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○夏去る歌五首詠める
暦での夏が過ぎ去り蝉の声いのちを絞るこえ哀れこえ
陽光に差す日傘手にふと折りたたんでは陽の道歩く女(ひと)
夕暮れに水まく庭の静け ....
都心の高層建築形から落下
する風景を思い描いて
それをみる?
眠れない夜に壁
をじっとみつめて
眠らない夜の
ように
永眠?
超高速の
列車の先頭に乗っても
追いつけない
....
うつくしいものは、あなたの涙
うつくしいものは、あなたのくちびる
うつくしいものを知らずに、あなたは
地上を這い回る、あなたは
哀れでいとおしく
人はたくさくんの月や星や太陽を贈る
....
すべては満月の光で撮影された。
松林を戴く巨岩
水の流れ
滝
睡蓮
竹
巌(いわお)
水の流れ
渦巻
すべては満月の光で―――!
....
一瞬 一瞬 が
連続 して
動いて いる
呼吸(いき) を して
いる
血液 は
その 流れ を
止まない
心臓 は
規則 正しく
「時」 を
すり減らす
動い ....
駆け抜けよう
五月の新緑の中を
駆け抜けよう
あなたの中にダイブ
一瞬の
萌え立ち
揺らめく
五月の緑よ
あなたの中へダイブ
まわる裸足のステップ
流線を描く白い手
揺れるスカート
君の赤いスカート
純粋の赤
静寂の赤
孤高の赤
唯一の赤
まわるスカート
揺れるスカート
君の赤いスカート
春
今年も季節が巡り
一年が過ぎ去ってゆく
白木蓮の花は散り落ち
私はまたひとつ歳をとる
地平に没する深紅の太陽
落日のはやさに
ひとり立ちつくす
春、 ....
世界を手にとれない
小さな手
サミシサに
ひと粒の砂さえ
握りしめて離さない
さまよう私の
うつろう心の
冷たい手
一本の線をひいては
また消して
ひとつの点を描いては
また塗りつぶし
汚れたページの
白を
じっと見つめる
ため息
僕は車に寄りかかって
煙草を吸う
君はお気に入りの帽子を押さえて
波打ち際を歩く
僕は踏切に立っている
君は向こう側で小さく手を振る
僕は飛行機の中で居眠り
君は隣で楽し ....
ペポパンプさんの由志キョウスケさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏と秋の狭間
-
由志キョ ...
短歌
1
09-9-4
"あなたは永遠の夏のカゲロウ"
-
由志キョ ...
自由詩
1
09-9-2
うつくしいものへ
-
由志キョ ...
自由詩
3
09-8-20
「大月光浴」に寄せて
-
由志キョ ...
自由詩
3
09-8-12
廻転
-
由志キョ ...
自由詩
3
08-7-8
五月蜃気楼
-
由志キョ ...
自由詩
1
08-5-5
赤
-
由志キョ ...
自由詩
5
08-4-18
バースデー
-
由志キョ ...
自由詩
3
08-3-17
冷たい手
-
由志キョ ...
自由詩
7
08-2-26
メランコリー
-
由志キョ ...
自由詩
2
08-1-29
恋文
-
由志キョ ...
自由詩
1
07-12-26
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