あいたい
ゆきあいの空に
あさひのまえに 家を出た
やけに 赤い 朝日だった

ゆきあいの空は
季節が ゆきあう空だという
北に向けて クルマをはしらせれば そのうち ....
さよならではなくて
また会おうね
と言った

私は息をのんだ

もう眼差しも宙に浮き
口の動きも
何を指しているのか
分からなくなっていたのに

「お父さん、また会おうね」

 ....
希望をもっては
挫折をおぼえ
夢を見ては
幻想と気付き

目覚めては
明るさにうちのめされ
眠りにつけば
だるさが増し

自らの闇が
意識にのぼれば
自らの不如意に
恐れ ....
話しかけないでください

静かに
ハサミの音を聞いていたいのです

質問しないでください

今は
答えたくないのです

話しかけないでください

ただ

髪を切りに来ただけ ....
横断歩道でフライング渡りする
ビジネスマンらしき人と目が合って
そう、私も指標にしている
あなたをだ

狭い地方都市に
気だるい午後の陽差し
何処にも行けない連帯感

話をした後生き ....
いつもの時間の
いつものバスに乗って
いつもの席の
いつもの窓に
いつもの体制で 頬杖付けば

いつもの眩しい日差しが入ってくる
いつものように 目を細め
いつもの 陽の当たらない反対 ....
忘れてしまえとある人は言う
そう念ずるたびに思い出す
忘れなくてもいいとまたある人が言う
思い出すたびにずっと涙する

ずっと心は揺らぎ続けるだろう
治らない傷は抱えていくしかない
鏡を ....
{画像=111010205059.jpg}

 【 雪花 】


雪が
頬触れ
ひらひら
ひらひらと
鉛色の空から
舞い落ちる雪花
白い礫が頬をうつ
熱き恋情抱きしめて
吹 ....
しばらく会えませんが元気ですか

秋が深まりますね

ストーカーは退治しましたか


僕は限りなく透明に拡がって行きます

埼玉古墳群のお店であなたに勾玉を買いました

内勤にな ....
秋のひとひら
白紙の日記に舞い落ちる
滲みた文字が
やけに霞んで飛ばされそう

移ろいゆく季節にあって
留めておきたい
ひとつの場所

君は覚えているだろうか
僕が挟んだ栞の
あの日

秋がやってきて ....
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました

花火のように夜空に打ち上がりたいのです


仕事帰りにバイクを駐めて観てました

鴻巣の花火大会でした


彼女も対岸で車を駐めて ....
骨ばった指が刻むリズムに
新しい何かが湧き上がる
一つずつ組み立てられた細胞
その隅々に貴方が浸透していく


疲れた顔も
満足げな顔も
近くで見ていた


どんなことが起こった ....
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


 ....
果てしない時を超えて

異次元の狭間を抜けて

白い夜にたどり着くまで

愛を照らす何かに飢えて

僕らはジプシー


繋ぎ止めて

まいあがって

憎しみあって

 ....
. 
しばらく前から動かなくなってしまったあなたの肖像
あなたは永遠になってしまったから
ぼくが生きている限りあなたは生きているし
年をとることもないあなたは永遠の肖像
. 
夜は星々のま ....
マサカのサナカに考える
サカサになって 考える
サカナになれず 考える
トサカ 動かし 考える

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
スマートでないのにスマートフォンを持たされた

たいしてあいしてないのに結婚した

子供三人どうしよう

これが国家と言うより

人類あるいは生物学

もっと敷衍すると

鉱石 ....
純粋な不機嫌
憂鬱ではなく
正しく怒るのでもなく
ニィと笑える
この不機嫌

病気の子供のそれらしさで
つねに何かを云う事ができる
イエス、ノオ、
肯定でなく否定でなく
沈黙し ....
静寂の中
聞こえぬ音が
漂っている
リアルな凹凸
まだ見ぬ実体

見はなされ
おびやかされ
晒された者の
裏返る脳裡
粘液質のものが痛々しく
外気に触れられてゆく

これ ....
生きている意味を知るために
確かなものを探していた
信じたい言葉があった

『 愛 』 『 希望 』 『 約束 』

だけど解っているんだ
そんなものを信じるから 
いつも傷つくんだっ ....
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
信じられるかい?
人間が月に行った事を

信じられるかい?
君と月を眺めてビールを飲んだ
あのビルの屋上は閉鎖されたよ

信じられるかい?
夜中に忍び込んで水面に映った月に
誰もが息 ....
風がカーテンを揺らす
私は誰かの洗濯物をたたんでいる
ふと眼を向ければ
貴方の優しい眼差しがある
私は微笑みを返す

時の音は静かで
街の音は風になり
また吹き抜けては
あなたの視線 ....
でたらめに文字を並べて
言葉にならない僕のハ−ト
うろうろ

誰かが飛ばしてくれた
言葉がハ−トに張り付いて
ピタピタ

くっついちゃって
眠れそうもなくなった

お月様が笑ってる


 ....
貴女に教育された愛し方で

他の誰かを愛す

空っぽな私の本意など

貴女に教育された愛の前では

意味を為さないのだと思い知るばかりだ
 
絶望があるのと同じように
希望も存在する

楽しみが永遠に続かないように
苦しみも永遠に続かない

人生を希望の方向へ
希望の方向へと
向けていきたい
太陽に向かうひまわりのように
 ....
ドット絵の竹林を歩いていた
瀕死の仲間達を引き連れて

ボスを倒して洞窟を抜け出した時
竹取りの村はすぐそこに見えたけど

遭遇した鬼から痛恨の一撃を受けて
最後のセーブポイントまで戻さ ....
夢の門出に
君を想う

地球は丸くって可愛いなって

宇宙の鋭いむごさは
嫌いじゃないけれど

蒼い地平線が好き

何処までも漂う
ぼくを
繋ぎ止めているのは
たぶんあなた
 ....
まどろみの中で

あなたの体温を感じる

猫みたいに
ちょっと足先を
太ももの間に触れる

気がつくと
あなたの脚に足先は絡んでいた

胸に置かれた
右手には
あなたの左手が ....
淡雪の止みたるのちに会えたことなんども傘を振ってよろこぶ

漆黒の庭にさらさらとき充ちて空の底よりこぼれる花弁

ざわざわと嵐のなかの花となり座りこんでは夕景を観る


山萌えて取り残さ ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7254)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
来ない- るるりら自由詩12*11-10-12
キス- 麦穂の海自由詩711-10-12
掌握- シホ.N自由詩211-10-11
髪を切りに- 森の猫自由詩10*11-10-11
故郷- 宮岡絵美自由詩211-10-11
いつもの・・・- subaru★自由詩11*11-10-11
夜明けを待つ- 相差 遠 ...自由詩3*11-10-11
【__図形__】- 泡沫恋歌自由詩20*11-10-10
愛する君に- 梅昆布茶自由詩4+11-10-10
- 乱太郎携帯写真+ ...12*11-10-9
花火- 梅昆布茶自由詩311-10-9
My_master...- 涼深自由詩611-10-8
詩人になんかなれない- 梅昆布茶自由詩311-10-8
ジプシー- 梅昆布茶自由詩211-10-8
肖像- Giton自由詩4*11-10-7
マサカのサカナ- 藤鈴呼自由詩2*11-10-7
スマートフォン- 梅昆布茶自由詩211-10-7
無声の本当らしさ- シホ.N自由詩211-10-6
覚醒する幾千の日と夜- シホ.N自由詩411-10-5
【_evolution_】- 泡沫恋歌自由詩9*11-10-5
かみが_かわく- るるりら自由詩21*11-10-5
【レム】- つむじま ...自由詩7+*11-10-5
ある夏の日- 菜穂自由詩5*11-10-4
- 乱太郎携帯写真+ ...11*11-10-4
教育- 徘徊メガ ...自由詩111-10-4
無題- 渡辺亘自由詩811-10-3
竹取りの村- 1486 106自由詩211-10-2
果てしない旅- 梅昆布茶自由詩211-10-2
まどろみの中で- 森の猫自由詩14*11-10-2
四季- かぐら短歌6*11-10-1

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