夏の片想い
じまさん
屋台が並ぶ 浴衣姿のわたしと
わたしの視線に気がつかない君と
金魚すくいで競い合う
ひと夏で散ってしまう
花火も蝉も
そうして季節は過ぎ行く
わたしの気持ちもそうして
君に届かず通り過ぎて行くのであろうか
自由詩
夏の片想い
Copyright
じまさん
2015-07-17 21:07:15