孤独の闇を走る
ジュリエット



君の闇の中を
僕は走り続けてるんだ

寂しい
寂しいよ…

どこにいるの?

どんな遠くに行っちゃったの?

もう戻っては来ないの?

こんなに真っ暗な心なのに
お月さまだけは明るく
嘲笑うように惨めな僕をてらす

涙の跡が消えないうちに
どんどん涙が溢れ出す

どこまで走れば君に会えるの?

君はもう僕に会いたくないの?

僕はいつまでも待ってるのに

ずっとそばにいたいのに









ねぇ
僕がこの闇を走り抜けたら

君はどこかで待っててくれますか?

両腕を広げて
あの
きらきらした笑顔で
待っててくれますか?


僕が
走る理由は

それだけだから





自由詩 孤独の闇を走る Copyright ジュリエット 2012-02-08 19:35:49
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