いいかい
君がいくら誰かに不満をもっていても
君が何も言わなければ
君の不満はどんどん膨らんでいき
頭の中がぜんぷ不満だらけになってしまうよ
君の頭の中だけが不満なんだよ
みんなが満足して ....
一.

なんだかね
スーパーに行ったんだ
この街は夏でも冷房とかあんまり無くて
でもそのスーパーにはあって
涼しくて
何買うわけでもないけどね
近くの中華料理屋の中国人たちがいつもどお ....
移りゆく時代の中で
本当のものを求め
素直に喜びたい
世の中に生きていることを

流れゆく時間の中で
今そのものを求め
正直に感じたい
時の中で生きていることを

巡りゆく季節の中 ....
祭りの後で酒に酔って

その勢いで僕は中学の時の

片想いの人にメールした

けどその人はアドを変えていた

もうこの思いは届くことなく

心のアルバムにそっと張り付けて置いた
 ....
引っ越したアパートは
薬屋の二階だった
辺りには小さな商店しかなかったが
近くに大きな川が流れていて
君の心を支えながら
よく土手を歩いた

神社には大きな桜の樹があって
薄紅の季節を ....
電車に乗って 都内へ行く

それは
ときには嬉しいイベントであったり
ときには必要に迫られた用件であったり

車内では少し緊張している
エプロンではなく ネックレスをつけているから
サ ....
豆電球ほどの灯りがあればそれで十分で
傍に紙と鉛筆があればそれで満足した
ミカンのダンボール箱が机代わりで
ダンボール箱の上に布でも掛ければ一端の机になる
窓はガタが来ていているのか、 ....
夢から覚めたその朝は
どんな夢を見たのか
覚えてないけれど
どこかにまだその夢が
自分の中にそっとある

きっと安らぎのある
やさしい夢だったに違いない
夢と朝のつながりが
頭の中と ....
{引用=夜、眠る前には忘れることなく
絵本を開く少女
はお話の最後を一度も見たことないまま
眠りにつく、早く明日が来ればいいのに、と。

空の色によく似たワンピース
がお気に入りの少女
 ....
自分のすべては小さくて
すべてを出しても
誰もわからない

けれども
自分のすべてを出さなければ
誰にも見つからない

自分のすべては小さくて
すべてを出しても
誰にも知られない
 ....
カキ氷が空を浮き
流れていく姿を眺めれば
空は涼しいというのに
額から汗が滴り落ちる

カキ氷が自分の前を
どんどん流れてゆく

暦の上では秋なのに
まだまだカキ氷は空で作られる
 ....
四畳半の狭いアパートで暮らして数年が経とうとしていた
脚の折れたテーブルとポンコツのテレビと敷きぱなしの布団しかない部屋
窓を開けても射し込む光は薄汚れていた
ギシギシと鈍い音が出る階段は何回も ....
蝉の鳴き声が響く夏夜

パジャマすがたで汗をかきながら

一心不乱に望遠鏡をのぞき込む

僕の姿がそこにあった

透き通るほどの光り輝く星の雨

アレがどんな星でどんな名 ....
どうしてなのかと聞かれても
はっきりとは答えられないけれど
いつしか人を
信じられなくなってしまったあなたへ

あなたはあなたであり
人は人なのですから
人が信じられないということは
 ....
湧き水の底から
三日月が現れて
私に問うた

空の寿命はいかほど?

さあ
太陽にも相談しませんと
何とも言えません

太陽は山の端に隠れる最中で
やさしく

月と太陽がかき ....
朝顔の 浴衣着せられ すましても
{ルビ囃子=はやし}の誘いに 鳥のはばたき

色具合 綺麗じゃないかと なだめても
姉のお古に チョーさん唇

何故わかる 金魚の匂い ぐいぐいと
群れ ....
今日という日があるのだから
今日という日を描いてみれば
それは言葉にもなり絵にもでき
一日という日が輝かしい

今日という日があるのだから
今日という日を信じてみれば
それは願いにもなり ....
答案用紙に名前を書き
試験官の合図とともに
問題用紙をめくる
そこには詩の問題があった

 この日のために自分は
 努力してきたのか
 がんばってきたのか
 我慢してきたのか
 もう ....
悲しいことばかり
思っている自分が
なんだかつまらなくなってきた

苦しいとばかり
考えている自分が
なんだか無駄になってきた

朝陽が昇る
今日という日が始まる

この光に負け ....
今はその坂の上はレンガ造りの外壁が少し在るだけで
伸び放題の草木が絡まり合い
今はその場所には何にも無かった様な雰囲気を出しているが
其処に遊園地が在ったことを証明する様に白馬が倒れている ....
君の才能は
君が生まれもったものではなく
君が習得してきたものでもない

君の才能は
君の心の中にある

なんの努力もないまま
好きなことをするのは
本当の楽しみとは言えない

 ....
高くそびえる木の下に
新たな生が登り出し
土を見下ろす暗がりが
長い時間を物語る

低く広がる根の上に
新たな生が動き出し
空を見上げるまぶしさが
広い世界を物語る

この日のため ....
尽きそうで
尽きそうで
時に思い出したように
夜を縫う
置き去りの夏に迷う
この心のように

かくも小さく
かくも短き生命の振動が
この手に伝わります
見失う日々を
辿れ ....
あれは暑い日でした
いつも通りに長い坂を自転車で下り
数十年前に廃校の中学校を横目で見る
校庭は手入れがされてなく雑草が高く伸びているが
近所の小学生が野球をする場所はなにもない
ざ ....
季節を感じるその朝は
高く射しこむ光を返し
満ち溢れるまぶしさに
心湧く世界を誘う

茎は陽の角度に合わせ
その高さは届くように
葉は大きく広げ
近くに住む虫たちに
憩いの場を与える ....
俺はサボテン

とげとげのサボテン

人が触れたら 刺してしまう

乱暴な サボテン

誰でもいいから このとげ

全部 抜いてくれ
その日
美しいものに出会えたのなら
喜びの音が聴こえてくる

その日
楽しいことに出会えたのなら
温もりの音が聴こえてくる

その日
大切な人に出会えたのなら
幸せの音が聴こえてく ....
この部屋は殺風景だから窓辺に花を置こう
陽はそんにに射さないけど育てみよう
午前中はベランダに置いておけばいいから
そう言ってから随分と長い事にその花は外に在る

植木鉢からプランタ ....
夢よ飛べ
正しいと思ったことを
正しいと信じるがゆえに
君は今
君の夢を現実へと歩き出す

不安を抱いたとしても
君の希望があるじゃないか

夢よ翔けよ
本当と思ったことを
本当 ....
夜空の星が一斉に僕に向かって

急降下してくる

星のシャワーを浴びながら

僕はひとりブリキの機関車の

おもちゃで遊んでいただけ

ひとりはなれていた

いやな ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
力の限り想いを語れ- ぽえむ君自由詩7*06-8-10
LECHE- 水在らあ ...自由詩24*06-8-10
生きていることを- ぽえむ君自由詩6*06-8-9
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川をわたる- さち自由詩7*06-8-9
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夢を夢見る- ぽえむ君自由詩10*06-8-9
しましま- 夕凪ここ ...自由詩8*06-8-8
自分のすべては小さくて- ぽえむ君自由詩4*06-8-8
立秋- ぽえむ君自由詩7*06-8-8
四畳半- 海月自由詩4*06-8-7
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人が信じられなくなったあなたへ- ぽえむ君自由詩5*06-8-7
空の寿命- けんご自由詩506-8-7
祭囃子に誘われて- 佐野権太短歌16*06-8-7
今日という日があるのだから- ぽえむ君自由詩4*06-8-7
この日のために- ぽえむ君自由詩5*06-8-6
朝の光はやってくる- ぽえむ君自由詩6*06-8-6
其処には遊園地が在った- 海月自由詩4*06-8-5
君の才能は- ぽえむ君自由詩3*06-8-5
新しい世界へ- ぽえむ君自由詩7*06-8-5
線香花火- Rin.自由詩23*06-8-5
遠い遠い、夏- 海月自由詩7*06-8-4
まぶしい世界- ぽえむ君自由詩9*06-8-4
サボテン- 愛心自由詩206-8-4
幸せの音が聴こえたら- ぽえむ君自由詩8*06-8-4
- 海月自由詩3*06-8-3
夢よ飛べ- ぽえむ君自由詩5*06-8-3
僕の広げた純白の翼で- こめ自由詩1006-8-3

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