香の濃いコーヒーの匂い

時間など忘れてしまいそうな一時

走るのを止めないのは

駆け抜ける風が心地いいから

旅にでるからもちものはきびだんごで

そういって後にした

数 ....
 
コートを着たまま
(冬ごもりしていた)
見せかけの夏
蝉の鳴き声が死んでいた

都会の片隅で夏の亡霊と戯れるが
酔いどれの快楽だけが紅潮して
海辺を闊歩していた
煌めく夢が泳ぐこ ....
ねぇ

朝になって
何もなくしてないことを知るけど
隣にだれもいないことも
知るんだよ

夢の脱け殻が
落ちてないか必死に探すけど
うなだれた首みたいな
タオルが丸まってるだけ
 ....
{引用=off



部屋の明かりを消しても
真っ暗にはならないんだね。
夜たちからは、もうとっくに
ほんとうの夜なんて
消え去ってしまったみたい。

街灯の光がカーテンを透かし
 ....
軽トラックの後ろから
眺めたあなたの姿が
あまりに女だったから
私はこわくなった
へだてたガラスを殴って
振り向かせたかったけど
バックミラーで私の顔を見られたくなかったから
寝転んだ
 ....
木漏れ日から漏れたような
あなたを愛してみたい
ヒヤシンスの花のように
あなたを信じていたい
画家が描く睡蓮は光りに包まれて
沼の底まで生きている
そこは何処にあるの
額に収められたあな ....
あの頃の私には
人と違う ということが恐ろしくてならなかった
生まれ持ったカラダのどこもが
他のみんなと違ってはならないと思っていた
思っていたのに違っていた
わずかにカタチを違えて備わって ....
「またね、今日はホントにありがとう」と言ってわかれました

最後は握手で

あのとき抱き締めてたらどうだったかな

違っていたのかな

手を伸ばせば良かった


ぎゅっとすれば良 ....
不景気で デートの費用 割り勘に

お金より 愛があるなら それでいい

値切るのが 上手くなるのは 不況のせい
凍える意思

凍えている
薄暗い寒さに怯えて
いつしか低体温症になってしまった
もう
感じることさえ
ひたすら延びる氷柱

赤だとか黒だとか
色彩に言葉はあるというのか
芥子の ....
誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない

同じような
状況に
あっている人を
傷つけたりしたらいけない

やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
 ....
頭の中で
昔のあなたがぐるぐる
あの時の言葉がぐるぐる
夢を見ていたみたい

夢だったんじゃない?

えーっとねぇ、
それでもねぇ、
わたしは幸せだったんだよ
雨が降りビニール傘に映り込むカクテル色の街を染める灯

梅雨明けて影が濃くなる一方で「夏は暑い」と無言で語る

砂浜に流れ着くのはペットボトル手紙の中のメールアドレス

昼休み街で見かける ....
残り少ない飴を手に取り

それを口の中に運んだ

昔々の魔法が使えた頃の日々は

それはそれは楽しそうだな

軽快なケルト音楽に合わせて

何処までも蒼い草原を杖片手に歩いた

 ....
探しているものは案外そばにあって
あちこちひっくり返したりしてるその手の
袖口に引っかかっていたりする


最後にきみを見たのはいつだったか
霧がかかったみたいにぼんやりとしているけれど
 ....
だまされるな
偽ったものに
惑わされるな
偽った言葉に

聞きなれた
言葉でも
それは
確かか
どうかもわからない
正しいか
どうかも
わからない

目に見えるものに
映 ....
お前は強いなと言われても
あなたは弱いですねと言うしかなくて
言ったからといって私の気持ちが
どうにかなるものではありません


お前は大丈夫と言われても
保障もない断言だけで
生き ....
蝶と呼ぶにはあまりにも大きな黒い羽を蝙蝠と見間違い
「哺乳類なら子をうめるのでしょうね。」
そう信じたいわたしは心臓から大腸までを綺麗に束ね、
唇で結わえて感覚的スイッチを押した。

 ....
ずっと
私を
愛してくれるって
言ってくれたのに
あのひとは
突然
変わってしまった

愛しているのは
君だけだよ
そういってくれたのに

今は
何を
言っても
振り向い ....
小さな秋を
てのひらいっぱい集めたら

ポケットに入れて

冬に口笛を吹こう

あたたかい想い出を
たくさん集めて

冬に冷たい涙
こぼさないように
四次元ハーモニクスは

夜の公園に不気味に響く

欠片を拾うことを

罪へのお返しだと思い

喜んで組み立てていた

見えない所では

僕が思う人は今日も

ネオン街へ知ら ....
寂しい時は
僕のところへ
戻っておいで・・・。

いつも
君のことを
思い出すんだ

ひとりで
いる時
君の
素直な
横顔が
恋しくなるんだよ
愛しくなるんだよ
かわいい ....
妖言の使者顕われて
戯れる闇夜のひととき
濡れる息使いを殺し
桃源の森を散策する

    (ここには
     あなたとわたし
     しかいない
     わたしとあなた
   ....
あの日の
林檎の色を
ぬくもりに
たとえるなら

こんなに
淋しい色はない

もうきっと
触れることの
出来ない

優しい時間

そのすべてが
微笑みが

涙に
溶 ....
物言わぬ足が私を見つめている
それは君の足だ 君が歩きつかれて
私の目の前に四肢を横たえて眠る足先
見るともなく触るともなく触れて
その足裏が少しいびつなのに気づく

君ハソウダッタノカ
 ....
さよなら
新たなる
人生に
向かって
旅立つ

新しい
未来へと
出発していく

君が
いたことを
何時までも
忘れない

君と
であったこと
決して
忘れない
 ....
 

僕らは

大地から生まれ

大地へと還る

ただ それだけの事


そして その短い間に

何を想い 何を感じ

何を願い 何をするか


それが 「生きる」というモノなのだろう ....
流れ星を見た
知らせなきゃっ

<あっ>

テストでいい点とった
誉めてもらおうっ

<あっ>

ふんわりワンピースを衝動買い
気に入るかなっ

&l ....
ささやかな嘘。
私は考える。嘘がウソであり続ける為に髪を伸ばし
私を縛り、私は私を騙し続ける。



象牙の塔は築かれる


築くべくして
築かれるので

そこに現実は無いんだ

 ....
きみから放たれた愛しい種子は
酸素に混じり肺に吸い込まれ
潤んだ空間にじわじわと溶ける


熱いため息が吐き出されたとき
そのあまりの重さに
飽和状態であったことを知る


きみの ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢の中に飛込んだ- こめ自由詩1409-11-3
冬ごもり- 乱太郎自由詩11*09-11-3
目覚めに- 朧月自由詩309-11-3
off- 夏嶋 真 ...自由詩3009-11-2
軽トラ家族- 朧月自由詩309-11-2
何処- 乱太郎自由詩9*09-11-2
ひとと違うこと- 朧月自由詩509-11-1
残像- つゆ自由詩2*09-11-1
不景気- 夏川ゆう川柳309-11-1
凍える意思- 乱太郎自由詩8*09-10-31
思いやり- そよ風さ ...自由詩6*09-10-31
うーん- cass自由詩109-10-31
ビニール傘- 夏川ゆう短歌109-10-30
ハーメルの笛- こめ自由詩1809-10-29
秋桜は大人になってゆく- あ。自由詩15*09-10-29
偽り- そよ風さ ...自由詩8*09-10-29
考えた結果- 朧月自由詩609-10-28
on- 夏嶋 真 ...自由詩1209-10-28
裏切り- そよ風さ ...自由詩4*09-10-28
小さな秋を- 風音携帯写真+ ...109-10-27
四次元ハーモニクス- こめ自由詩1009-10-27
好きだよ- そよ風さ ...自由詩3*09-10-26
言霊- 乱太郎自由詩9*09-10-26
フリージア- ユメミ  ...自由詩309-10-25
語る足先- 朧月自由詩209-10-25
さよなら- そよ風さ ...自由詩4*09-10-25
‐生きる‐- ‐弘‐自由詩409-10-25
to_tell- cass自由詩209-10-25
Cote_d'_Ivire- オリーヴ携帯写真+ ...1309-10-24
きみの球体- あ。自由詩21*09-10-23

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