歯をみがく
森の猫

気分を変えたい時

無心に歯をみがく
極細毛の歯ブラシで
ていねいに
ていねいに

ゆっくり
ゆっくり

歯と歯ぐきの間は
極細毛の感触は

くすぐったいような
血がかよってゆく
ながれてゆく

  快感・・・だ

電動なんてキライ

やっぱり
歯磨きは自分の手で

ゆっくり
まったり

スキッとするまで

音はしない
硬さは普通でも
極細だから

・・・・・
・・・・・

いとしい時間

変われる自分

不思議な日常


歯磨き。


自由詩 歯をみがく Copyright 森の猫 2010-12-07 19:07:06
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