砂場
はるな
愛していると言うたび
黒ずんでいく道を歩く
盗んだ砂糖でパンを作った
明日は砂場を埋めにいく
今日はいちにちくもり空だった
生ぬるい空のしたにねそべれば
生きていることを忘れられる
忘れられる 忘れられる 忘れられる
忘れられる 忘れられる 忘れられる
忘れられる
わたしは
自由詩
砂場
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はるな
2015-10-05 21:51:18