きらきらと
最後の光を放ち
優しい太陽が
落ちていく
にこにこ
にこにこ
笑顔の人々を映して
最後の光が
消えていく
だから
きっと
もう
何も見えなくなる
渡し場で舟を待つ。
遠くから響く風に耳を遣ると
今しがた現れた
言葉がみんな消えてしまった。

残念なことだ、
水面の紋でさえ
こんなに早くは消えない。

渡し場に佇む。
風に運ば ....
紅く憂いに帯びた君
その紅い着物を丁寧に脱がせば
優しい色をした君の素肌を目にする
舐めればほんのり甘く
齧ればほんのりと苦く
双方の思いは交差したままに
僕らは時の流れに身を ....
☆赤黄茶で
 染まる{ルビ小路=こみち}を走り抜け
 香る匂いは青い秋風

★黒髪を
 なびかせ走る君を見て
 短く感じる長い道のり

☆後ろから
 必死に走るあの{ルビ男=ひと}は ....
あなたがくれた諭吉3枚で
素敵な夢をみましょう
あたしが持っている鋼の心を鏡がわりにしていいわ
あなたがくれたこの紙きれ3枚で
極上の夢をみましょう

何も持ち合わせていないあたしにだって ....
ヒラリ 舞い落ちる

赤い 小さな紅葉が

風に吹かれ そっと流れ

地面に落ちていった

秋の匂いが包んでく

私と君との時間

君の頬に キスしてみたよ

照れた横顔  ....
名前もない{ルビ詩=うた}を書いています
それは誰かに向けたものではない
だから、何の為に書いているかも分からない

それは花と{ルビ同=おんな}じかな?
何の為に咲くかなんて分から ....
今日言えなかった言葉をベットの中で消化する
キミの好きなところと嫌いなところ
ひとつずつ挙げてみるよ
今は会う事が出来ないけれど
もう少ししたらきっと
キミの温もりを再びこの身体で触れられる ....
空の君
風の向う
夢の中
とおく
背肌をすべる
うわついた言葉
嘘は左から
右へと逃げて行く


空の君
風の彼方
浅い夢
今、何時か教えて
いいえ。まだ言わないで
判っているのよ?
 
瞼を開ければそこには私しか居なくて
距離が二人を引き裂いてしまった
陽は冷たく翳りを教えてゆくだけで
絡み付く憎しみに飲み ....
大好きな君を一生幸せにできる力量など
僕にはなかったんだ。

大好きでも、僕には出来ないコトだったんだ
そんな事に今さら気づくなんて笑っちゃうよね

君の幸せと、僕の幸せ、
幾度かわから ....
かすかに 苦しく
内に 内に
とどまるな
きら きら と
光 ゆらいで
また
{ルビ水面=みなも} みあげて
まぁるく きらきら と
ゆらゆら と
たゆたう
秋風に震えながら帰路を辿る
色づいた葉々が擦れる音が流れ
それはあまりに儚く
夕焼けの明るさに目を閉じた

海道沿いのバス停は潮風が吹き
砂が波に運ばれる音が聴こえ
それはとても美しく
 ....
 こえ
  
  きこえる
    
   みみ
 
 まっかっか

  きみの
 
   ことば
 
     まほーの
  
 じゅもん 
    
   だね
 ....
秋は風
そよそよと風が吹き草の丘へ
薄穂が揺れその動きに
虫たちが自分の楽器を
思うままに奏でる

秋は色
はらはらと葉が落ち野の道へ
小枝が揺れその動きに
小鳥たちが自分のパートを ....
ちょっぴり悲しい思い出です 言葉は心と心を結ぶ橋だから
言葉をたくさん知ることと
言葉を多く使えることは
言葉と心が一つになる
言葉の心は心の言葉
言葉は自分の心と
言葉の心を結ぶ
言葉は結ばれ
言葉の心と
言 ....
あなたの「ごめん」は
伝わってるのに
言い争って
拗ねているから
肩に置かれた手さえ
払いのけてしまう
嫌いになんか 
なれないくせに
抱きしめられるのを
拒んでしまう
本当に
 ....
今日の空が知りたくて
朝から空を見上げれば
昨日と同じ秋の空

でもどこかが違う
昨日はつぼみだった山ゆりが
白く大きく咲いている
今日の空は少しだけ
昨日の空より白かった

今日 ....
苦しみの果てに何が見える?

真夏のアスファルトからの熱気に倒れそうだった

僕自身を映した蜃気楼はゆらゆら揺れる

あの日のままの気持ちでいるのに

君はそれを気が付かないふ ....
詩の中に
僕もいなければ君もいない
いるのは僕と君


僕の前には
大きな壁が立ちはだかる
それは僕が必ず
乗り越えていかなければならない


君の前には
大きな壁が立ちは ....
静かに夜が明けるまで
隣にいてね そっと 触れたまま

この世のしがらみなど
全て消えてしまったかのような
美しい寝顔を
もう少しだけ見ていさせて

朝が来たら甘い口づけで
そっと  ....
わかったことは
たくさんあるけれど
わからないことのほうが
わかったことよりも
ずっとずっとたくさんある

わかったことは
たくさんあるけれど
できないことのほうが
わかったことより ....
通りゆく
たわわな枝の柿の実は
豊かな秋と心実らす

歩みゆく
連なる虫の声を聞く
奏でる秋と心響かす

鳥が舞い
遠い空へと消えてゆく
秋の広さに心飛び立つ

木の葉揺れ
 ....
反復法だけに、許してね 自分というものに
気がつき始めたこの頃は
どこか落ち着かなくて
みんなと同じことをしていても
同じではなさそうで
みんなと違うと思われたくなくて
同じことをしている自分が
自分ではない気 ....
今日あなたが
やりたいことをできたのは
昨日あなたが
やりたいことをできたから

今日あなたが
やりたいことをできたなら
明日もあなたは
やりたいことができるでしょう

やりたいこ ....
手のひらに虫の息
丸い黒曜石の瞳は虚ろ
彼の本分は
飛ぶ事ではなく
鳴ききる事だからか
若草色の翅脈を透かした羽は
すり切れる事もなく
黒い前胸に刻まれた金糸も鮮やかに
腹の手風琴も今 ....
昨日のこと。
夕暮れる空をくじらは泳いで
大きなくじらのそばには
半分ほどの大きさのくじらがいます。
小さなくじらは泳ぐのが苦手なので
大きなくじらよりも先に
尾が橙色に染まってしまいます ....
雲ひとつない秋晴れの中
海に向かって歩き始めた
理由はない

心地よい秋風が
海から吹いてきて
正面に向かっていくかのように
歩いていった
理由は必要ない

海は輝いていた
きら ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
優しい日没- チアーヌ自由詩406-10-23
渡し場- 下門鮎子自由詩10*06-10-22
- 海月自由詩3*06-10-20
マラソン日和- 愛心短歌406-10-20
諭吉3枚- ごまたれ自由詩5+06-10-19
秋色- 愛心自由詩406-10-18
無題- 海月自由詩1*06-10-18
Count_one's_blessings- AKiHiCo自由詩306-10-17
空のきみ- 松嶋慶子自由詩506-10-17
消せないもの- AKiHiCo自由詩206-10-17
さがすよ・・・- 佐和未詩・独白306-10-16
あ_く_あ_。- 李伍 翔自由詩206-10-15
冬桜- 海月自由詩2*06-10-15
恋え- 愛心未詩・独白306-10-14
秋は心- ぽえむ君自由詩11*06-10-14
4コマポエム(No.3)- ぽえむ君携帯写真+ ...12*06-10-13
言葉は心と心を結ぶ橋だから- ぽえむ君自由詩12*06-10-13
悲しい理由(わけ)- さち自由詩10*06-10-13
明日の空が知りたくて- ぽえむ君自由詩12*06-10-12
酷く楽しそうにでも切なく響く声- こめ自由詩1306-10-12
詩の中に僕も君もいない- ぽえむ君自由詩7*06-10-12
信じるこころ- 佐和未詩・独白406-10-12
わかったことは- ぽえむ君自由詩7*06-10-11
歌は詩となり詩は歌となる- ぽえむ君自由詩10*06-10-11
4コマポエム(No.2)- ぽえむ君携帯写真+ ...11*06-10-10
教室の窓から見える雲は- ぽえむ君自由詩10*06-10-10
今日あなたが- ぽえむ君自由詩5*06-10-9
*サヨナラ*- かおる自由詩11*06-10-9
くじらのいるそら- 夕凪ここ ...自由詩10*06-10-9
秋の自分も生きてゆく- ぽえむ君自由詩7*06-10-9

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