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あの日の夕陽を覚えているかい
部活の帰りに一緒に歩いた川の土手を
手をつなぐのはいつも君の方からで
ぼくは何気ない顔をしていたけれど
いつもしっかり強く握っていたね
土手から見える神社の桜が ....
植木鉢に身を{ルビ埋=うず}め 
体中に
針の刺さった 
裸の人形 

{ルビ腫=は}れ上がる両腕のまま 
{ルビ諸手=もろて}を上げて  
切り落とされた手首の先に咲く 
一輪の黄色 ....
  あいつは、いつも、うそばっかり

  ゆびきりしても、だいっきらいっていっても、うそばっかり

  今日も、うそをついて

  「今日はなんの日だ?」

  「あんたの日よ。4 ....
春という季節は
いつでも液状にデフォルメされてゆく
匂い立つ色彩が
にじみ流れ溶けあい渦巻く
私の輪郭もそのただなかに
半ばは溶けかかりながら
けれど決して溶けきることはなく
冬をいとお ....
取引先と切れた
親友が転勤で遠くに行った
母が再入院した
そして今、
花見をした帰り

前を歩くわが妻
うまくいけば
子ができて
うまくいけば
その子は老いた妻を
今の私と母のよ ....
青空なる
自由の大地から

この大地
上下東西南北なる
六種に振動し

法塔 出現し
殿堂なる 天空に
そびえ立てる

この宝塔
ゆうに この大地を おおう
釈尊仏の眉間より ....
どんよりと低い空に 
ふうっ、と 溜息をもらし
雨を吸った暗いモルタルの壁は
重々しい匂いを滲ませて湿ったまま

窓枠に収められた日々を嘲い
片付いた雑事に安堵を覚えると
たちまち、身体 ....
「リスト」




僕の昔の恋人に
いつも左手首に包帯を巻いている子が居た


最初は自殺未遂かと思ったが
そうではないらしかった
理由は訊かなかった


彼女は毎日包帯を ....
夜の街で闇をさがし
身を隠す暗がりにも
灯りを求めたりして
中途半端なままだね
いつもぼくらは

   言葉の空白にふるえて
   粋な単語たちをあつめ
   草の実に糸を通すようにつ ....
春がくる

春が来て

何しよう


まずは花見

ぼんやりと

桜の木の下


ゆるり

ゆらりと

考える


目には

空と

桜と

花び ....
夜ごと
小さな星から星へ
色とりどり
おはじき遊びのようでした

きいんと澄みわたった音がして
そのとき
宇宙は大きな円盤でした

まわるまわる輪廻転生
虫から花へ
花から虫 ....
遠くからでも

やわらかい色がよく目立つ

このまままっすぐ歩けば

ふたりきりになれる

目だけが呼吸してる

吸い込まれる―


また、先を越された


彼をみあげ ....
生きている もーん
――だから?

 いえ・・・・

でもなお、生きているよ

煙草を一本、吸って
屁をする ブー

 さら
    さら

潮の匂いにみちた風が
木々の枝 ....
メガネは目が見えなくなってしまった
どこに何があるのかわからない
手探りで記憶と慣れを頼りにしながら
必要なものを手にとるしかなかった
メガネにとって
目の前も頭の中も全てが真っ白だった
 ....
水鳥の翼を持ち
頭には金の輪を
食事はしない
夜露が栄養になる

神様からの伝令
弓を持ったら
キューピッド
実は両方とも少年なんです。

そんな矢を持っていたら
好きなあの子を ....
コンビニの入口脇で。
ホームレス風情のおじさんが。
焼きそばパンを貪り食う姿を見た。

よく分からないけれど。

こんな光景を見るといつも。
僕は胸を締めつけられてしまい悲しくなる。
 ....
それは奇跡の季節
花や草が一斉に芽吹く
あちらこちらで聞こえる音は
寝起きの悪い生き物の声

毎年やってくるただの循環の季節なのに
何かが始まりそうな気がするよ
君を見つめる ....
ある
ありふれた
想い
という
呼び名の比喩が
争え
という
プログラムの元
生まれて初めての出航をし、
次の刹那
辿り着いた先が
温かい
実は
腹の上
だったと
結局
 ....
何が起きたのかわからなかった
地鳴りと轟音とともに
その瞬間
すべてを失った
激しく燃えさかる炎と
黒煙の中
太陽は赤く揺らいだ


衝撃と
悲しみと
脱力感の中に
いた
茫 ....
詩人はピッコロ大魔王
口から言の葉ならぬ
詩という名のマジュニアを
ゴボゴボと生み出す

詩人はピッコロ大魔王
マジュニア達を
時に天下一武道会で戦わせたり、
能力を褒めあったり批判し ....
不思議だね 断られたはずなのに
今こうしてふたり 笑いながら歩いてる
擦れ違うひとはどう思うのだろう  君は気にならないのかな

気持ちを言った後からとても親しくなって
付き合うわけでも ....
カナリヤの歌が聞こえる
  あなたには、聞こえない
  わたしには、聞こえる

葦原を吹き抜ける風の音に混じって
低く、すすり泣くような旋律

    私は言葉を持たない
    歌う ....
言葉をその形のまま
受け取れない僕は
苦しむことがない一方で
君と同じくらいには
生きにくさを感じていたりするんだよ
そういえばいつか
「医者は美味しい物ばかり取り上げていく」と
目 ....
空 遠く 架かる
空に月
雲 風に たなびいて
消えていった

静かな 寝息は
繭玉のように
部屋に 浮かぶから

子守歌は 歌い継がれて

とっぷり 日が暮れた

夜の 十 ....
さっきから
緑色の孤独の箱で一人
いや
僕の左耳はさっきから君とつながってるし
ここだけは明るいし
透けてるし
さっきからぴーぴー言ってるし
そんなにテレカが欲しいのか

さっきから ....
せせらぎの横で
赤い花の蜜を啜る
掌ほどの小さな命が
力強く羽ばたいている

ハミングバード
悲しみは置いてゆきなよ
君の小さな体では
あまりにも荷が重過ぎる

追 ....
陽の光に暴かれて

くっきりと浮かんだ

哀願する虚勢の声を縦に裂いて

乖離する白と黒

影を踏んで先へ

光だけ満ちた明日へ

幾百と、幾千と踏んで

明日へ

 ....
かえるところがあるのならば、それでいい)


   お葬式

カラスが黒く はばたいて
おひとりですか、と
月へ笑う
いいえ
あたしは迷子です、と
黒く燃える
火へ手紙を焼べた
 ....
春になっても苺を摘みには行かない

それでも時々
その世界観に浸りたくなる場所

花男のF4よりもメジャー(ではないだろうけど)
エドガーメアリーアランの三人組

硬質の黒い線で描 ....
あたたかいに誘われて、
陽射しの中へ。
ぽかぽかと微睡み微笑み、
ひだまりの中をひとまわりすると、
そこはひまわりさんの中なのでした。

こんにちは。
あ ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
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