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蛍光灯 涙 ため息 白くけぶる

なにもないから星みてあるく
落ちる葉の 鋭い線を 流し見る

風ふいて 転がる葉音 耳すます
空白に 行くところなく 影ゆれる 空はいよいよ 青くなりゆく 数か月を一緒に過ごした季節が、けさ帰ったようだ。
挨拶はできなかったが、夜中から荷造りをする音が聞こえていた。
せめて手紙でも置いて行けばいいものを。

寝転がったまま薄目を開けてみると、 ....
微風が髪を流し
湖面を波立てる
(ほのかな水のにおい)

揺れる草の残像を
午後の残り火が彩る
(影、深まる濃紺)

誰に向けた言葉もなく
夜の静けさを待つ
(しるしに満ちた沈 ....
Colors of the autumn leaves
Are now changing little by little.
There flash burning red, joyful yel ....
誰もが眠っている
それでも朝顔は咲く
日が昇るよりも早く
花火よりも明るく
夏空よりも青く

どこかで朝焼けを待つ
心やすまらぬ人たちのため
朝顔が咲く
雨がふる 傘はないから 濡れている まつげの雫 ぼんやり光る 熱い とひとり言うのも飽きて
熱いねえ って呼びかけてみた
誰もいないのだけれど
そうしたらその声は
出しっぱなしのストーブに こだま したよ
金属質の涼しげな音で
冬の熱はとっくにさめき ....
暗くなる部屋
冷たくなった風が吹き込み
レースのカーテンが揺れた
僕は床の冷たい場所を探し 寝返りを打つ
遠くの雷のように 飛行機の音が響いている
今日はもう外へは出ないだろう
夕食の匂い ....
ごろごろと 枯れ葉の下に だんごむし 見下す人を 知ってか知らずか 画面の奥には配線があり
そこに人はいない
温もりは血ではなく電気で
おうとつのない平面は
何も言わない
いらいらすることもなく
にらみつけもしない
でもそこには真心がない
無数の言葉と ....
射しこむ陽が壁に{ルビ日向=ひなた}を作り
そっと今を忘れるとき、想うのは
別れ際のプレゼント、忘れられた約束
または、これから出会う誰かのこと
晴れた日は
ひとりでいると少しくるしい

 ....
東北ではとっくに
初雪が降ったそうだ
私は今日も命を無駄にして
偶然に生きている
また会おうね
そう言って会えなくなったのは
もうずっと前のことで
いつか忘れてしまうだろう
日付だ ....
時に陽光の眩しさに
時に雑踏の中ひとり
愕然として立ち止まる
背中を押され
肩を弾かれ
何処にいるのか わからなくなる
どこかへ散ってゆく人の
波の中 俺は何処へ行くのだろう

 ....
たいふうは過ぎ
ふふふとわらう
木々はゆらゆら
葉をふりみだし
子供はかけてく
髪ふりみだし
あとにはふうっとため息と
きんもくせいのかおりがふわり
洗ったばかりの長そでシャツは
 ....
あおとあかと たまにきいろと
あとはいらない
たいくつと思ったことはない
ただ
まいにち日が暮れかかって
あかりがぽつぽつともる
これはうつくしい

じっとまえ見て 風に吹かれて
雨 ....
平行に並ぶ名もなき ひとびと
ひだまりに眠る消火器のように
ここはとても静かだ
行きつ戻りつする僕を
そう眺めないでくれ
悪気はないから 嫌わないでほしい

見渡す限りの名もなき ....
空は遥か遠くまで透き通って
あの日よりもずっと現実的です
立ち並ぶ家や 生い茂る緑が
白い光を乱反射しています
眩しいけれど
それでも空を見上げたままでいます
あすこにいる野良猫も ....
もう描きたくないと
イーゼルを蹴って君は出て行った
僕は君の絵がいつも好きだったのに


君は前に言った
キャンバスはこのまま
これ以上にはならないと
絵筆を持ったままで
白 ....
引く波に 吸いこまれては 遠ざかり 二度と還らぬ 十月の海


あてなくて 青に染まりし {ルビ我=わ}は一人 この灰の街 よるべはありや


去る今日と 明日の隙間を 彷徨いて  ....
僕は 海のそばに住むことにした

十月の浜は ひとけがない
足跡もなくて 夏よりきれい

海の家は ほったらかしで
風鈴がやたら 鳴っている

冷たい風に ゆれる
ガラスの音で 空気 ....
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた

ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚さに惹かれた空の
答えのない 問いかけだったのだろう

いくつも落ちてくる雨粒

空から僕 ....
秋の日の 白い光は 死のごとく



「おかえり」の なき身に響く 五時の鐘



夕闇に 迷う言葉が 沈んでく
碧空を 裂いて美し 白い凧

暮れる夏 散った桜を 思い出す

葉の影に 隠れ取られぬ なすひとつ
広場の端まで届く大声を出せ
ボリュームを上げろ
それでもまっすぐ伝えられない
鏡の像のように 歪んだまま

空を漂うカプセルレター
望遠鏡から顔を上げて
何を見てるんだ

高い所から ....
はじめはみんな ちいさくて

とてもかるい

うまれたばかりのとき

目をつぶって あけたら

きえているんじゃないかと

きっとそれくらい


十年、二十年と生きるうちに
 ....
誰と同じでもいい
私はただ私になりたい。

大きくも小さくも偽らない
今の私になりたい。

遠くのあなたに
私自身に
私が私とわかるように

夜明けの光に
笑顔で答えられるように ....
ペポパンプさんの小林 柳さんおすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
終電- 小林 柳俳句310-12-2
- 小林 柳俳句310-12-1
早退- 小林 柳短歌310-12-1
頬杖- 小林 柳自由詩410-9-25
ほとり- 小林 柳自由詩310-8-11
A_Song_of_Fall- 小林 柳自由詩1*10-7-6
朝顔- 小林 柳自由詩2*10-6-16
帰り道- 小林 柳短歌2*10-6-15
冬の熱- 小林 柳自由詩4*10-6-7
部屋の電気は消したまま- 小林 柳自由詩2*10-6-5
ただ、そこにいる- 小林 柳短歌2*10-2-9
電脳と肉体- 小林 柳自由詩1*09-12-25
恋でも友情でもない- 小林 柳自由詩5*09-12-18
あと何回、冬を知るだろう- 小林 柳自由詩2*09-11-23
一瞬を越えて行け- 小林 柳自由詩1*09-10-18
おてんき雨- 小林 柳自由詩4*09-10-8
信号のうた- 小林 柳自由詩5*09-10-7
シンメトリー- 小林 柳自由詩1*09-10-4
Infinity- 小林 柳自由詩3*09-10-3
Left- 小林 柳自由詩3*09-9-29
- 小林 柳短歌1*09-9-17
暗くあたたかい所へ- 小林 柳自由詩3*09-9-14
雨の一滴- 小林 柳自由詩3*09-9-12
全て訳なく悲しい季節- 小林 柳俳句2*09-9-10
またすぐに_夏- 小林 柳俳句2*09-9-9
みかん型の真実- 小林 柳自由詩2*09-9-7
重さと軽さ- 小林 柳自由詩3*09-9-6
飾らないということ- 小林 柳自由詩4*09-9-4

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