日の光が閉ざされたそこに

雲は薄くほの暗い蒼をたらして



地上の星は
ひとつふたつと瞬き始める





もうすぐ夜になる





本当の星は

もう ....
27で父を亡くした

あのとき
あたしは
もぬけのからになった

数ヶ月
母と暮らした

父の大きさを
影響を
思い知った

もう
何十星霜も
たっているのに

未だ ....
私を中止
銀行も郵便局も宅配便も
逃げたりなんかしないはず

私を中止
いくらか家事をしなくたって
後ですれば済むこと
そういえば子供の頃
一生家事をすると思うと
気が遠くなった
 ....
月が近すぎて

空が広すぎて

泣きそうになる

あなたに会いたくて
手を伸ばすのに

さみしいね

暗すぎて
見つけられないじゃない
その小窓の外の風景に目を向けた

その小窓の外の風景は切り取られていた

その小窓の外の風景に対して額縁を認めた

その小窓の外の風景をコーヒーを飲みながら観賞した

その小窓の外の風 ....
南極 と 北極

空 と 海

月 と 太陽

男 と 女

好き と 嫌い

*
*
*
*



両極のようで
いて

みえない
磁気に

引かれ
 ....
自分の勘のよさにいらいらする

人と話すのがいやんなる

窓から雲を見る

布団の中に入る

このままいってしまおうか

お母さんの編んでくれたマフラーを触る

視界がにじむ
 ....
i am a key
because i'm flying the world

talk their justice
it's your fort
be their wish
it's  ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ

運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた

 ....
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた

目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる

労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ....
気がつくと

インスタントラーメンを食べている

雪で 食材が底をついた 
 はい ラーメン

昼食 何にしよう 
 はい ラーメン

ちょっと 小腹が空いた 
 はい ラーメン ....
粉雪を一匙 タールの海へ

雪は 己の向かう海の混沌に慄き
黒き水は 己に映る雪の清純に恥じ

互いが互いを避けようと 狭い箱の中を廻る

そして 目の前の丸鏡を見て気付く

雪は  ....
引きなさい

少しは
引くことを
覚えなさい

愛しい人から

 しつこいよ

なんて

最低
最悪の
オンナだから

引きなさい

いい加減
引くことを
覚え ....
新しい朝

お日さまにおはようを言おう

瞳もきらきら

目玉焼きもきらきら

新しい光

新しい朝
チョコレート 甘きくちびる 苦き 想い出

聖なる日 何が 清くて 穢らわしいのか

それよりも あっち向いてて 風を見ていて

郷愁の 教会の窓 今は割りたい

どっちみち あなたが ....
眠りにつく
まるで吸いこまれるように

悪夢

寝ても覚めても
夢の続きのようで

今 そして ここ

リアル?それともバーチャル

届かない
届かない
決して

それ ....
私にとってあなたは特別な存在
その雄大さ故に私達を翻弄する
あなたの巨大さで世界を見ると
私なんて砂の一粒とも同等だろう

そういえば
火星にあなたが居た痕跡があると聞いた
本当なの?
 ....
しんしんと 振り行く きょうの 八重桜 しずく落ち、揺れる花びらおもたげで母の手のひら思い出すとき 怒りよ
悔しさよ

あたしの中に
ぐすぐすとくすぶっている
未開なるチカラに
火を点けよ

生まれたときからそうだった

双子は片割れと
比較される
両親の愛を
奪い合う
 ....
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が 
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど


見えない未来に 泣いたっていい ....
おひさまの光
たくさん 浴びて

今年もまた
たんぽぽの花が咲くよ

あげるものが何もなくて
慌てて摘んだ たんぽぽの花

最後にあたしがあげたもの

ねぇ
今年もたんぽぽが咲 ....
――誰といたの?
  誰といるの?

薄い愛を囁く
熱い舌

哀れに自惚れる鼓動を
愚かだと嗤ってくださいませ

眼差し、温かく
増していく、黒


貴方のペースに引き込まれ ....
君恋し
思い煩い
一片の
たゆたう心
弄んでる
両腕を失ってうしなうもの
ギターをかき鳴らすこと
新しい服にそでを通すこと
愛撫

両脚を失ってうしなうもの
休日の足の指の爪切り
じだんだを踏むこと
スキップ

手足を奪われ ....
唇を重ねたように
息がつまりそうな真夜中
声を荒げて
逃げだしそうになる都会の真ん中で
小さな羽虫たちは
か細い灯りに寄り添い
汗臭い涎を垂れ流している

相槌のない会話が延々と続 ....
冷たく大きな手を離すと
冷たい雪は溶け始め
温かい雨が降り出した

雪が溶けるとはしゃぐ君は
クルクルと回って
「もうすぐ春だね」と
残酷な言葉を吐き
「早く来るといいね」と
嘘の言 ....
自分の為に
詩を書こう
可愛そうな
自分の為に

とか
思った事もあったけど
やっぱ俺
疲れてしまって
しんどそうな
そんな人達のことを
クスッと
小さく笑わせたい

それ ....
鉦のおと 弦のおと
おらぶ声 鬨の声

「カナシイ」が寄せる度
私は頭を下げる

ひたすらに ひたすらに

「カナシイ」とは笑い話
私は涙を落とす

ひたすらに ひたすらに
いつか、遠い未来に

いや、もしかしたら明日かな

人間じゃない生き物みんなが

人間に総攻撃をしてきても

人間は助かろうとしてはいけないんだ

人間はそれを受け入れなきゃいけな ....
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