十字を背負う身
叶わない約束を守ろうとしている

夜風が吹く
海はこの世の終りを告げている

砂の上に君の名
刻み込む罪の重さ

差し出された手を触れずに立ち上がる
 ....
僕と君の距離

詰め寄る

静寂

鼓動

唇が触れ合う

その一瞬











最後の接吻  ....
あなたがいれば

あたしの世界は

かわる
よくできてるね
問題を解けばほとんど正解だった

よくできてるね
この言葉が嫌いだった

よくできる生徒で終わってしまうのが
納得できなかった
私は何もしていない
私は何もできていな ....
今よりも少しだけ立派な人間になろう!



新聞を読みながら朝ごはん食べるのはやめます

立ち上がるときに“よいしょ”と言うのはやめます

毎日の日記に昨日と同じと書くのはやめます ....
恋をしたその帰り道
商店街で見つけたコロッケパン
食べながら歩いて家に着く
どんな味だったのか忘れたけれど
胸がいっぱいだったと思う

デートをしたその帰り道
またコロッケパンを買って
 ....
{引用=くりかえされる、すべてのいのちと
いとおしきわたしの二人称たちに}


わたしがあなたを産んだそのとき
それとまったく同時に
あなたがわたしを産んだのです
この、配線だらけの街の ....
ブーン、ブーン、ブーン、ブーン・・・・

風に葬られ、散り急ぐ花は
雪の女王に見初められたのは確かで
陽射しは雲の彼方
雷雲と駆け引きをしている

パァッと潔く消えてしまえば、良かっ ....
私は私なので
私にしかつくれない詩があるはず
けれども
その言葉が見つからなくて
いつもずっと探してる

私は私なのだから
私にしか歩けない道があるはず
けれども
その道に辿りつけな ....
この黒い塊に火をともせば
星空にくゆる灰色の煙で
ふたり。息苦しくて
思わず咳き込んでしまいそう

エンジンを切った
深夜の車内は。ことさらに寒くて
あなたの手のひらだけが
あたしの温 ....
人を羨むよりもね
自分のいいところを見つけてみよう。

人の真似をするよりも
自分にしかない個性のほうが
ずっとずっと、何倍も素敵だよ。
目の前が真っ暗になると
急に不安になって、寂しくなる。

でも

そんなときは泣かずに
前向いて、笑って歩いていこう。

だって

行動しなくちゃ
何も始まらない。
皆より
上手く出来ない自分が

嫌で、ムカついて、もどかしくて、情けなくて

つい
泣いてしまうけど

きっと

きっと

皆より上手くできることが
自分にもきっとある。
花曇の四月から
薄灰色の雨が零れる
桃や枝垂れ桜の
薄紅のあいだから
無垢のゆきやなぎは零れ
春雷の轟きに驚いてか
ちいさなゆき、を降らせている

その様子は
あまりに白くて
白、 ....
知り合いが流産しました
私にはかける言葉が
見つかりませんでした

明るく振舞う笑顔が
痛くて痛くて

こんな時にかける言葉を持っている人なんて
いるのですか?
その人なら痛みを ....
地下の中で入学式が行なわれている
これから一人前の石になるために
小さな石たちがコロコロと
地面の中を転がってくる
周りの大きな石たちが大きな拍手で
彼らを迎えている
巨大な石の挨拶は退屈 ....
目に映るものだけ追いかけて
いつの間に通り過ぎて
気付がいたら
手なんてとどかなくなってた

心とか想いとか
そんな大それたものじゃなくて
小さな気遣いとか
ささやかな優しさと ....
桜の花が散り始め
新たな春の姿見え
時の移りに風が舞い
生まれる夢も空に浮く

梢の先が萌え始め
出てくる春の命見え
時の香りに風が飛び
羽ばたく夢も空をゆく

緑と白のこの色は
 ....
春の
梅の匂い
桜吹雪

蛍のとんでいる
夏の景色

赤や黄色が織りなす
紅葉の秋

寒い冬の
満点の星空


季節を問わず

雲の間から差し込む光

山の間から出 ....
桜はまだ蕾を閉じたまま
残雪があちこちに
でも
あなたの詩が届く
あなたの笑顔が見える

ここは
もう春満開
カラスは春の雨に打たれて
やがて自分に襲いかかる
恐怖を感じとったのだろうか
カラスの体は白くなっていった
ずっと遠い空を見つめたまま
ほとんど動かない
自分の体の色が変わっていくのを
 ....
哀しい空想に疲れたら

そろそろ戻りませんか?

易しくはないけど

それでも優しい{ルビ現実=ばしょ}へと
人は何故故に権利を持ち出す
人は殺すと罪に成るのに
動物は罪に成らない

絞首刑
足元が消えて
身体が躯に変わり果てる

街中で包丁を持ち歩く
煌びやかに輝き
目の ....
何かに怯える様に愛し合う
思考が働かずに自然に求めて
貪り皮膚が剥げてしまいそう

止めどなく吐息が数を増す
小さく刻む口が言葉を囁く
アイシテイル

動かない君の心身
 ....
メガネをはずした
わたしの素顔
おとこのひとにはじめて見せた

胸ボタンの間にネクタイを押し込め
腕まくりした。あなたは
同僚を叱咤激励して
そんな。あなたに恋焦がれていた

それで ....
その鳥はとても小さく弱かった
食べ物を見つけても
すぐに他の動物に横取りされたり
時にはその鳥自身が食べられてしまったり
することもあった
その鳥にとってこの世界のどこかを
支配するどころ ....
晴れた空はすがすがしいね

透きとおるアオは

憂鬱な気持ちも吸い込んでくれるから



でも雨降りも嫌いじゃないの

シトシト雨は

時間をゆっくりと進めてくれるから
 ....
春の夜の公園は寒かった
暖かい陽射しに守られていた時は
ベンチに老人が座り
子どもたちが走り回って
木々も上へ上へと伸びていた
そこには春の温もりが広がっていた
日が暮れるとともに
公園 ....
{引用=サクラ
   
  サクラ

    サクラ}

 包んでくの
 私達の希望
 
 いつか報われると
 手探りで歩き回る
 
 まるでママとはぐれた
 小さな子供 ....
都会で生き抜く鳩たちは
巣をつくるための枯れ枝を失い
マンションに住むようになった
冷暖房完備でオートロック
防音設備までも充実している
食料は近くのコンビニで二十四時間
夜目が利かなくて ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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接吻- 海月自由詩2*07-4-11
かわる- 愛心携帯写真+ ...2*07-4-11
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無理難題- 優飛自由詩4*07-4-11
コロッケパン- ぽえむ君自由詩14*07-4-10
流転する、すべての- 望月 ゆ ...自由詩39*07-4-10
*金属は湿っている*- かおる自由詩9*07-4-10
私は私をまだ始めたばかり- ぽえむ君自由詩13*07-4-10
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嫉妬- 愛心自由詩5*07-4-9
暗闇- 愛心自由詩4*07-4-9
きっと- 愛心自由詩3*07-4-9
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いつかの私へ- 優飛自由詩4*07-4-9
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心(しん)- 海月自由詩2*07-4-8
哀(あい)- 海月自由詩2*07-4-8
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サクラ。ナミダ- 愛心自由詩3*07-4-6
マンションに住む鳩たち- ぽえむ君自由詩9*07-4-6

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