すべてのおすすめ
いつも不意に
はずれる
理性のたが
堅牢な自我を
もみほぐして
はなたれるもの
欲のまま
感情のまま
止めるものなく
そしてそれは
自由ではない
ある意は自我の盛 ....
センセイ
オ父サンオ母サン
気をつけて下さい
ボク
凶器を
もっています
鉛筆を削る
小さなナイフでも
凶器になります
空き瓶の口をもって割れば
瓶の割れくちが
....
真昼の太陽を
全身に浴び
蒸発していきそうな
夏でした
夜中の闇を
吸い込み続けて
窒息しそうな
夏でした
夜明けの空は天高く
苦しまぎれに
起き続けていた ....
つかれたな
つかれたね
眠りたいね
眠りたいな
僕らをせめる
世界にあって
僕らはどこでも
なにものでもなく
さみしいよ
さみしいか
生きてるね
....
風の吹聴
空の怒号
言葉にならぬコトバが
聞こえる
自然の擬人
宇宙の無尽
大なるものの前に
人は小さい
青天の霹靂
雷雨は決行
荒れる世界へ
力を向ける
....
あなたよぼくの
燃える
イノチを見よ
ぼくはもう
何も言わない
何も見ない
何も感じない
何もしない
何も書かない
何も考えない
ぼくを過ぎ去るものはなく
ぼくに ....
心きゅうきゅう
キュウキュウ鳴いて
きゅうきゅう詰め
頭くるくる
クルクルめぐり
来る狂う気配
体きりきり
ギリギリいっぱい
きりきり舞い
魂しんしん
心身の
深 ....
地球はどんどん
狭くなる
ジェット機
ネット
緩む境界
宇宙はどんどん
広くなる
ビッグバン
暗黒物質
ひずみと膨張
創造主の
想像は
どこにいくか
そもそも創造 ....
当たり前のことなど
ひとつもない
健康も
思考も
人との関係も
自己自身も
当たり前のことなど
何もないから
生きていることの
稀有を
感じながら
僕は畏れる
当た ....
しろい花
きいろい花
むらさきの花
白い作為
黄色い極限
紫の無意識
対象知らず
しるしなき
供花は咲きほだされて
立つ雲
しずかなる
狂歌は所在なく奏でられ
なにも
見えなくなったとき
おどらされるのは
ごめんだから
自分の眼で見て
自分の脳で考え鍛えよう
鍛えたすえに
自分の脳さえ
信じられなくなったら
きっとそれが ....
かくれんぼしよう
いち にい さん しい
ごお ろく しち はち
きゅう じゅう 数えて
もういいかい
かくれる場所は
暗くて密かで奥深い
安全地帯
遊びを忘れて
神かくしの ....
健康的な朝を
求めてある
夜ではない
闇を味方にして
明けない夜のあげる
かちどき
夜風が吹いて
飛び散る星の
窓の外
日の出る朝を
待ち望んである
夜ではな ....
からからからと
風は吹いて
真っ青な空に
よどんだ雲
冬のにおいに
春の予感もまじっている
さむいなあ
さむいな
からっぽだな
からっぽだ
からから
からと
風は吹いて ....
こざとおおざと
大阪の部屋にいて
月へん肉づき
服薬する脳
さんずいさんづくり
混沌を彫る
ひへんいわく
時間は書けぬ
くちくにがまえ
存否の因縁
にんべん ....
でも
生きている
それでも
息して生きている
でも
考えている
それでも
感じて考えている
廃人が
灰になるまで
苦楽と暮らす
呟きを
つぶさにとらえて
書く ....
生きて
居ても
死が
始終
奢り
躍り
*
信の
真相
摑むも
束の間
広がり
開かれ
*
書く
観念
毒 ....
握る拳のひとつ
力を
力を
みなぎらせ
踏出す脚の一歩
遠くへ
遠くへ
つながらせ
ささやきを叫びにして
この存在を
主張するのもおこがましい
さみしさを晒け出し ....
過剰な感覚
直観の感受
表出する感情
抒情を排し
かわいた言葉に
質感そそぐ
覚醒のとまどい
覚知を求める
覚悟の日々
身をけずり
心めぐらせ
目覚めよ叡 ....
幾とせ過ぎたか
このひと世
移ろう空気に
まかせる身
真夜中闇に
包まれて
白昼は日の
光浴び
宙の広がり
定まることなく
時の流れ
留ま ....
「恥の芯」
生きているのが恥ずかしい
死ねないことが恥ずかしい
しょせん価値など求めてないが
恥ばかりの道のりで
消えてしまいたくもなる
過去は去るまま
未来は白紙
....
歌い尽くされた
メロディ
書き尽くされた
ことば
創作なるもの
無尽蔵か
個性なるもの
確たるか
自意識が
固有であるという幻想
すべて形なき混沌
個性の殻に安住 ....
生まれぬ仔を
待望して止まないように
生まれぬ言葉の
形なき存在を想う
非存在という
存在のありかた
存在なきことは
ひとつの救いでもある
発そうとした言葉を
失いつづけ ....
キレイダナ
綺麗なものを
僕の眼も見る
このマチガイを、この
すべての僕等の間違いを
ほんとうの物にする
ホントウに綺麗なものが
僕の眼の裡に映る、もう
間違いもかまわぬ
....
まどろみなど
ありはしない
醒めきった空と
意気
落ちてくる
宇宙の風が
運ぶもの
夜明け前の風に落ち
まちがいなど
ありすぎる
去り ....
すべては暗示ばかり
と気づくことは
恐れる第一歩
見ていたとおりの世界は
忽然と姿くらます
世界をいったい
どのふし穴で見ていたか
暗示をよりよく
読み取るすべを失って
ふき ....
時空が虚構であることを
何故僕たちが知らなければならなかったか
知らぬことが一つの特権でもあったのに
夢の跡をたどり
確かめられるものの
すべてを消し去るために確かめる
片々の ....
新年
まわりゆく月日
新しいといえるか
迷いゆく道
死の年
まがまがしい月日
もはや過去だ
通いゆく血
あの夏は遠く今
見えるのは
白い冬の日
あんなに嫌悪した脱 ....
笑いながら僕らの内部から
ななめうしろに
バタバタ飛んでいった鳥たち
そうだった
僕らに絶対はないのだ
絶対がないことの再認に
僕らと鳥たちのあいだにある
みえない影法師を見よ
....
ぼくは待つ人
何を待っているかも
わからないけど
ぼく待っている
待つもの来ずとも
待つ心のありかたで
有為も無為も
意味をなし得る
意味といえども
無意味な本質
本質 ....
ペポパンプさんのシホ.Nさんおすすめリスト
(100)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不条理
-
シホ.N
自由詩
3
12-11-26
キョウキ
-
シホ.N
自由詩
2*
12-10-18
ひと夏ひと朝
-
シホ.N
自由詩
2
12-7-25
これっきりの僕ら
-
シホ.N
自由詩
3
12-6-25
ままならぬもの
-
シホ.N
自由詩
3
12-4-3
命
-
シホ.N
自由詩
3
12-4-1
意味深深
-
シホ.N
自由詩
6
12-3-27
創世
-
シホ.N
自由詩
2
12-3-25
当たり
-
シホ.N
自由詩
2
12-3-21
花の色雲の影
-
シホ.N
自由詩
3
12-3-18
懐疑論
-
シホ.N
自由詩
4
12-3-13
かくれんぼ
-
シホ.N
自由詩
4
12-3-10
うしみつどき
-
シホ.N
自由詩
3
12-3-2
風
-
シホ.N
自由詩
4
12-2-28
大阪にて
-
シホ.N
自由詩
2
12-2-25
精なき生活
-
シホ.N
自由詩
4
12-2-23
難問
-
シホ.N
自由詩
3
12-2-18
尖鋭
-
シホ.N
自由詩
5
12-2-12
感覚質
-
シホ.N
自由詩
6
12-2-6
遠い日
-
シホ.N
自由詩
3
12-2-4
恥の芯__恐怖心
-
シホ.N
自由詩
6
12-1-30
根源
-
シホ.N
自由詩
4
12-1-24
存在の秘密
-
シホ.N
自由詩
6
12-1-20
僕の眼も
-
シホ.N
自由詩
4
12-1-17
午前三時の危機
-
シホ.N
自由詩
2
12-1-16
暗示
-
シホ.N
自由詩
1
12-1-12
触角
-
シホ.N
自由詩
3+
12-1-9
一月
-
シホ.N
自由詩
2
12-1-8
鳥たち
-
シホ.N
自由詩
2
12-1-8
待つ人
-
シホ.N
自由詩
6*
12-1-4
1
2
3
4
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