幸あふる
朝焼彩茜色

耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく

今宵も明日も美しい景色を想像し眺めるだけでいい
この砂一粒の降り 振り落とす意思

自由自在に曲がり角なく湾を招く
幸福の招待状が聴こえる

耳から風を贈る 自分自身へ 合致した一重
自分と手を繋ぐ

一瞬一瞬の継続 幸あふる


自由詩 幸あふる Copyright 朝焼彩茜色 2013-01-09 14:10:32
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