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どこまでも続く屋台の間にたちこめる
お祭りのにおい
お囃子の音は少し遠くに聞こえてる
すれ違う人は
恥ずかしそうに手をつなぐ二人だったり
肩車をした親子だったり
浴衣姿の少女は
金魚 ....
6月の雨音が
少しずつ夏を連れてくる
色々の傘とあじさいの花
ゆっくりとすすむカタツムリ
ねえ
ほたるはもうとんでいる?

大昔のあの人も
時間をきっと持て余して
広い庭を眺めていた ....
おしつけがましい
きぼうが
わたしのみらいを
とかしていく

せまいへやでいいの
あたたかいひのひかりを
すこしだけください
そうしたら
それだけでいきていけるの

あめのひの
 ....
「明日、学校が壊れてなくなる」
という妄想を
わたしたちは
一度は
みんな
するのです
そうして目を閉じれば
朝が来る
当然ですが
学校は
なくなりませんでした
しぶしぶ
足を ....
いつだって ゆうやけこやけが聞こえるまで
遊んで僕ら 走って帰る

足りないものだらけで
ほしいものだらけだったけれど
野球選手にだって
スパイにだって
ヒーローにだってなれた

 ....
いつごろかなあ
泥遊びをしなくなったの
虫だっていつのまにか触れなくなったし

雨の日に
傘さすのやめて
長ぐつのなかびしょびしょになっても
きにならない
友だちと歩道の横にできた ....
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ

加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする

だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ....
『くつそろえてたつの 入り口で振り返ってにこり この世界との最後のつながりをたつの』

そこが優しいだけの世界ならと願うしかできないんです


『くつそろえてたつの わからないけれど、い ....
誰かのために歌ったんじゃなくて
私のために歌った私の歌が
一番愛しかった
そうして
やっと
あなたのために歌いたいなんて
思ったりして

誰かのためんなていうのは
とても難し ....
今日もあの子がからかわれていて
わたしはそれを見つめていました

わたしは傍観者でした。
わたしは今日も傍観者でした。


今日も河原にごみがすてられていて
わたしはそれを見て家に ....
授業をこっそり抜け出してみたり

夜の校舎にしのびこんでみたり(そのあとは校庭で花火する)

屋上への扉の鍵をあけてみたり

自転車の二人乗りをしてみたり


どれもこれも、いけ ....
寝転がってかいだ土の匂い
イチョウのじゅうたんを踏む音
冬を呼ぶにじんだ雲が浮かぶ空

「覚えていますか」

誰かと同じだった歩く早さも
いつの間にかずれて響きだす

”忘れよう”
 ....
小さくなっていくこと
悲しいと思ったことはなくて
けれどいつか
君の小さな手で
拾ってもらえなくなるのだと思うと
それはとても悲しいことみたい

君はとても
ていねいな人で
きっちり ....
お空にうかぶお月様
まあるい大きな傘さして
明日はすねて出てこない

足元で咲く小さな花は
精いっぱいに背伸びして
きれいでしょ?と自慢顔

隣のあの子は憂鬱そうに
あくびと一緒に涙 ....
大好きなものがたくさんあったの
愛しいひとがたくさんいたの

そんなものに
線引いて消していくのが
大人になるということ

あきらめてわらう
あきらめてなく

大好きなものが、愛し ....
はじめて

おそらに

なりたい って

おもったの


そうしたら

みんなに

あいされると

おもって


だから

おそらに

なりたい
ペポパンプさんの森未さんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まつり- 森未自由詩5*12-6-27
ある日の日記- 森未自由詩6*12-6-22
生きたい- 森未自由詩9*12-4-8
もうそう- 森未自由詩7+*12-3-3
透明ランナー- 森未自由詩8*12-2-28
うずうず- 森未自由詩8*12-1-29
たいおん- 森未自由詩17*12-1-28
あの世界への入り口はこの世界の出口です- 森未自由詩4*12-1-24
歌う- 森未自由詩9*12-1-2
傍観者- 森未自由詩5*11-12-7
いけないこと- 森未自由詩4*11-12-6
引き出し- 森未自由詩7*11-11-27
消しゴムの詩- 森未自由詩21*11-11-18
歩き方- 森未自由詩14*11-11-11
ノート- 森未自由詩2*11-9-20
あいして- 森未自由詩3*11-9-3

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