花屋敷のジェットコースターが
             崩れ落ちそうに走り抜けて行く

             いいじゃない
             ガタガタが新 ....
         大根でできた透けた奴 添え物のつまになりたい
         がりがりはいやだから
         糸みたいに細くなくっちゃダメ
         ふわふわしてなくっちゃ  ....
すべてを
守るために

命を
守るために
君は戦う

君は
英雄

かっこいいね
心壊れた
大切なものを
踏みにじられた
裏切られた

悲しむことも
知らない
己が汚されるのも恐れない

奴は悪魔か?
死神か?

刃物で
人を斬り
滴る血を見て
うすく ....
誰も信じられない
誰とも話したくない
顔も見たくない

全てが
うそ臭く見えて
全てがきたなくて
大人と言うものが
信じられない

傲慢に見える
卑怯に見える
仮面をかぶった
 ....
そらのかわに
さかなが泳いで


さくら色のねこが


まえあしを伸ばす





ゆるゆると
はるは


僕の街にもやって来て




雲間のあおに流れていた
厭なコトが明日あると判ったぼくはずっと
駄々を捏ね 打開策をねっていたけど…

けれど、皆は厭なコトが有ると知っていても
ひた向きに一生懸命に乗り越え、死に物狂いで働いて居る事
それが彼等に ....
幼い頃何度も遊んだ
川の上流
大人になっても
いまだに何度も夢に見る

里帰りをしたとき
久々に行ってみようと思い
散歩道がてらにあの場所へ
田んぼの中を歩いていく

吹き抜ける温 ....
君は一気に青春を駆け抜けた
四月の朝のことだった
誰も止めることなど出来なかった
君は光り
青春という言葉も輝いた
そして君は安らかに逝ったね
誰も君のことを忘れられない
葉桜の下に君の ....
青春は

まだ青いカジツだから


たべてみると

苦くて


涙がでてくるね
「あのねぇ、わたし、モテないんですよう」

はぁ、そりゃまたなんで?

「わたしてきにはね、そんなにブサイクというわけでもないと、おもうんですけど」

ふん、ふん

「クラスのなかで、 ....
天秤が上下に揺れる様子見て火星の重さ勝手に測る

SFの小説読んで夜空見る広い宇宙は嘘の塊

苦しみを和らげようとする笑顔恋に仕事に拘束される

欲しかった望遠鏡を手に入れて覗けば見える前 ....
彼から連絡がなくなってから
一週間が経った

昨日の夜
急にさみしくなって
くだらない内容のメールを
送ってしまった

朝になっても
返事はない

送るんじゃなかったなあ…

 ....
少年は
死んだ
白血病と戦い
そして倒れた

外にも
出られず
歩けなかった

車椅子に
乗ることが
多かった

少年は
明るく
生きた
素直だった

やさしかった ....
心無き人よ
安らかに眠れ
誰も恨むこともなく
自らを
悔やむこともなく
安らかに眠れ

心無き人よ
思い出すがいい
己の未熟さを
心無き人よ
悔やむがいい

己のために
心 ....
人と
争っても
つまらない
喧嘩してても
もめても
何も良いことはない

最近
はじめて
気が付いた

自分を
大切にしていく
これから
したいことだけを
していく

 ....
一日中
迷惑メールばっかでさ

たまに混じったメールは

ナンパされて
うっかり教えてやった相手ばっかで

最近ろくな目にあってなくてさ

知らない男とベッド入っちゃったりさ

あたしは

ずっと待っ ....
きみは涙をなしながらつぶやく


『変よね。悲しいときに、目から液体が出るなんて』


ぼくは


そうだね、


といいながらきみのかみをすいた


きみは涙にぬれたま ....
ふと、おもいたって


じぶんの未来を予想して


図にしてみた



どこの大学にいって


どこに就職して


いくつでけっこんして


こどもはなんにん・・ ....
トビラは固く閉ざされた
私の手によって
決して開けられる事のないトビラ

開ける必要の無いトビラは南京錠で固く閉ざされ
私の手の中には鍵が無く

もう二度と開かなくなった
いや、開 ....
(目覚め

君に融けてしまいそうな
早朝の輝き
池の氷がざわめき出す
ほら
滑ったのはピアノの鍵盤
射し込む光の挨拶

  おはようございます】

窓辺から延びる ....
君の道は今ここから始まるのさ

辛いことばかり背負って生きて来たけれど

人生がここからじゃ遅いなんてことはないのさ

君が今この瞬間から始めようと思ったなら

そこが君の再出発なのさ ....
どちらとも言えない表情で
どちらとも言えない言葉で

誰かを騙して

自分の本当の言葉を濁していたら
いつの間にか自分でも
本当の気持ちが判らなくなってた
唯一の理解者が判らないならば ....
あなたは多くの餓えだった
身長体重は言うまでもなく
学歴年収家族祖先話術 なにもかも優れ
アイドルチックな笑顔で私を魅せた


大きすぎても長すぎても またその逆でも
着なくなる服がある ....
すでに巣食う私の心には
あまりにも重い言葉だと思うのです

色に例えるなら、情熱的な赤
でも、静かに降り続ける霧雨のように
柔らかくこの手を濡らすもの

傍から見れば「幸せの象徴」のよう ....
環境が変われ人も変化する無意識のまま光る現実

最後まで使い切れない鉛筆の孤独な叫び孤独な命

まん丸い地球に暮らす生命体近くて遠い月に恋する

夕暮れが洗濯物を染め上げて「闇が近い」と色 ....
粋狂な程に

遠くから届く音楽

小鳥はさえずり

みつごは囲む

息は白いけど

ため息は白くはならなかった

君が無くした物なら多分僕が拾って

売り捌いたかもしれませ ....
愛しい人をうしなったとき

海のさざなみをきくと

こころにぽっかりと穴があくような気がするのは

なぜだろう


もう戻らない想い出が

心を駆け抜けるわけでもなくて

愛 ....
私は生きていく

世界でたった一人の息子を生んだから

息子という命をここに産み育てるというお仕事を

神様から頂いた

望んでも望んだ人すべてが叶う夢ではない

私はそのありがた ....
     流星群が来るんだって
             
     ベランダで受話器を耳につけて
     ぼんやりとあなたの声を聞いている
     広がる夜空を見上げながら
      ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
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幸せになろう- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-4-9

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