歴史より未来想像する学者異次元にある預言の泉
葉桜の影が濃くなる初夏の午後涙がホロリポロリと連なる
夢よりも現実に目を向けながら剥がせない癖今ものさばる
透明な硝子は心映し出す過去も ....
白い肌 キスした小鳥 鳴いている ここに居ると 横顔の君に
本を取る 左薬指に光る指輪 君は別の人のもの
うわべだけの話じゃ 近付かない距離 僕と君は 店員と客
....
「ありがとう」を言う時に思い出すのは
してもらって嬉しかったこと
「ごめんなさい」を言う時に思い出すのは
自分のしたことへの悔い
「さようなら」を言う時に思い出すのは
楽 ....
あなたにあえたひには
オールドファッションをたべる
あなたにあえたひにしか
オールドファッションをたべない
オールドファッションをたべながら
あなたのことをおもいだす ....
その小さな手で
持てるだけのオモチャを抱えて
小さな小さな小旅行
まだまだ子供だと思っていた少年は
いつしか僕らを追い越していった
時の魔法をかけられて
誰も知らな ....
その小さな手で
持てるだけのオモチャを抱えて
小さな小さな小旅行
まだまだ子供だと思っていた少年は
いつしか僕らを追い越していった
時の魔法をかけられて
誰も知らな ....
あなたに、名前で呼ばれると
その瞬間自分の中の空気が変わる
私のなまえ、別の色を帯びたよう
呼ばれる度にくすぐったくって、それでいてもっと呼んでほしいと思う
だけどあなたの名前、私 ....
私は、絵を描くのが得意です
私は、本をはやく読むことができます
私は、色々な事を想像することができます
私は、新聞を毎日いい子に読むことができます
私は、ピアノを弾くことができ ....
なにかを かきたい
ひとびとが あっとおどろくようなものを
とにかく このあふれてとまらないなにかを
かかなきゃ きがすまないのだけれど
そのあふれるなにかを ひょうげんするの ....
今日
彼の誕生日を聞き出すことに
やっと成功した
彼は
かせい人だった
ありがとうと送ったら
返事が来なくなった
そっちは?
なんて
聞き返されるかな
って期待してた
....
眠れずに メェメェ羊 待っている 合図を送るよ 午前零時
三日月の 先に座って 街を見る ひつじと遊ぶ 午前二時半
気が付けば 朝日の光に 目が覚める さよなら言えず 午前 ....
たとえちっちゃな金魚だけれど
私の心を支えてくれる
死んでしまいたいと思うときも
何年も私と一緒に過ごしてくれた金魚が
勢いよく泳いでくれるのを見ていると
この子たちをちゃんと私はお世話でき ....
{引用=さよなら}
無機質な電話の切断音が耳を突く。
彼の優しい声音を思い出しながら その最後の一言を口の中で反復する。
ふと 喉の奥で焼け焦げるような熱を感じた。
痛い。 こぽり。 溢れ ....
冬のよる
二人で歩いているとき
あの有名な星座の
みっつ並んだ 星をみつけた
ぼくが君に
ほら、といって指さすと君は
わぁ、と言って見あげたね
星を見 ....
春なのに 指先凍え 泣いていた ため息の花 部屋に溢れる
柔らかな あなたの文字に 愛溢れ 「元気ですか?」に 返事を書けず
正義感溢れる言葉裏腹に弱い心を覆う隠れ蓑
風となりポストに届く封筒の雪の切手は夏に一目惚れ
広島の奥座敷だと言われてる湯来温泉の湯は恋に効く
空耳のような気がする君の声魂同士密談交わ ....
ココロと瞳は繋がって居るのかしら
いつも秘め事を見透かされるの
貴方は私の全てを見透かすけれども
貴方の気持ちは閉じられて居てる気がして
すれ違う気持は
ただ切なくて 苦しくて 寂し ....
雨がぽつりぽつりと降り出した
彼と言い合いをした
よどんで居るのは天気だけじゃ無く
何処か心もよどんでいて…
けれどね
私の勝手な事情で貴方を困らせたくないの
でも迷惑かけて結 ....
■チューリップ
包むように咲く花びらは
遠いむかしにわたしの頬を覆った
大きくて暖かな手のひらに似ていた
誰のものだったかは
もうとっくに忘れた
中に隠れている ....
空けの施しは濡れ落ち葉のような物だから 堆肥になるまでには時間が掛かるよね
発表 2000年頃
”かあちゃん、ゆきを、さわりたいよ”
腕の中の子が囁く
”ゆきで、ぎゅっぎゅって、やりたいんだ”
蚊の泣くような小さな声で
お医者様に、冷たいものに触っては、駄目と言われている ....
花屋敷のジェットコースターが
崩れ落ちそうに走り抜けて行く
いいじゃない
ガタガタが新 ....
大根でできた透けた奴 添え物のつまになりたい
がりがりはいやだから
糸みたいに細くなくっちゃダメ
ふわふわしてなくっちゃ ....
すべてを
守るために
命を
守るために
君は戦う
君は
英雄
かっこいいね
心壊れた
大切なものを
踏みにじられた
裏切られた
悲しむことも
知らない
己が汚されるのも恐れない
奴は悪魔か?
死神か?
刃物で
人を斬り
滴る血を見て
うすく ....
誰も信じられない
誰とも話したくない
顔も見たくない
全てが
うそ臭く見えて
全てがきたなくて
大人と言うものが
信じられない
傲慢に見える
卑怯に見える
仮面をかぶった
....
そらのかわに
さかなが泳いで
さくら色のねこが
まえあしを伸ばす
ゆるゆると
はるは
僕の街にもやって来て
雲間のあおに流れていた
厭なコトが明日あると判ったぼくはずっと
駄々を捏ね 打開策をねっていたけど…
けれど、皆は厭なコトが有ると知っていても
ひた向きに一生懸命に乗り越え、死に物狂いで働いて居る事
それが彼等に ....
幼い頃何度も遊んだ
川の上流
大人になっても
いまだに何度も夢に見る
里帰りをしたとき
久々に行ってみようと思い
散歩道がてらにあの場所へ
田んぼの中を歩いていく
吹き抜ける温 ....
君は一気に青春を駆け抜けた
四月の朝のことだった
誰も止めることなど出来なかった
君は光り
青春という言葉も輝いた
そして君は安らかに逝ったね
誰も君のことを忘れられない
葉桜の下に君の ....
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