時々
無性に
ラーメンが食べたくなる

蛍光灯を映して
きらきら光る油

立ち昇る湯気

スープを引き連れて
手繰り寄せられる麺

あぁ
ラーメンが食べたい
 カウ・ボーイがあたしに言った
 
 「忘れ物だよ」
 
 あたしは
 忘れたんじゃない

 わざと置いていったのだ

 もう
 いらないから

 「よかったら
  あげ ....
昼夜を問わず、働いているあたしたちは
お天道様と一緒に
寝起きしているおさるさんより
少しだけ不幸せなのかな

凍えるような寒さが緩み
やっとぽかぽかしてきたら
今度は花粉症が猛威を ....
 わたしたちは
 永遠に探し続けるだろう
 自分たちの
 {ルビWhatness=本質}を
ある日突然
人を魅了するような
やさしく穏やかな
寛大で力強い
音を奏でられるはずもなく
今日も地道に
地味な練習

そんな音を奏でるには
日々流れゆく音に耳を澄まし
イメージ膨ら ....
雨の音と
エアコンの音が
重なりあう
夢の汀

目を閉じると
海が見える

砕け散る
水晶の波

泡立った
真珠の泡

深い深い
青に吸いこまれて

夢か
現か

深い夜の
反対側では

きっと
誰 ....
結局は
みんな
愛のために
詩を書いている
古い教会

脈々と
受け継がれる

祈り

神を信じ
祈りを捧げる人々に

わたしは
祈ろう

その願いが
叶えられますようにと
暗闇から
出てこられないなら

ランプをつけよう

彩とりどりの
ランプをつけて

虹色に灯るランプは

この部屋を
暖かめてくれるよ

暗闇から出てこられないなら

ランプをつけよう

ほのかに
や ....
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ....
俯いて歩くのも
悪くないよ

ほら、

ハートの石、
見つけた。
頼まれ事は

断らないをモットーに

どんな小さな雑用でも

どんな大きなお仕事でも

断らないをモットーに


過程が大切なのは知ってる

それは良くも悪くも

自分の ....
彼女は車を降りて
ドアを静かに閉めた。

結局はささやかで
しあわせな四年間も
こんなもの。

「彼とは別れたから」
玄関を開けるなり
母親にそう告げた。

「何で?どこが、なに ....
僕は
いつも通り
彼女を家に送り届けた。

「ありがとう」
それから少しの沈黙があった。

僕はタバコでも吸いたいな、なんて
考えていた。

「ささやかな幸せな時間をありがとう。」 ....
bird'eyeが
空色を映して
咲き始めた

もう春

ぶれることなく
春の道を
歩こう
いつも冷静で
落ち着いていた
蒼の心に
広がってゆく
橙の明かり

君への恋に
墜ちてゆく瞬間
風が届けてくれた誰かは知らない人の思い

けだるい朝の坂で僕の足はとまり先には進めない

全て君が綺麗だから僕の体は動けない

どのくらい繰り返せば毎日は明日じゃなく未来に続く
 ....
梅雨の季節が来た
じめじめして
生ぬるい様な
感じもする

部屋の中が
蒸し暑い
まるで
蒸し風呂みたい

また
梅雨の季節が
やって来るね

梅雨ばかり
続いていると
 ....
雨の日に
傘を差して
公園まで
行った

ブランコも
滑り台も
みんな
みんな
雨に濡れていた

誰も
いない
公園は
とても
静かです

雨の音だけは
聞こえます
さよならの後で
僕は泣いた
別れるのが
つらかったから

君には
もう
逢うことはないから

君の
笑顔は
消えることもなく
僕の
思い出の中に
いつまでも
残っている
 ....
病室で寝ていると
コツコツと足音がする

それは
アイのサイン

病院にいる人たちは
みんなスリッパ

スタッフだって
スニーカー

革靴のあのひとの足音だけが
コツコツ響い ....
振り向かないでね
そのまま
そのままでいて

わたしが抱いている
この肩が
この首が
この背中が

わたしが全身を抱きしめているから

だから

物音がしても
振り向かない ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る

光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める

荷物は案外少なかった
 ....
世界を手にとれない
小さな手
サミシサに
ひと粒の砂さえ
握りしめて離さない
さまよう私の
うつろう心の
冷たい手
駅前の
風景が変わった

再開発の名で
故郷は跡形もなく

クレーン車が行き交い
ミキサー車がひっきりなしに出入りする

変わりゆくもの

どっちみち
変わっていくのだろう
 ....
私は思考の海にたゆたう小宇宙

早く真っ白になれればいいな


嬉しくて サラサラ
哀しくて サラサラ
サラサラ サラサラ
おもいは流れる
流れ流れて
青空に溶けていけばいい ....
真白にそめあげる雪を見て
私は考えた

白とはどんな色だろう
染めるものでなければ
染まるものでもない
端然と 静かに
無音で 沈黙し
そこにある白

拒否し
包含し
白は ....
予定のない週末に
予定を入れた


 噴水を見に行く。

それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった


予定 ....
気づいたら
いろんなひとが
両手で込めて 
差し入れてくれた

おにぎり

箸もつかえないくらいに
元気なくなったとき
たべるといいよ、って

おにぎり

すかすかの ....
永遠に議論になりそうで深刻な問題、
「卵かけごはんに何を入れるか?」

・揉み海苔は絶対外せない
・ちりめんじゃこを入れたい
・しょうゆのみ!
・味の素、入れていい?
・鰹節がなきゃ
 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ラーメン食べたい- 風音携帯写真+ ...9*08-3-3
乾いた風が- 風音自由詩17*08-3-2
*類人猿より少しだけ不幸な人類*- かおる自由詩14*08-3-2
Wahtness- 風音川柳1*08-3-2
下積み生活- こゆり自由詩5*08-3-2
海の汀- 風音携帯写真+ ...8*08-3-1
愛のために- 風音川柳3*08-2-29
祈り- 風音携帯写真+ ...3*08-2-29
ランプをつけよう- 風音携帯写真+ ...1*08-2-29
夢の中に落とし物をした日- 小原あき自由詩31*08-2-29
Heart_Stone- 風音携帯写真+ ...2*08-2-29
ちいさな手- こゆり自由詩6*08-2-28
その夜の風に- 風音自由詩2*08-2-28
窓を開けて風の音を聴いた- 風音自由詩3*08-2-28
春告げ花- 風音携帯写真+ ...1*08-2-28
波紋- 愛心携帯写真+ ...2*08-2-27
戻ってきたよここにさ- こめ自由詩608-2-27
梅雨の季節- 妖刀紅桜自由詩2*08-2-27
だれもいない公園- 妖刀紅桜自由詩3*08-2-27
別れ- 妖刀紅桜自由詩5*08-2-27
足音がする- 風音自由詩2*08-2-27
蜃気楼- 風音自由詩1*08-2-27
春風- こゆり自由詩24*08-2-26
冷たい手- 由志キョ ...自由詩708-2-26
変わりゆくもの- 風音自由詩3*08-2-26
独り言- 渡辺亘自由詩208-2-26
- 渡辺亘自由詩108-2-26
予定のない週末- ふぁんバ ...自由詩11*08-2-25
おにぎり- 唐草フウ自由詩10*08-2-25
卵かけごはんに何を入れるか?- 風音散文(批評 ...5*08-2-25

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