すべてのおすすめ
  あなたが海を歌うとき
  わたしの瞳は波になる
  愛していたと
  告げる言葉が悲しくて
  静かに揺れる波になる


  あなたが空を歌うとき
  わたしの胸は波になる ....
プラネタリウムの暗闇に
目が慣れるまでの
ほんのわずかな時間
きみのからだの
いちばん柔らかなところに
そっと指を這わせてみたい
こっちを見るな北極星
少しだけ目を閉じていろ


 ....
やる気 元気 勇気

三気の馬に跨がって

毎日 駆けてく その様は

アポロンにも似た 凛々しさで 

ほれぼれ すっかり みほれます


おうまは 時々 気まぐれに

そ ....
モラルを守るの、ラルモ
それは大切なこと大切なことよ
生きて再び歩いたりしてはだめ
火遊びもまた
街がひとつ陥落しているわ
ジス・イズ・ア・ペン
それは荒井注のギャグよ
スペ ....
寄る辺なきひとの波に影を投じる月の輝く空を放っておけば雨があがる。
泥と砂の間のぼやけた境界線にもやはり与えるべき色がある。それを接触と呼ばせる
行動の中に既に未然の行動の中に通っている線を与えん ....
足下に流れるほの暗い思念の残滓
忘却の河に沈む意志の荒野
時の行方を筆先に乗せて形にならない言葉を返す
語られる物語の終章にあるのは虚無の後先
詩の痕跡を辿り行き着いた光の陰影を浴びて
歌わ ....
花火の音は別れの合図
カラッポの腹に響いてから
空しさと 情けなさを
さらに カラッポな空へ
打ち上げて ばらまいて

「忘れることは簡単だ」

空が皮肉に笑って
散らばって落ちる色 ....
雨の日は嫌い
雨の音はあたしを寂しくさせる

目を瞑って 声も立てずに シーツに包まって
そして雨が止むのを待っている

雨の日は嫌い
雨の音は誰かが泣いているように思えるから
雨の日 ....
明け方に帰ったわたしに
次の日電話がかかってきた
留守電にする
その次の日も
留守電にする
その次の日も

一度だけって
約束したよね
だから許したよ
酔ってたし
でもそれだけだ ....
ヒュー シュッパーン パッ パッ パッ パッ パン

          たま〜や

夏の宵闇を貫く大輪の華

ラムネの瓶に沈んでいく

        タップ タップ タップ タップ ....
どうしたら此処から翔べるのか
そればかり考えていて
けっきょく何処にも翔べなかった

次々と羽化する蝶たちを
横目で見ながら
葉陰に守られて留まって

安穏

すがるような言葉 ....
ある日の夕方
ポチは神妙な顔をして
私の前におすわりをして
喋りはじめた

ねぇ。
ボクはずっと前から考えていたのだけど
どうして人は平気で人を傷つけたり
いがみ合ってみたり
 ....
青空に流れる雲
川辺に座って ぼやりと眺める

いつのまにか 消えた雲は
懐かしい風 を 運んでくれた

いつからか思い出せない
力 になりたかった あの頃
今はきっと こう願う 心  ....
おれは
けものに
なりたいんだ

夜明け前の
海の匂いのする湿った空気に満ちた
まだ真っ暗な湾岸線を
イタリア生まれのスポーツカーよりも
もの凄いスピードで駆け抜ける

そんな
 ....
言わせてはいけないと
思い続けていた言葉を
言わせてしまった

苦しそうに飛び出したその言葉を
もう一度押しこんであげられなくて
ごめんね
(どうしたってニンゲンは破滅に向かっていて
それは特定の誰かの所為じゃないけれど)
(だからこそ世直しヒーローに憧れて
惜しまれて涙の中に死んでいく世直しヒーローになりたくて)




 ....
知らない

暑くもない

ちょっとだけ寒かったりする


初めまして
わたしは

あれ
誰でしたっけ?

夏の果てに棲むという

或いは大きな口をひらけて
あれは ....
うらやましそうに見ていたら
「じゃあ、少し上げる」
その人は言って
端っこのほうを千切って
ちょっとだけくれた
辺りを見回すと
端っこのほうをもらって
喜んでいる人もいる
わたしは端っ ....
 *


ロックは死んだ とか
文学は死んだ とか
ジャズは死んだ とか
詩は死んだ とか
絵画は死んだ とか
アートは死んだ とか
アイツは死んだ とか


 * *

 ....
幼い日々
などというものは
これまでも 
これからも
全く変わりありませんので
特筆いたしません



或るときから
うたに喜ぶようになって
泳法はままならずとも
流れゆく日々 ....
猫が疑問符を撒きちらし
夜がいくらか賑わいを増す
その髭の長さぶんの内容を
ひとつはそっぽをむいた月へ
ひとつは笑い揺れる木々へと
夜が明けるまで
あくびする間もなく語りかける

永遠 ....
窓のむこうに
降るのは
あかるい雨
夏の日差し
真っ白な雪

網膜の向こうで
立ちつくし暗転する
背中の音

いつも風景に
変移を求めていた。
わたしが変わっていく事になど
 ....
誰かに何かを解って貰う権利を放棄します
私のこと理解してよと もう言えません

全ての間違いは私にあり
全ての過ちも私にあり
全ての悪は私であり
全ての浅はかさは私である

人徳と信頼 ....
苦しげな雷鳴に飲み込まれ
灰色に溶けてゆく午後の中
向日葵の黄色の彩度が
浮いてしまっていて
それでも、向日葵は
いつまでたっても泣いたりせず
ああ、どうしてなの
滲んで ....
熱く
青く
南から押し寄せる
夏の、ソ、ラ、シ、の
反復の幾つかは
肌を灼熱させたり
唾液と共に高笑いに混じったり
アイスクリームをベトベト光らせたり、そうして
幾 ....
 歯医者さんでレントゲンを撮り
 移動台にフィルムを貼って先生が解説する。
 目の前にはモノトーンの頭蓋骨の半身。
 これが私というもの。
 こんにちは!こんにちは!
 道行く骸骨どうしが少 ....
灯りを付けない夕刻の
人のいない部屋の沢山の影が
角からふやけて
海になってゆく、深い、暗い
海になってゆく


肺に溜まる海って
苦しいよね、でも
呼吸と引き換えだ ....
マッサージで気持ちよくなって
つい眠ってしまった
目を覚まして慌てて会計に行けば
どこかで見知った顔が
「ごめんなさいお会計お願いします」
わたしがそう言うと
「まだですよこれからですよ」 ....
 
ねえ

あなたがこころ
開いたのは だれ?

からだのように
 
 
 
 
 藍の先に広がる紫雲の中に 運び去られた光を探す度に心は溶け
 悲しみを剣で返す人の愚かさを知る
 読みきることの出来ぬ深い歳月を歩み彼らは、光を捨て
 迷わす千や万のささやきを振り払い 闇を御 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
波になる- 嘉野千尋自由詩17*05-8-10
プラネタリウム- 大覚アキ ...自由詩305-8-10
*三騎のおうま*- かおる自由詩5*05-8-10
モラルを守るラルモ- たもつ自由詩1105-8-10
海を毟る- 黒川排除 ...自由詩105-8-10
水底- 紫音自由詩5*05-8-10
花火の日- スプート ...自由詩5*05-8-9
- 自由詩105-8-9
次の日の電話- チアーヌ自由詩205-8-9
*夜空*- かおる自由詩8*05-8-9
風になれなかった- 落合朱美自由詩9*05-8-9
犬的思考- 落合朱美自由詩9*05-8-9
白昼夢- 珠李自由詩4*05-8-9
スピード- 大覚アキ ...自由詩405-8-9
いけない言葉- スプート ...自由詩15*05-8-8
破滅に向かうピース- 虹村 凌自由詩5*05-8-8
カバかもしれない- tonpekep自由詩18*05-8-8
端っこ- チアーヌ自由詩1005-8-8
re*birth- 大覚アキ ...自由詩1705-8-8
履歴書- 千波 一 ...自由詩19*05-8-8
私と、猫の夜- かや自由詩14*05-8-8
きんぎょ- たりぽん ...自由詩705-8-7
全ての悪は私であり- スプート ...自由詩2*05-8-7
停滞前線- A道化自由詩1105-8-7
熱帯夜- A道化自由詩905-8-7
日常の後ろ- あるふぁ自由詩405-8-6
可笑しな話- A道化自由詩1105-8-6
統合施設- チアーヌ自由詩1205-8-6
せみしぐれ- umineko自由詩5*05-8-6
救いへの思い(2)- Fuji ...自由詩2*05-8-6

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