 笑えてる?
私 笑いません。

そう う ....
全てを優しい
橙色に染めよう

暖かな彩のなか
胎児のように微笑んで欲しい

頬ずりをした風の唇に
掠めるようなキスをあげよう

今日の夕暮れのメロディは
秋の旋律と冬の第一楽章

子守歌を
髪の先に ....
季節のせいだろうか
皮膚がうろこみたいに剥がれてゆく

少し前まで自分の一部だったものが
まるで別の存在に思えるのは
過去の自分を愛せず
そして許せないのと似ている

(あるいは受け止 ....
独りぼっちの部屋



冷たくなった指先は

よく動かない


ふと
甘い空気が欲しくなって

厭に重いカーテンをひくと

氷の窓ガラスに映る



真っ白な光



蛍光灯か
向かいの街灯か
はたま ....
何気なく
シャッターを押したんだ

そしたらさ。

ね?
ピアノ弾く
     指先踊る
         バレリーナ
[死にたい]と
独り

ぽつりと呟けば

眼の奥のガラス



立てて割れた
アンナは、わたしの大切な友人で、まるで姉妹のような存在でした。どんなことでも話せるし、あんなことやこんなことをして遊びました。そんなアンナが、わたしを残していなくなってしまったのは、とても辛かったので .... 堤防にうち寄せる波を下に
遠く霞む島を思う
冬の冷たい風を受けて
ジャンパーにつっこんだ手
シャツの襟まですくんだ首元

僕は
花火のカスを踏みしめながら
車へと戻っていった


 ....
綺麗だね。

って

君がそう言ってくれちゃったからさ。

あたしにとって
この写真
最高傑作になっちゃったよ。
これだけは絶やさなかったんだよ

いつか大きな大きな輝きになる

希望の光
愛しています
愛しています

何度でも囁きましょう

貴方が私ではなく
他の女性を見つめていたとしても

愛しています
愛しています

何度でも微笑みましょう

貴方が私でな ....
春、
淡い緑で枝を覆う
そのあやうさ

風にそよぐ
そのかよわさ

夏、
日々緑を増して

青々と日陰を作る、その力強さ
ひと雨ごとに
たくましさを備え

秋、
見るたびに変化する、
その美しさ

人 ....
わたせなかった手紙には
同じような言葉をならべてしまった

愛しています
いまでも
愛しています

愛しあった日々は
いまでも
愛しあっていたと

愛したことにだって
いまでも ....
なだらかな曲線を描いて
時間が蛇行している
本当は
霧状のものなのに

浮揚している
空虚な意識を投げ込んで

思考は楕円形のひもの上を回り続け
輝きを薄めていく



   ....
寒くても雨も雪もあなたもすき外へ行こうよ 笑うとちらりと見える八重歯とか
恥ずかしがると髪の毛くしゃってする癖とか
並ぶとき身長差作るために背筋伸ばしたり
目が合うとすぐ目をそらしたり


顔はたいしてかっこよくないし
背もあた ....
「空の字をじっと見て。そらだよ空」
と君に囁く
「うん、みたよ。で、空が何?」
君は面白くなさそう

「パンダの顔に見えない?」
と子どものように笑う僕
「見えるわけないじゃない」
な ....
とうとう袋になりました
中で赤子が
手足を動かすのもわかります
なにしろ袋ですから
でもいま
手が動いたのか
足が動いたのかはわかりません
透明ではない袋なんです
どんな顔をしているの ....
空を見上げた。

光があった。

月の瞳だ。

わたしを見つめ

世界を見つめ

全てを見つめる

月の瞳だ。

綺麗だ。

綺麗だ。

今日は昔の友人に

電話してみようか。
あの地平線へ
歩いて行こう

どこまでも
歩いても
近づかないけど

わたしは
歩いて行こう

もし
あなたが
一緒なら
嬉しいんだけど

ほら
朝陽が見えてきた
鍵を盗むだけよ、
単純でしょ。
と君は笑った

僕には無理だ
君のその穴に
ぴったりの鍵を見つけるなんて

僕には到底
見つけられそうにない
君の心を解放するなんて

単純なこ ....
買い物に出かけた初冬の街角で
あのひとの姿を見かけた
両の手のひらをパンツのポケットに入れ

開店前のパチンコ屋に並んでいた
私の姿に気付くこと無く

他愛も無い夢と引換えに大切なものを ....
消えてしまいたい、夜。

君にぎゅっと抱かれたい。

そんな君は消しゴム。

頬を擦り合ううちに、
唇を重ね合わせるうちに、
腕を絡めるうちに。

コソコソガサガサ、
私を、消し ....
昔ママが僕に言った
「ママの背中には目があって
 お前が悪さをした時には
 すぐに わかるようになってるんだよ」

だけど僕の背中には
あいにく目なんかなくて
君が悪さをした事には
気 ....
紅葉も
こんなに赤く

あのひとへの気持ちも
まだ暖かく

今はただ
冬がくるのを
そっと待つだけ

枯れ果てるのを
そっと待つだけ
命は

星にならない
風にならない

命は消える
命は無になる

人は命を惜しむから

星になったと
風になったと

人は命を惜しむから

悔やんで、嘆いて
泣いて、泣 ....
白雪姫は言ったんだ

赤い紅いその林檎 ほんの一口



ねぇお姫様



蒼い青い林檎はいかが?

空を溶かした林檎

輝羅めき 甘美な林檎だよ



眠りの林檎

一口かじれば

夢の中で100年 ....
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