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明日の海には
溶けてしまう
希望や光は
海溝に沈み込んで
もう帰らない

君がこのコミュニティの中で
過ごしてきた時間は
もう戻らないし
違うコミュニティの中で
同じように ....
ファンタジックな夜に見た
センチメンタルな夢

君の手と私の手が触れ合っただけで
色々諸々爆発しそうだったから
一つだけ星を握りつぶしてしまった
熱々の手のひらで砕けた
星を君と ....
ほんのひとつ
だけでいいのよ

ひとつ
わたしが大事に思う人が
わたしを大事に思ってくれる

ほんのすこし
だけでいいのよ

すこし
わたしに向かって
手を振ったり笑っ ....
暖かい春だというのに
今年は雪もそう見なかったのに
なごり雪を聞いている

私はいつ
強い私が欲しい
と思い込み始めたのだろう
本当に本当に
欲しかったものは
すぐそばにあっ ....
あなたの
心と身体が
ひとつずつあるから

名前通り
全身全霊
風を感じたり
海を見たり
光に触れたり
するべき

いろいろな人の
怒ったところとか
涙を流すところとか
 ....
春になったら

ブツブツ唱えていた

春になったら
もう覚悟を決めるのだと
シクシク泣いていた

春になったら
あなたは風の中走り去って
私の呼ぶ声に
振り向きもし ....
ふみこんではいけない
ひとのきもちは
このよにたくさんそんざいする

だれひとり
ふれてはいけない
じぶんだけのよるは
このよにたくさんそんざいする

しかしあるひ
じぶんのよるを ....
海を見たい
寒いことがなければ
今すぐ海を見たい

黒の中に埋もれるのは
よくあることだ
誰も助けがないのも
よくあることだ
“涙を流した分だけ 強くなる”
この言葉を実 ....
これは若さ故の、
若気の至りというか

最終電車が無くなっても
チャリンコで飛ばせば
簡単に会いにいけるんじゃないか

とか

むしろ真夜中でも
ひたすら願っていれば
夢 ....
しあわせになろうと
思っている

大事な人といる時は
喋りすぎず
早歩きせず
気負いせず
気を許しすぎず

しあわせになるために
赤裸々に自分を語ってはいけない
少しばかり
 ....
寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
私の大好きな哀川さんは
名前の通りに
非常に哀愁漂う女の子である
夏でも冬でも
哀川さんの周りには光が纏っている
その光はきっと私の幻覚なのだろうけど

私の大好きな哀川さんは
いつも ....
私には
“かる”
が足りない

{引用=狩る}
死に物狂いで
欲しいものを追い求める
信念が足りない

{引用=枯る}
本当に参ってしまって
乾涸びるほどの
絶望が足りない ....
ここで出会ってしまったがために
空いたもう二度と塞げない穴

私たちは
元々は平行線だった
何かの拍子で
一つ重なり合ってしまった
これは神様も予想外

二人並んで歩いた雪の日は ....
告白した
付き合った
3日で振られた

大きい口開けて笑う女の子とは付き合えない。
ガサツすぎでしょ、ありえないんだけど(笑)

らしい!!!!!
もう大声で笑えないじゃないの
 ....
空は青い
血は赤い
月は黄色い

どんな
プロパガンダを
見させられたのかな

私たちは
あらゆるところに
鍵をかけているから
空を飛べない
なんて言える
人を
好きか ....
寒く冷たい夜に
悲しくならない人は
どれほど温かい人なのだろう
どんな温かい人がそばにいるんだろう

体いっぱいに
乾いた冷たい風が吹き
涙を拭って
それきり

呼び止められる
 ....
疲れた人の家
には
疲れた人がやってきます

ある人は
人との関わりに
ある人は
競争に
ある人は
愛することに
心を修復するために
疲れた人はやってきます

人から離れ ....
真白になった
彼女の肌の小川に流れる純粋
くるくるまわった
私には得ることのない美しさ

美しさって
死を内包しているような
気がする
可愛さに絶望
美しさに絶望
比較的後者の方が ....
粘土で塗り固められた体に
蜜を垂らして
それを貪り食う君が見たい

血塗れ 血眼になって
汚れたって構わなくて
寧ろ血を一滴残らず
飲み干すぐらい
誰かを食べる
君が見たい
 ....
流れ星を数える夜は
一人寂しく冷たい黒

おやすみのあとの秘め事は
誰にも気付かれない
空の星を金平糖にして
食べていることも
誰も気付かない
約束したのだ
海のクラゲと
星がいな ....

おはよう
と言う

それだけでほっとする

朝が来たということ

声がちゃんと出るということ

おはようを言わない1日は
もやもやしている
昨日がまだ続いているよ ....
悩む
何を信じ
何を疑うか

叫ぶ
どうしようもない
掻きむしりたい
苦しみに塗れて
生活する中で

信じられることは

もちろん
誰でもなくて

たった一つ

君の ....
制服を脱いだら
一体何が
私を
女の子だ
と証明するんだろう

外に飛び出たら
素直な気持ちを伝えたいと
思う気持ちも
霞んでくるんだろう

好きも嫌いも
簡単に言えなくな ....
冷たい夜に
悲しい言葉が一つ
私の身に落ちて
もう途方に暮れる
気分でありました

静かな街に覆われて
1人彷徨っていた
午前2時のことでありました

憂いの言葉は
具現化す ....
自分の時間は
有限であるから
あなたのためにも使いたいと
思ったならば
それは
それほど大切に思っている
ということである

目を閉じると
香る風は海の匂い
懐かしく思うあの日 ....

君のどこまで
知っている?


私のどこまで
知っている?

永遠に開拓し終えない
だって未開は
どんどう増えていくでしょう

諦めてしまったら
終わりなのだけれど ....
誰かの肩を持つことに
面倒臭さを感じる
好きとか
嫌いとか
私が決めることなんだし
誰かに寄りかかって
集め合うものではない

そういう大切なものは
簡単に言うことでもないし
 ....
愛に怯えた人は
自分の肉を食べる

そして絶望する
血の海の中で
欲と涙が拮抗する
その繰り返しを以って
死へと邁進する

暗がりに潜む
もう一人の私は
私を目隠しして
何 ....
殿上 童さんの瑞海さんおすすめリスト(198)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日の海には- 瑞海自由詩3*16-4-10
さよならシンパシー- 瑞海自由詩3*16-3-28
苦味少々- 瑞海自由詩2*16-3-21
なごり雪を聞いている- 瑞海自由詩3*16-3-18
ひとつ- 瑞海自由詩2*16-3-11
さよなら春風- 瑞海自由詩5*16-3-5
罪と罰- 瑞海自由詩2*16-3-1
海を見る- 瑞海自由詩6*16-1-20
燦々たる爆走- 瑞海自由詩5*16-1-17
しあわせに- 瑞海自由詩6*15-12-29
冬のせい- 瑞海自由詩4*15-12-25
長い夜- 瑞海自由詩14*15-12-23
私の大好きな哀川さん- 瑞海自由詩5*15-12-20
かる- 瑞海自由詩8*15-12-18
運命不導体- 瑞海自由詩6*15-12-16
真夜中会議- 瑞海自由詩6*15-12-14
プロパガンダ- 瑞海自由詩8*15-12-11
つめたさに- 瑞海自由詩7*15-12-8
疲れた人の家- 瑞海自由詩3*15-12-4
真白- 瑞海自由詩6*15-11-30
濃艶- 瑞海自由詩4*15-11-27
おやすみがなくなったら- 瑞海自由詩8*15-11-24
おはようがなくなったら- 瑞海自由詩3*15-11-21
無題- 瑞海自由詩2*15-11-17
モラトリアム- 瑞海自由詩8*15-11-15
流星群- 瑞海自由詩7*15-11-9
有限- 瑞海自由詩6*15-11-5
フロンティア- 瑞海自由詩4*15-10-30
ドライ- 瑞海自由詩5*15-10-29
羨望- 瑞海自由詩5*15-10-26

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