* 大雪か どうか問われて 窓開ける
* 新しい ブーツ新調 しようかな
* 靴と足 水と寒さが 染み込むの
* システムが 謎の消雪パイプなの
* 不可解ね! 何? 時間なの ....
いいんだよ それで。
はじめて自分に
そういうことができた
ありのままでいいんだよ
自分を責める必要なんて
ないんだよ
椿は何で美しいかって?
ありのままに咲いているから
....
気楽な女の
お一人様も 珍しくない
今日日(きょうび)
あたしはアイツに
すっぽかされて
居酒屋のカウンターに
座った
日本酒 熱燗!
刺身と焼き椎茸
椎茸を網であぶ ....
愛しいひとが
痛んでいるのを
目にすることが
いちばん
自分が 傷つくのだと
思い知った
たとえ
文字の上だとしても
胸は
キリキリと痛む
たまらなく
声が聴きたくな ....
1月31日
今から20年前に
母は泣きながら私を産みました
3600gの大きな私は
母を苦しめたそうです
父が家に帰った瞬間に
私は生まれたので
父は立ち会えなかったそう ....
白いヒーローは気まぐれ
ふらふらと
何処かへ出かけたと思うと
いつの間にか帰ってきている
白いヒーローはわがまま
もぐもぐと
ご飯をお腹いっぱい食べたかと思うと
「おかわ ....
いやあ おにィさん
真っ赤にならはりまして
うぶどすなあ
世間の風あたり冷とうおますので
この密通がばれたら
また おまめさんを なげられますなあ
先日 おにィさんが わ ....
いたい 痛い イタイ 遺体
莫迦みたいに強がる
自分の存在意義とは?
私の中の自分が 私に嘲笑う
お前は無価値だと
生きて居ても無意味だと
だから**べきだと
....
嘘は自分を守る為に吐く物
裏切りは誰かを貶める為にする物
絶望は信じて居た人から裏切られた時に感じる物
だから人なんて信じ無い方が自分の為
だって結局は皆嘘吐きだから
....
汚染される超次元ステージ
醜くなった雛をみて
みえないふりをした
溢れた水銀が光をおびて核になる
ガンジス川では今日も
ピラニアが草食系
計画などないけれど
....
男は さみしかった
女は 愛されたかった
男は 母を求め
女は 父に重ねた
いつからか ふたりの
利害は交差しはじめ
出会い
確認した
互いの
欠損を…
好きに ....
コチコチに
凝り固まった
カラダに
腕をまわす
特に
胸のあたりが
ジンジンと痛い
こうして
朽ちてゆくのか
オンナのカラダは
愛されない
惨めなカラダ
0と1 ....
私は時々、こう考える。私以外の人間は存在せず、現実は全て私の夢で、その私はまだ生まれてさえいないのではないかと。
また、こうも思う。宇宙全体が本当はバスケットボールくらいの球で、アメリカ人の子供がい ....
空に浮かべるは白い息
冬の寒さは私の
感覚を
動きを
感情を
麻痺させる
降り続ける雪はあなたへの
道を
心を
塞いでしまう
降り続ける雪は ....
彼と彼女
闇の中出会った
手探りで触れた
お互いの手
黄金の輝きさえも
身を潜めるような
光の洪水
彼と彼女
闇が去り
見詰め合う
何事にも代えがたい
絆
....
さあ 尻取りか
手に言葉
{ルビ床=とこ}にて刈り取りし朝
さあ しりとりか
てにことば
とこにてかりとりしあさ
.
{引用=ぼくの中にふたりの人間がいる!そしてぼくは不幸にも、そのどっちがどっちを打ちのめすのか、見当がついてるんだ。
――エヴァリスト・ガロア}
.
世界の隠された扉を開け放ちそ ....
ともだちの 定義ってなんだろう?
自分がともだち と
おもっていたら
ともだち?
双方のおもいが
かさならなければ
ともだち と
いえないの?
微妙にすれ違う
キモチとキ ....
青を知るくじらは
空を遠いとは思わない
美しく在ることをわきまえて
地球とともに命を謳歌する
視界を遮るあじの群れ
力強く求め跳ねる
ぶりんぶりん
子宮にて
二人で過ごした
十月十日
ATGCが合致
希望
絶望
母の無念
父の断念
祖父母の・・・
私は
戸棚の中の
ミイラ
3 ....
お隣さん雨戸をガラガラ開ける
随分早いな
眠れないでいた私
もうそんな時間なのか
ギシギシいう身体を起こして
私は雨戸をガラガラ開ける
音の割にスルスル動く
すると一面に
....
大切に 守った灯火 吹き消して 君は輝く 星になった
はらはらと 静かに踊る 雪に乗り 君は美しく 微笑んで
一握の 雪の重さに 涙して 名を呟いた 静かな朝に
....
いま
このときに
あたしに
できることは
なんなんだろう?
といかける
といかける
めがくらんでいる
あたしに
たとえ
2次元でも
つながっている
あたしと
....
生きてるだけでえぇよ
あんたの存在価値は
そこで未来見て
幸せに笑って
ちゃんと生きてることにある
11才のあたしが
いちばん 大人だった
小学校高学年から
ずっと図書委員
本の虫
自習の国語の教材
全文書き取りが大好き
指が痛くなるほど
書いた 書いた
書き写した
....
今日も誰かが僕を見た
「キレイだね」と心ない言葉を吐いて
誰かは街へと消えていく
僕はキレイじゃない
生きているだけだ
汚い空気を吸って
キレイな空気を吐いていく
僕は今 ....
ミロのビーナスは
両腕で僕を抱き締めようとして
両腕をきりおとされた
あの黄色い満月は
巨人が少しづつ月を食べて
そして初めて三日月になった
あの太陽は好きな人と目 ....
野良猫に無視されつつく霜柱
19時20分
マンション前の市バスの停留所に
降りる
空を見上げた
青空!
ポツ ポツと瞬く
外灯の上に
灰色でも黒に近い青でもない
青空が広がっていた
夜の青空だ
....
駅前ビルの本屋さんで
デート
洋画の「恋に落ちて」みたい
夢にみていた
本屋で落ち合うこと
でも
あたしたちは
この時間を最後に
しばしの
さよならだ
頭がクラクラ ....
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