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まるでぬいぐるみみたいな
ペットのトイプードルは
こんなに汚い私の手も
ぺろぺろ
ぺろぺろ
とてもきれいになめてくれる
犬は人間以上に
人間のきもちを理解している
わたしはバイキンなん ....
酔っ払ったみたいに踊る僕の手に
気が付いたら君の手があった
変な言い方だけどそんな感じ

おでこをくっつけて微笑みあった二人が
そのまま見つめあって
溶け出していく夏の夜の匂い

細波 ....
静けさに
包まれて夜は
雨はとどまっても
星はみえない梅雨の空

肌の湿りは
空が落とした夏の皮膜
それとも重ねた体温
外灯が滲んで見える

青く蒼々と
今を映すその目に
私の ....
水が
光のように満ちる
その上に折鶴を浮かべ
はるかなその波紋を数える
おそれることを知れ
十二年という
循環する
エネルギーの流れがある
十八才のあなたが
三十才になるとき
あなたの歴史に
なにひとつ
無駄なものは
なかったことを
知るだろう
魂が ....
道、行きながら
美しいと思える花に出会う喜び

歩みながら
特別でない
小さな花を
「綺麗だ」
と、感じる温かさ

腕の中
ひとつ・・・
・・・ひとつ
また・・ひとつ・・・
 ....
誰もいない放課後の学校で

光り輝く廊下の先の

太陽が差し込む窓から

僕は身を乗り出して

野球部の練習風景を

ぼんやり見てるだけ

汗水流してただボールに

向かっ ....
1週間毒に漬け込みます

時にロマンチックになったりする

自分だけ灰色になりたい
なればいい

最後の始まり
終わりの続き

味見をするのも計算だった

しょうがないって
 ....
君の心の中はとても青く深い海だから
僕は小さな潜水艦に乗って行こう

潜って初めて知ったよ
静かに見える海の中は
本当はとても様々で
速い流れも遅い流れもあるって事

だけれども大丈夫 ....
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ....
水面のやさしさを信じ
身を投げる木の実の
沈んでいく運命の先を
知らないかのように
綺麗な音色だと
美邪気に笑う君に
かなしくなる

西の雲は入り日に
焼かれるからかわいそうと君 ....
嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事

逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火

何も奪わない恋だった
駆けっこみたいな関係性

風化しない
約束の言葉は

大事にしすぎてはいけ ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ....
☆きら☆きら☆おほしさま☆

そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
きんやぎんの星砂
  
  天の川 さらら
      流れ星 ひとつ
       ふってき ....
解かれるものがあって
解けないものもあって
元気ですか
その言葉だけで繋がっている

わたしを折る
折りたたむ
そして開けば
鶴にでもなりたい

配達の遅れた願いのようなものが届く ....
詩はいつも夜明けの相貌
足の記憶をひもとく余裕もなく
私は迷う
自らの足を踏みつけながら
置き去りにしてきた
枯葉の午後を追う
踏破せよ
惑いの道
あらゆる塩に咽びながら
入眠の甘さ ....
空っぽの部屋にあいた穴
どうすることもできず
漆黒の淵にむかって
ネズミ除けスプレーを乱射する

重たい空気の隙間には
大海原が広がっているらしい
とろける月が沈む地平に
植物の茂った ....
君が飲んでる紙パックのジュース
一口もらったら
甘くて溶けそうだった

空になった紙パックのとりあい

私が捨てるから

なんて
ずっと喧嘩していれば良かった
それで良かったのに
 ....
空が欲しい・・・・って
ずっと想ってた
 

薄暗い部屋に
頑なに独りいる時も
 

さらに殻にこもって
傷ついた翼を
縫いつくろっている時も

 
空 空 空
歌うように ....
 競争世界にポツリと置き去り
 僕なんていなくても世界は回り続ける

 幼き頃から学んだ教訓
 傷つきながら
 涙をこらえながら
 自分の無力をかみしめながら
 惨めだけど生きること ....
がんばれ女子高生
君らは今めちゃめちゃ好奇の目にさらされてるけど
がんばれ女子高生
チャリ通の横に車で通り過ぎたら気になっちゃうけど
がんばれ女子高生
ギャル文字だって援交だっていろいろ言わ ....
材料
200mlくらいの牛乳と100gのポッテリバター
間をとって150gの小麦粉と
砂糖は80g 控えめでいいんじゃない
苺 かわいいだけじゃだめね
卵は2個 どっちかっつーとMがいい
 ....
少しずつ 遠ざかった街で
午後の地下鉄に揺られながら
僕は いつかの頃を思い出している

目の前を
たくさんの人が
揺られ押され 通りすぎて

毎日決まった場所で
同じように吐き出さ ....
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ

太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷 ....
ソーダの泡のような微睡みのなかで
懐かしい とても懐かしいその面影に出会った

記憶の深くに留めようと
すればするほど
表情は淡くなる
ならばこの夢でだけ覚えておこうと
思い切りこころを ....
真っ暗な自分の部屋に入った

四角い輪郭は無くなっていた

ただ見えるはずの無い物

パソコンやCD・MDプレイヤーや貞子や

リトルグレイや鬼や悪魔や5センチの蚊が

現れては闇 ....
雨があらいながしてくれる

空をかけめぐる

あんな想い

こんな想い

みんな

きみの足元へと

流れおち

小川となって

いつか

あの人の

小川とめ ....
孤独と
孤立、の構造って
多分
光学異性体 みたいなものね』

台詞を、
あっさりと置き去りにした彼女は
いーちゃんって 鏡ね』
と、評して
孤独を携帯に写し取った

最 ....
夏に凍てつく

雨は胸をこして硝子玉になる

抱いている

空のように抱えきれない空を

わたしのてのひらも腕も

骨になり粉になり空中に舞った

雨は風鈴の匂い

哀しい ....
時の羽ばたきが 瞼をかすめる

世界中どこを漂泊しても立ち位置が無い
空隙だらけの足もと 定まらない重心
目を閉じて大地に寝転ぶと
それがわかってくる

透明な午後 風は光り
丘は彼方 ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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たけぶ空- つきのい ...自由詩1006-6-30
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