凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し

おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない

そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?

恋でもない
愛しさでもない
同情で ....
倦怠感と働くことを考えて薬を止めてみたけれど
辛くなって。

だから
今日はちゃんと
薬を飲んで
眠ろうと思います。

闇に想えば
どうか
あなたを愛す
夢を見れますように。
予定を踏み込んだため
機構が前上がりになってしまった。

何かの感触で
一連の動作と出来事が、後退りとなる前に
どうにかして機構を前向きにしなくては。

そうだキャスターがいい
キャス ....
緑波立つ
一面田の面
太陽真上に
正午の沈黙

見時葉の月
一よう多様
大気の底で
焦土の地が沸く

あの夏の日々
われを失う
瀕死の乱心

あの夏の日々
割れる脳内 ....
だから言っただろう悪女なんて自分の正当化だって

自分をいじめる道を作って楽になろうってずるいよ

盲目的に愛なんて語らないけど
でも誰かの好きをいじらないでほしい

セフレけっこう
 ....
年に一度の祭りの日。
祖母は
普段は無口な祖父の、上がり調子が
嬉しくてたまらない。

わけもわからず強張る気分を悟られて
現金な顔してるんじゃないよと言われた。

内実を差し引いた上 ....
向こう岸に星が落ちた夜
胸の前で手を合わせて祈る僕に
悲しい報せが届く

さそりの赤い星は
あんなに美しく輝いているのに
ついに君の嘘が
真実になることは無かった


この悲しみを ....
この夏はいったい どれくらい うめぼしを食べるのだろう。

梅雨明け前くらいから 急に暑くなったから、当然 汗をかく。暑がりのあたしは ハンパじゃない。
スポーツドリンクの中途半端な甘さは嫌いだ ....
ピルキュルと
遠く鳥の飛び交うのを聞く

重ねて飼い犬らの間歇的な
へだてて呼び合う吠え声が

窓は笛の穴ともなって
聞かせるつよい南風

〈なにものでもない耳の人間〉

例 ....
動く石ころを
温められるような気がして。

場面の一部には
通りすがりに
志が引っかかることがある。

意中に収まることであるなら
延長されるべき場面とされ
その場に長く止まろうとす ....
ふと見上げたソラ

あの日と同じで
だけど違うんだね


変わらない
微笑み一つ。

ゆるやかに増す
幸せ一つ。


昨日と今日と明日と

キミと一緒にソラの下
キミと ....
虹が美しいのは
雨のあとだから
虹が美しいのは
光の さしこみ

すると
虹に向かう力は
その盾は
どちらさまの
しわざなの?

広島はいつも晴れ
八月六日 ....
あつくこく
たかぶりゆく盛夏

うごめき
上昇気分

厚く濃いこの空気の中ひそやかに
偏在しているエアポケット

ひとり
静寂の中にとりこまれて

ぽたりと汗のひとしずく
 ....
此の肌
白く
夜にだけ
光る
その黒さと
対をなす
蜜のオセロ
純粋な目をして
花の匂いを
纏いましょう

焼けた風を
掴んで
呑んだ
何からも
自由になれるように
中 ....
取り付け可能な器具で
是非、この胸の部分を開けてやって下さい。

使い覚えのない器具で
どうやって開いてやればいいのです?

(同席、同罪の)
私は客でもあり、進行役でもあります。
こ ....
誰かに手紙を差し出したい
秘めた恋心を
白い便箋の罫線の間にそっと忍ばせて

誰かに手紙を差し出したい
今朝咲いた朝顔の欠伸が
黒いインクの文字から聴こえてくるように

誰かに手紙を差 ....
兎よ 緑野を駆けよ
波頭を思わせる草の中を矢のように
丘の向うにある青空の方へ

我等の屍は地層の奥に
罪の証は幾星霜を経ても消えず
ああ せめて夢見る事を許されるなら
兎よ・・・

 ....
こころの中に海がある

いくつかの海流も流れている

灯台へ続く道は
岬を縫うように走っている

海峡を渡る風は
わずかに強く吹き雲を散らす

僕は背中の軽い荷物を感じながら
ゆ ....
すらりくらりと水面を這う
無音のみずおと

昨日でなくあすでなく
今日を這う

身をくるむ水流
撫ぜて去る矢印の群れ

ふとぷわりと
空気を割る一個の頭で見渡せば
未来はらん ....
お盆
虫取り
夏祭り
生に近いし
死に近い

いつから
八月になったのか
私には記憶がない
そう言えば
今日
「意味」を全うした蝉が
地べたに落ちていた
とたんに
歪んだ蜃 ....
木立ちを仰げば見える
無数の青空の断片
見捨てられたと思っていた
ずっとずっとそう思っていた

視界いっぱいの青空に
迷うことなく走り寄る
青空に抱擁される

感覚は取り戻されるだろ ....
具合よく
眠りに就いても
さめてる脳

為せること
考え詰める
横臥の身

あるがまま
ずっとこのまま
亡く日まで

脳内の
統合失調
不覚の自我

手のひらを
 ....
チューインガムは
ぷうっと 膨らむので
機嫌の悪い夜には
もってこいですが
持って来い! などと
命令しては イケマセン

忽ちに 彼等は 結託し
余計なコトは 言わせんとばかりに
 ....
生ぬるいカフェオレを飲んでいた
あめが
ぽつりぽつりと
窓を叩いて
私に何かを伝えていく
内容などわからない
感触のない
あいのようなものだろうと考えていた

君が
冷たい氷の ....
ちッちゃな子供が
こちらを見上げてしゃべるのだ
まだたどたどしくて意図がくめず
まるで異邦の言葉
大人は子供の
言葉の一つ一つをやさしくつむいでやるが
二人の伝え合いはあまりうまくいか ....
さっきふき取った
除光液の
ツンとした匂いが

まだ部屋に
漂っている

シャワーを浴びて

真っ赤な
ペディキュアを
塗りなおす

チュニックも
サンダルも
決まった
 ....
稲の花
誰にも観られることなく
知られることなく
散ってゆくよ

闇に浮かぶ
百合でさえほらこんなに
観られたがり屋
なのに

散ってゆく
ひとひら
淡雪に似たその

手の ....
汗が光ったのを察知して
君は一生懸命 左手で扇いでくれる

クエン酸の入ったドリンクを一気に流しこむ
その立ち姿を横目に

また夏が来たネ!と
笑いながらハンカチを渡す 麦わら帽の君
伝えたい言葉
伝えたい人に
ちゃんと 伝えられて いますか
ちゃんと 伝わって いますか

なんてコトを 考えるよね

伝えられる時に
ちゃんと伝えておこうって
いつも 思うんだ
 ....
おしつぶされて割れたはしばみの実が散乱している野のはてに

まだ泣かない人が立っている


私たちは割れた実を喰うでもなく拾うでもなく
この実の硬さをしりたいと
辺りをみまわ ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
凸凹- 森の猫自由詩23*11-8-8
2011.08.07- はなもと ...自由詩8*11-8-7
貝が開く、貝を開く- yuugao自由詩3*11-8-7
八月- シホ.N自由詩611-8-7
こりない彼女に- 梅昆布茶自由詩311-8-7
現金な笑顔- yuugao自由詩2*11-8-6
黒い服- ミツバチ自由詩511-8-6
うめぼし- 森の猫散文(批評 ...7*11-8-6
耳の人間- シホ.N自由詩311-8-6
はぶられみちで- yuugao自由詩7*11-8-5
シアワセ- 涼深自由詩411-8-5
虹に向かう力- るるりら自由詩16*11-8-5
盛夏の中の静止の音- シホ.N自由詩211-8-4
夏恋- さき自由詩511-8-4
取り替え、付け替え- yuugao自由詩2*11-8-4
誰かに手紙を- 乱太郎自由詩26*11-8-4
兎よ- 相差 遠 ...自由詩6*11-8-4
海を感じる- 梅昆布茶自由詩411-8-4
クロール- シホ.N自由詩3*11-8-4
八月の証明- さき自由詩611-8-3
青空- 小川麻由 ...自由詩4*11-8-3
四苦八句- シホ.N川柳111-8-2
モスキート- 藤鈴呼自由詩2*11-8-2
あめとあい- かんな自由詩7*11-8-2
怖るべき子供たち- シホ.N自由詩311-8-1
ペディキュア- 森の猫自由詩8*11-8-1
いつの間にか- 塩崎みあ ...自由詩2*11-8-1
真夏- subaru★自由詩14*11-8-1
伝えたい言葉- 藤鈴呼自由詩1*11-8-1
十月- 遙洋自由詩7*11-7-31

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