スーちゃん
アラガイs


(ひとりぼっちがいいね
)と呟いたのは 星に煌めくみち潮が月に帰るころだった 。
先の見えないまま
夢を頼りに口ずさんでいた。

(今日も夜がさびしいね
)と呟くのは 陽を浴びて三色の花が咲く
春にみつばちの羽根音も消えたから

(ほら)
そよぐ風は遠く
ひとり、面影が囁いた 。








自由詩 スーちゃん Copyright アラガイs 2011-05-08 21:01:58
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