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花に救われ
風に救われ

友に救われ
笑顔に救われる


自分を好きになれたなら
半分は幸せになれるだろうか
夕映えに長く伸びた影の 
手足のしなやかに動くのを 
美しいと見惚れた 

サッカーボールが弾むたびに 
視線が鋭く光るのも 
伸びかけの髪をかきあげて 
おどけて笑う口元も 
 ....
お店を出してくれたあの人は
やさしいひとでいい男だけど
私の好きな人じゃない
5年もごまかしてきたけれど
もう、避けられないみたい

貴女はそういうと
二人きりになった店の灯りを落と ....
夏の夜空の番人

星かごを襷がけして麦藁帽子を冠った少年は

いつも北を指す柄杓を星取り網にして

日曜から土曜までの一週間を飾るにふさわしい

喜怒哀楽、悲喜こもごも、揺りか ....
何故 貴方を 好きになったんだろう

貴方は 意地悪で 子供 美少年でもない

なのに

私は 貴方の とりこ

貴方は 恋人が いる

私の 心は 気の抜けた 炭酸水

哀し ....
怒ったあなたの瞳に光るもの

稲妻だったらすごい

それはどんなにかすごい

刃のように空を閃かせて

雨に濡れ
雨に驚く人々の顔をくっきりと切り取る

それほどの鋭さで
稲妻 ....
霧が晴れてゆく

みづうみの奥から

水鳥が生まれてくる



霧がひくのと

同じ速度で

姿を現してくる



水は湧き

風ははしり

みづうみは ....
どこへ続くかなんて知らない

呟きながら
レールを敷き詰める私

そのレールを通るのは
私ではなく
どこかの
誰か


私の役目は
それを眺めて
続きの途絶えを防ぐこと ....
 私は赤い太陽をみた
 それは
 戦場か
 酩酊か
 醒めたくも
 醒めやらぬ憂鬱の眠りのなかだった。
 それは
 文字どおり赤く巷を照らしていた。
 神々しい輝き、
 それゆえに街 ....
あなたと
ニ色の絵の具のように混ざり合って
小さな夜が更けていくと
奇妙なことに
今朝ふるさとを発つ時に見た
一群れのツユクサを思い出しました

あなたを穢したくないのに
穢してしまっ ....
呼んでください 
あたしの名前を呼んでください

めんどうなことに
何か理由がないと生きていけないのです

「必要として」なんて贅沢はいいません
せめて名前を呼んでください

簡 ....
ハローハロー

空が今日を忘れようとしています
そちらは まだ 元気ですか?

空気がどんどん 透明度を増して
もう幻から 覚めてしまうそうです

うつろいながら それでも確実に
か ....
秋の色は白いんだそうで
だから北原のおっちゃんは白秋なんだが
それからどうでもいいんだけど夏は朱色
言うまでもないけど春は青ね
そいでもって冬は黒なわけ
この人生いまきっとまっかっかの朱色に ....
  あなた、ルリツグミのヒナと
  お昼寝をしたことはあって?



風を確かめるように浮かべた
少女の白いあご、のライン
穏やかな微笑みに
たたまれてゆく{ルビ睫=まつげ}


 ....
平原を行く象の群れは
なぜかいつも
夕日を背負つてゐる
象よ
夕日をいづこへ
運んで行かうといふのか


そのゆつたりとした足取りで
夕日を
悠久のかなたへ
返上しにゆくのか
 ....
私が夢月と来たのは
『デパート』という所でした
沢山の買い物をするには
ちょうどいいらしいです

夢月は自動で動く階段で
言いました
「本が欲しいんだ」
私は『本って何?』っという言葉 ....
二つに結った髪の毛を梳く
その指先が好きだ

色違いの二つのゴムは
買うときに間違ってしまったのだろう
二ついっぺんに取ってしまったのだろう
あえて聞かないでおくよ
家の中でしか使わない ....
歩道の向こう側に君の影が伸びる
車は夕焼けの向こうの闇に向かう
排気ガスで視界が切断されても
その思い出の断片を繋いで君を見つけるから

人は誰もが暗闇の中を歩く
そこで出会う人が蜃気楼
 ....
姫君のついばんだ魔法薬
ひとつぶ口に含めば千年の眠り
ふたつぶ口に含めばただの草の実
噛めば苦い味ばかり

姫君のついばんだ魔法薬
いつまでたってもただの草の実
深い眠りに入れずに
噛 ....
一。


バットマンの乳首は黒い。

そんなことを考えていると、
玄関のチャイムが鳴った。
テレビを消し、
けだるく返事をして立ち上がる。
足下がふら ....
笑われるかもしれないけれど
もしも私に子供が生まれたら
チャイルドシートに乗せてあげるのがわたしの夢

「たいせつな、たいせつな
あなたのために、
とくべつなおせきを、ごよういい ....
明けない夜に悲しみを注いで
浮かぶ月さえ撃ち落とす勢いの
その怒りを私にぶつけてもいいから
自分を責めないで欲しいの

不安定な心を抱いて彷徨う夢は
とても怖くて怖くて仕方ないけれど
必 ....
 人の波をかきわけ漂う
 季節と共に出会い
 季節と共に別れ
 何かを残して時代は移り行く

 がんじがらめのしがらみ
 欲がエネルギーになって
 前進する人々の行進

 人生をあき ....
長いレールから飛び降りた先は
レールだった
いくら曲がりくねり走ったとしても
私の足元からレールが消えることはなかった

独走の叶わぬ世界
突拍子もないことも既に果たされている世界

 ....
私は誘惑者
ひらひらと舞う薄紅の蝶
蛇のようにまとわりつき
蛭のように愛し
己の炎に身を焦し
灰になってもなお
気まぐれな風と交わる
はるか高き星を目指し
異国をさ迷い歩き
満たされ ....
ひかりの葬列が瞳孔の砂浜に沈み、
溢れる夏が清涼な涙を流す。
新しく生まれた水彩画の冒頭を見つめながら、
わたしは、森の湧き水で掌を浸した
愁風の滴る夏の終わりを均等にまとめる。

青い寝 ....
一弦にふれる
あのひとの
小指をもいで
私の部屋に置いて
爪の先まで
かわいいよ と
褒めてあげたい

私のほっぺの
いちばん柔らかいところに
指の腹をぺたん
くっつけて
好き ....
 今日もまた日は西より出で東へ沈み
 私の憶い出は汚れた鉄格子の窓を進む。
 雲を破る白い太陽の光は
 さびしく僕の感傷をあぶり出す。
 この部屋に居る僕の心を
 広場の噴水に残された少女の ....
ときには
顔を真っ赤にしながら
たくさんの風船を膨らませてきました

割れたものも
木の枝から離れなかったものも
見知らぬ空や海の彼方へと流れたままの
ものもあります

それは ....
偉大な人間は
現実の中で夢を見るのではなく
夢の中を現実で見させ
その夢を追いかけつつも
夢を創り出す

しかし
偉大な人間に
意外なものはなく
単純な規則を組み合わせ
複雑な例外 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15814)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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