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歳時記を紐解いてまたあきらめる
光の彫刻館のマスター朝のウオーキング中
バーボンの琥珀に魅せられて眠る朝
分類学と記号論との区別もつかぬこの頭
レスポールのポールコゾフの溶ける ....
故郷の駅舎のひさし燕の子
ツバメ飛ぶや水たまりに映る空青し
白いシャツ 黒いスカート ツバメ女史
不毛なる議論みなつきたちばなし
駆け引きの万策みなつき体当たり
やがてみな月へと帰る夜の姫
指先の匂いを嗅いでいる猫も影一つ
さよならも
死んでしまえば
言えないわ
給料日またもや上がる摩擦係数
柿の種噛みつぶすのは癪の種
イエスノー枕最近イエスも忘れかけ
山の神箱根駅伝速いかもね
ダイエットしてどうするのと言いそびれ
幸せにする ....
まおまおと艶めき歩く猫や春
肩に積もる 雪振り払い 君の部屋
窓の雪 飽かず眺める 床の上
ゆきおとこ 背中丸めて 帰りけり
カブトムシ うずくまり居る 雨もよう
2011.06.20
白梅やふと仙人の声がする
自然との交感を俳句に読んでみました。
ブログ
http://miya-miya.at.webry.info/201107/article_2.html
赤薔薇の 散華重ねる 涙雨
雨蛙 読経は要らぬ 世話と知れ
不如帰 鳴くは遠くに 聞いてこそ
徒花に なるを待てるか 鬼灯花
よの明に 消えてなくなれ 蛍の火
五センチの
距離は遠くに
ある想い
ふと触れる
右手の温もり
冷めてゆく
サンライズ
ウェイクアップ
ニューデイ
チョコレート 甘きくちびる 苦き 想い出
聖なる日 何が 清くて 穢らわしいのか
それよりも あっち向いてて 風を見ていて
郷愁の 教会の窓 今は割りたい
どっちみち あなたが ....
しんしんと 振り行く きょうの 八重桜
野良猫に無視されつつく霜柱
とっぷりと暮れてゆくかな正月は
蛍光灯 涙 ため息 白くけぶる
なにもないから星みてあるく
落ちる葉の 鋭い線を 流し見る
風ふいて 転がる葉音 耳すます
黒い虫
ばかだな それは
毛玉だよ
牡蠣フライ
コロンと3つ正露丸
ジョギングの膝の痛みや冬はじめ
カンパリとジャックダニエル冬はじめ
夏が来た
みたいだけれど
ねむいなあ
死ねないよ
愛するひとを
残しては
当てどなく 単の着物 袖通す
冬薔薇目覚めの遅い休みかな
年賀状書く喜びともらう幸せ
春を待つ植物たちのコソコソ声
初旅や夜空突き射す東京タワー
碧と青 果ての見えない 地平線
{引用=北海道にて}
秋の日の 白い光は 死のごとく
「おかえり」の なき身に響く 五時の鐘
夕闇に 迷う言葉が 沈んでく
碧空を 裂いて美し 白い凧
暮れる夏 散った桜を 思い出す
葉の影に 隠れ取られぬ なすひとつ
きつく締め、さらにギュッと縛ったかんじ
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