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太陽が沈みゆく頃
丘の上を列車が走るよ
車窓は連なる光の隊列

キラキラと一筋に流れ
まるで夕暮れジッパー

閉じ合わせてゆくのは
夕照りの橙と大地の黒

きっとあの車掌さんは
 ....
バス停の上に
誰かが置き忘れた写真のような
最後の夏空が広がっていた

空の青は澄んだ水色
まるで海の子

雲はこねた白いパン生地のよう
見えない硝子板に等間隔で並べられ
底が平ら  ....
殿上 童さんの佐倉 潮さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れジッパー- 佐倉 潮自由詩711-1-2
カメラチック・ワーズ_#_-_最後の夏空- 佐倉 潮自由詩210-11-3

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