枯れ木が
寒空を
支えている

この曇り空が
落ちてこないように

このセカイが
水浸しにならないように

枯れ木が
寒空を
もっと

ぎゅっと

挟まなくちゃね


アナタとワタシ

あ 痛って
いうくらい

もっと

ぎゅっと
冷たい雪に触れて
反応するココロ

逢える日を指折り数え
スキーを楽しみ
寂しさを遠ざける

でも・・・

冷たい雪に触れたら
あなたの温もりほしくなる
一円の雪が降った朝
十円のゴミを収集する車が
難しい顔をして通り過ぎる
百二十円のココアを
二千九百円の手袋で包み
三円分のリップクリームを塗った唇に持っていきながら
それを見つめていた
 ....
まだ

もうすこし

待って

もっと
たのしいこと
してからにしましょ

もっとたのしいこと

まずは
強いお酒でも飲んで

酔っ払っちゃおう
ボクはうまく歌えないから
かわりに聴いてほしい歌があるんだ

メロディが素敵で

でも

もちろん
歌詞だってしっかり聴いてよね

ボクのきもちそのまんまなんだから

おしつけ ....
はやく
はやく
メインディッシュを

甘い
デザートが
来る前に
いつか

この瞬間を
忘れてしまうかもしれない

レースのカーテン

夕暮れの曇り空

ふたりで聴いてる
スローバラード
口数が少なくなる
別れ間際
そんな私を見て
子どもだと笑うあなた

列車に乗り込む後姿から
冷たいものがあふれ出ていて
まるで別人のよう・・・

発車のベル・・・
扉が閉まる瞬間
 ....
救いようのない
暗いニュース

置いてきた夢

忘れてしまった欲望

流されたり
抗ったりして

でも

僕らの青い世界も
まだまだ
真っ白だと
信じたい
白鳥が飛び立つほうに未来ある

大寒の波打ち際で涙する

風が吹き折れた枝から枯葉落ち
あなたは並んでいる
両手をポケットに突っ込んで
似たような後姿に紛れ

我先にと腰掛けた当り台に陣取り
ぎんいろの球を弾く
時間を浪費することへの悦楽と
日常とは隔絶された光と音の饗宴に ....

目を覚まして

妖精のなみだ
見つけた

しん、と
凍って

夢で流した
わたしのなみだが

ここに
寒い寒い
冬の朝

木のなみだが
凍ってて

それに比べたら

あたしのなみだは
あたたかくて
汚い
ポカポカと暖か過ぎる冬なのに異常気象は人間への罰

昨日観た夢の続きは目の前で正夢となり動き出す恋

眠れずに夢と現実に挟まれてサンドイッチの胡瓜の気分
ボクにとって
いちばん愛しいのは
キミだけど

キミにとって
いちばんなのは

ボクじゃなかったんだ
ときどき
コンビニでおにぎりを買っては
思ってた

おかあさんのおむすび
食べたいな、って。

久しぶりの外泊で
おかあさんのおむすびを食べた

それは
ほんのりあたたかくて
 ....
残雪は陽の光浴び騒ぎ出す

ラグビーに熱くなるほど汗匂う

白障子誰かいるのか影ひとつ
うん、
わたしも
ほんとはもう好きじゃなかったの
もう嫌いだったの
ぜんぜん好きじゃないの
だから、

いいよ、 
さよなら。

そんな言葉も、
強がりだって
見抜けるくらい、 ....
母に貰った十字架
久しぶりに
つけてみようか

誰もが信者であるわけでもないけど
背負わされた十字架
身につけてる

でも
明日へとcrossするかも
しれないのだから
北風吹き荒ぶ
真冬のさなか

小さく可憐に咲く
色とりどりのバラ

あまりにも
眩しくて

あまりにも
輝いてて

切り取って
ごめんね

でも
ずっと見ていたかった ....
途中だった思案を開いてみる
また白紙になっていて
今日という日があるのはそのせいだ
記憶なんて信用できないもので
記録のほうがあてになるかもしれないと
毎日、一頁ずつ
日々を書き留めていて ....
このまま
情熱の波に
乗って

それとも

あなたに会いたい

深い深い
紫色の夢

あなたは
夢にさえ
出てこない
「誰かの為じゃなくあなたのために」
この言葉を僕は理解できない。
本当の涙の意味を教えて
嬉しいときに泣くのが本当の涙?
悲しいときに泣くのが本当の涙?

僕は無限の言葉を捜しても
何も言えずに微笑んだ
真面目に答えてなんて
意地悪なことを言う

 ....
慌ただしく過ぎる日常の時間

あなたはいつも頑張ってた

「頑張ってないよ」なんて言いながら。


しんしんと積もる雪

さらさらと流れる川

そんな時間もいつもあなたは頑張って ....
目覚ましで起きてまた寝る寒の朝

小正月届いた葉書再度見る

湯豆腐や温まりつつ恋語る
ねえ
もうちょっと
ゆっくり

もうちょっと
待って

あの雲は
あなたとわたしみたい
わらっていられる時間

のびすぎた爪

わたしをよぶ声


切り取られては
棄てられていく


かいざんされた記憶

またのびた爪

わすれさられた音


すべては ....
黄昏時
電信柱の影に蹲る夜を見つけた
勇気や希望 妬みや嫉み 不安や絶望
そんな物達
を飲み過ぎて気分が悪いらしい
大丈夫?
そう言いながら
背中を擦ってやると
出るわ出るわ 夜が ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
このセカイが水浸しにならないように- 風音携帯写真+ ...7*08-1-23
サンドイッチみたいに- 風音携帯写真+ ...2*08-1-23
冷たい雪- 夏川ゆう自由詩108-1-23
一円の雪- 小原あき自由詩19*08-1-23
ベッド- 風音携帯写真+ ...1*08-1-23
「キミに聴いてほしい歌があるんだ」- 風音自由詩2*08-1-22
メインディッシュ- 風音携帯写真+ ...1*08-1-22
スローバラード- 風音携帯写真+ ...4*08-1-22
プラットホーム- 夏川ゆう自由詩108-1-22
雪の降る青- 風音携帯写真+ ...3*08-1-22
大寒- 夏川ゆう俳句108-1-22
弾かれたひと- 恋月 ぴ ...自由詩13*08-1-21
幻のような- 風音携帯写真+ ...8*08-1-21
あたたかい涙は- 風音携帯写真+ ...2*08-1-21
- 夏川ゆう短歌108-1-21
ブルー- 風音携帯写真+ ...3*08-1-21
おかあさんのおむすび- 風音自由詩8*08-1-21
白障子- 夏川ゆう俳句108-1-21
あなたなんかいらない- 風音自由詩2*08-1-20
cross- 風音携帯写真+ ...4*08-1-20
手折る- 風音携帯写真+ ...3*08-1-20
死とか臨界とか循環とか- 小原あき自由詩26*08-1-19
purple- 風音携帯写真+ ...5*08-1-19
設問1- 海月散文(批評 ...108-1-19
- 海月自由詩2*08-1-18
大切なあなたへ- 夕焼け空自由詩5*08-1-18
小正月- 夏川ゆう俳句208-1-18
少し待って- 風音携帯写真+ ...2*08-1-18
柚子- 夕焼け空自由詩2*08-1-17
夜の始まり- 川口 掌自由詩6*08-1-17

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