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ひとりぼっちで泣かないで
ほんとうはわたしが言われたかっただけの
あなたに宛てたことば

かなしみを分けてもらえないことがかなしくて
濁ったため息をつきました

だってあなたはきっと
 ....
人の声を求めて
深夜をさまよう
私は今どこにいますか
私は生きていますか

低い声がすき
一定のトーンで話す人がすき
嘘でも優しい人がすき

誰かがいいわけじゃない
誰でもいいわけ ....
死んだ魚の目
波打つことのない中心

辛いと言ったら嘘になる
楽しいといっても嘘になる

所詮は半端者
変わらない毎日が過ぎてゆくだけ
ときどき不意に我にかえりながら
口角を上げる
撫でてほしくて
すべてを

心も 身体も
だれかに撫でてほしくて

猫みたいに
丸くなってお昼寝するの
素直になれなくて

上目遣いに頼る夜
後悔はしていないと思うけれど
くやしくて涙が出るのは
つらい。
立ち眩みだ、

真ん中に見える貴女が
楽しそうにけらけら
笑っていたもので
がんばって踏ん張ってみた

(地に足ついてるか? ベイベー)

何が楽しいのかわからないけど
涙を浮かべ ....
殿上 童さんのゆずさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとりぼっちで泣かないで- ゆず自由詩215-3-10
蒼い爪- ゆず自由詩2*11-1-3
半端者- ゆず自由詩1*10-8-21
御主人さま捜索中- ゆず自由詩3*10-8-4
さびしがり- ゆず自由詩2*10-8-4
終わった夏- ゆず自由詩2*10-8-1
立ち眩んだ猛暑日- ゆず自由詩3*10-7-27

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