睡魔
アラガイs
夜中浅い眠りのなかで
パチン》と《冷蔵庫の氷が割れた
朧気にまたひとつあたまの血管が切れたのか‥と思った 。
ひとりまた誰かが天国へ召されたのか‥
とも
思った 。
どうせ死ねないのだからとことん生きてやればいい
ただそれだけのことだ
‥と思いながら
また眠った 。
自由詩
睡魔
Copyright
アラガイs
2010-11-12 04:54:17