ゆっくりゆっくり
暮れなずんでいく

太陽が
月に
主役を譲ろうか
考えている

街は戸惑って
モノトーンになって

こんな夕暮れは
誰かといても
淋しくて
君は生きてはいけないのだよ。


でも生きたいの。
どうしたらいいのかな。 

まだ冷たい風に吹かれ
空を見上げたら

白い風船が
力を使いきり
はらりはらりと私のもとへ

糸の先には
まあるい花の種
育ててみようと思いたち

長旅で疲れたであろう種 ....
なにげなく偶然に
となりどうしになった、名前
お互いブランコだなあって
思った、夜

こいでるスピードもたぶん違うし
わたしは何かとものを言いたがるから
足でとめて また土をける け ....
色とりどりの
小さなラムネみたいな

味だって
悪くない

ほんのり
甘くて

でも
これは
魔法の薬

ちゃんと眠りに
導いてくれる

ラムネみたいに
甘い夢を
見せてくれる
わけではないけれど
とおくで声を聞いた、
少しだけ厚い雲の下
足を止めその先を探す

   *

意味なんてなかった
ただ身体が伝えようと
やわらかな 部分に


{引用=ずっとずっと、とおくにいる ....
背が低いから
高いとこが好きなの


あなたはさ

馬鹿だから好きなんだろ?

ってゆうけど


違うのよ


あなたを

背の高いあなたを

上から見下ろしたいだけ



だってずるい



あな ....
月夜の晩に

月に向かい
踊るのさ

サンバやチャチャチャは
無理だけど

虫の声と
風の音を伴奏に

両手をゆらり
ゆらゆらと

月をあおぐ
狐の舞

虫の声に
 ....
歩みを止めて
立ち尽くし

しゃがんでしまった

立ち上がらなきゃ

そう思うけど
思えば思うほど
立ち上がれない



いいジャンプをするために
そうだ
いいジャンプす ....
こころの扉、
ひとつづつ
鍵をしめていく

このままでは
あまりにも
辛いから

ひとつづつ
丁寧に
鍵を集めて

けれど

きっとそれは
忘却にもぎ取られ
探すことさ ....
わたしの棲む場所を流れる川に
水はない

誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる


     *


夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ....
風船
たくさんふくらます

ぷうぷう
ふうふう

赤や
黄色や
青色や

マーブル模様は
お気に入り


全部自分でふくらます

今日のお天気よりも
私の気分が軽いか ....
この

吸い込まれそうな

空を

もしあんたが

見てるなら

きっと

あのコと

一緒なんでしょ?

だって

来てくれなかった

あたしが待ってた

ここに

来てくれなかった

空が好きな者 ....
{引用=(いつでも、何もないえがおでいてほしい、無条件に)}

近づきすぎると見えなくなる
遠のいてゆくとさみしくなる


他に、どこも、どこにもみつからない
てさぐりで、探した宇宙 ....
流れゆく景色の中で
ボクはキミと出会う


厚い雲に覆われた空と
よく晴れた空の真ん中


向かい合うイスの対角線
距離は六尺程か



キミとボクは今
同じ時間を共有し
 ....
母の日


ありがとうの気持ちが
遠回りしながら一回り

ありがとうは姿を消して
私はありがとうを通過した憎しみを噛んでいた


飲み込むことも
吐き出すこともできず
ただ  ....
悲しみを表す言葉を並べて

悲しみの詩が出来たら

その悲しみは意思をもって

そっと旅立っていく

そんな気がして

僕は少し嬉しくなる



喜びを表す言葉を並べて
 ....
思いつめていた
ぼくは

天界と地上を
さまよう
こころの中で

これ以上は
もう
これ以上は

猫は
ぼくのそばを
離れない

死の匂いを
嗅ぎとって

窓からは ....
足がかゆい

ばりばりと
かゆいあたりを
かいてみる

痛みはもとより
触れても分からないはずの場所がかゆい

きっと
ナイフで切り付けても気付かないであろう足の一部

神経が ....
まだ小さな子供だった
覚えてるよ、小さな手




春は桜
夏は蝉の鳴き声
秋は紅葉
冬は粉雪

この道を365回通る頃には
私の身体も大きくなった

君の一年は私の5年
 ....
たくさんの
小さな花

どれもみんな
上をむいて
咲いていて

私も
上をむいて
歩こ

上をむいて
歩いて
いこう
      最後の /色

      残されたままに/
/ひとつの ....
光があるということが
どんなに素晴らしいか

窓辺より五月の風が吹く
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る

ああ太陽
太陽 ....
海は広いな

君は遠いな

僕は寂しいな

忘れてないかな

もっと素敵な

人見つけちゃったかな

会いたいな

会いたいな

この海の向こうに

君はいるのにな
向かい合わせで最後の言葉
吐息と共に涙もきっと
君の横をすり抜けてゆく
こんな日も今日だけ

同時に背中を合わせた二人に静かに風が吹いた

たとえ二人が振り向かなくても
今日も変わらず ....
{引用=(身体がふたたび目覚めはじめる)}

窓の内側
さわやかな風が
やわらかいレースの
カーテンをひるがえす
初夏のひかりが
まぶしすぎた

屋根の上
反射する水面の
ゆれる ....
ねえ

あたしのこと

ちゅき






































かん ....
雨の中に鯉のぼりがいて
彼らは空を飛ぶことしか知らない
だけど、濡れた体を揺らしてみると
遠い昔を思い出したみたいだった
青い空を飛ぶよりも
うんとなめらかに飛んでいた


***
 ....
乾いた靴がまた濡れ始める頃
少女はもう一度溜め息をついた
外では雨が降り続いている

柔らかな毛布が本当に好きで
夕方が来る前には眠っていた幼少の頃

いつの間に踏んだのだろうか
 ....
前歯でがりがり
おなかを削るように鳩サブレを食していたら
怒られた
ほんとうは
笑ってほしかった
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