すべてのおすすめ
ここに
銀色のエンジンがあればそれと

あと太陽の動きのような一時間半があれば

ぐるりを周りきれるほどのちいさな島
四方からの潮風にさらされ続けていて

そこで何本もの縄を編んではほ ....
いつものように
いつものとおり

ガンジスの砂粒ほどの
転生を重ねつつ

今生も また 仏の軍勢につき

いつものとおり
常勝の勝ち戦で
悪を催滅しさるので

関係各位にお知ら ....
擦り切れている背表紙を
後生大事に持ち歩く
付箋に躓くことを繰り返してしまった

左手には一束のシャレード
紐解いている間に
夏の森は
微笑や涙やトキメキを頬張って
色彩を奏ではじめて ....
眠りにつく声は
静かに
揺れて

さぁお休みと言うより
何を言うより

暖かい音

眠りをください
あの頃見た
透明な眠りを

音の中に消えた
足音と血の流れる音

眠 ....
刈り取られた
花々は暮れようにも
暮れられず
風が吹くのを待ちながら
やがて、
朝になります


  いつか風、のように
広げた両腕は冷たい、思い出となりますが
 その内、に抱えた ....
残虐な貌も一瞬、穏やかな
蒼いヒヤシンスの花に埋もれ
ゼピュロスの風、//そして雷。
 ――ドドンガーガー!

くちづけをし、離れれば「死、
昼も夜なくつづく 愛撫の舌

首筋の、永い ....
有刺鉄線と荊の性癖と属性
暴力的サディスト
人格障害のような高揚感
傷つけ殺す快楽
あふれる脳内快感物質


有刺鉄線と荊の性癖と属性
他人を傷つけるから
誰も愛せない
愛する人の ....
むかし、
いやなことがあったりすると
よく近所の公園の砂場に来た
 
いつも靴をぬいで
はだしになって
そっと 冷たい粒にふれた
 
ひんやりとして
きもちよくて
なんだか心が落ち ....
ちょうど今日のような能天気の日に、いつものようにシーラカンサス。
あいうえお、
あい、    ゆえに、

独禁法、レディースディと口走る軽薄な女、

コーカサスオオカブト、
視力検査で右 ....
友達が象を飼い始めたというので
見に行った

五匹の象がいた
大きいのや小さいの
ひとしきり眺めたり触ったりして
友達の手料理をご馳走になり
楽しく喋ったりもして
遅くなったし、そろそ ....
はじめて春の木漏れ日をデッサンする人は
黒いスポーツキャップをかぶっている
背骨のひとつひとつが明瞭で
白い服をさらさらいわせ
にぎやかな空白に
筆をさしこむ

そしてパレットの虹は ....
あの日の雨は
小さな川になりました
ときどき私はその川へ行き
釣りをします
ときどき私はその川で
見たこともない美しい
小さな魚を釣ります
私は家の水槽で
その魚を飼います
しかしな ....
風に流されて
落ちた日が
山の端に滲む
飛来した鳥の羽根に
しがみつき
僅かなぬくもりは
山へと堕ちる

眩しすぎる季節が
駆け足で追い立てるから
花たちは散り急ぎ
やがて
萌 ....
とんこつラーメン屋のにおいが 
真昼の生ぬるい風に運ばれる 
新宿の雑踏を歩いていたら 
ポルノ映画館の看板下で 
自転車に乗ったおばちゃんが転んだ 

どうしていいかわからずに
ぼくは ....
 6月の雨の中の森
 1ヶ月だけ君は生きていた
 風に任せて森の葉の匂いを僕へ漂わせる
 僕は自分の涙の中に沈んでいたよ 夜も朝も
 これじゃあ「今 会いに行きます」と被っちゃうけど その頃は ....
再生



何もない荒野に
芽が吹き雨が降り

もう一度すべては
はじまってゆく


空は青いよ
海も青だよ

新しいいのちが
生まれる場所


燃え上がる、
緑 ....
札幌発・北斗星4号
B寝台で向かい合わせた
働き盛りの会社員の
聞こえそうで
聞こえない
独り言を呟く癖が
あまりに父に似ていたせいで
初めて上野に行くというのに
考えるのは父のことば ....
         2007/04/29


空飛ぶ独楽を回してる
空を飛ぶなんて
嘘でしょ
嘘!
嘘おっしゃい
ごちゃごちゃと言われて
紐が絡んで回らない
回らない独楽が
困った ....
街を焼き尽くした大空襲の後
一人の男と一人の女だけが生き残った
それは奇跡だった
すぐに二人は恋愛した
やがて銃剣が二人を引き裂いた

それから十年後、男と女は
都会の片隅で再び出会った ....
実家の道を辿った
小学校と中学校とそして高校までの道も
いつも会社に行く道も
家の中もくまなく探した
必ず何処かに私のねじはあるはず
たまたま落としてしまっただけだ

はたと ....
青空の下に
大きな穴が並んでいる

列車が来て停まる
線路の端に
白い雲が湧いていておそろしい
時間になると汽笛がひびき
車両に載せられた人と財布を
地番外にできた
あたらしい穴まで ....
空が揺れている
だから
風が吹いている
その風はとても暖かい
どこまでも翔けて行けそうだ

空が揺れている
だから
心が浮いている
その心はとても明るい
どこまでも飛んで行けそうだ ....
  朝露の潤んだ瞳
  嘘ではないこの時を渡り

  遠浅の君の素振りに

  これまでの痛みを
  眠らせたかったあたし

  一花涙に浮び
  まとった波紋心の
  ....
    くびする糸者
     冷れみて    児
かなさり住に
    おへよっておへよって
              らびが爺ね

東北新幹線の空洞を貫く抒情性を少しも吸収することが ....
トライアングルの音
角で音を出す。
ミュートをかける
カチカチチーン!

体力がなくなった。
ゆっくりと体を休め
いねむりをする
紙飛行機が飛んでゆく

らんらんらん
猫が来た
 ....
やな事があったなら

小鳥の囀りをBGMに

朝日の中で

おもいっきり背伸びしてごらん


ほら今日もまた世界が始まったよ
ちゃりんちゃりんりん
とベルを鳴らしてカーチェイスの様に
すり抜けていく自転車に憧れて

朝のすっと染み込む
水の匂いの濃い晴れた日の風に流れて
ジャっとタイヤを鳴らして

僕にはそん ....
夜のアゲハ蝶の行き先は、決まって、
忘れられた夢のなかの王国の紫色の書架がもえている、
焼却炉のなかを通る。
くぐりぬけて、
グローバル・スタンダードのみずが曳航する午後、
雨の遊園地で、イ ....
焼けていくその空は
思ったより高くなかった

天に伸ばした手が燃え染まる
風が私と空をつなぎ
とけていく境界線

明け方の雨が露のごとく
草にとどまっている
匂い立つ今 ....
春色の街 新緑の芽が
朝露に 光る朝

山の目覚める 春の光に
雪どけ
ながれる
川の 音色は
せせらぎ‥

新しい空気に 深呼吸
風に ゆれる
新緑の葉

雪割草が  ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
島_きょうかいせん- 水町綜助自由詩23*07-4-30
詩は志- アハウ自由詩507-4-30
夏の鍵盤- 藤丘 香 ...自由詩41*07-4-30
足元に沈む太陽- プル式自由詩2*07-4-30
散在する、朝- 霜天自由詩1007-4-30
春の嵐- atsuchan69自由詩6*07-4-30
「刺トゲ」- たかよし自由詩1*07-4-30
原点(公園の片隅の、)- 倉持 雛自由詩1307-4-30
シーラカンサス- ひろっち自由詩4*07-4-29
象を飼う- ふるる自由詩907-4-29
春と夢を描くはなし- soft_machine自由詩13*07-4-29
- 小川 葉自由詩707-4-29
- 自由詩407-4-29
新宿小景_- 服部 剛自由詩8*07-4-29
終わりなき詩- はじめ自由詩3*07-4-29
再生- ソティロ自由詩5*07-4-29
父から学んだのはネクタイの結び方とバナナシュートだけ- たいにぃ ...自由詩707-4-29
独楽の台詞- あおば自由詩8*07-4-29
奇跡と恋愛- 楢山孝介自由詩7*07-4-28
ねじを探して- 茉莉香自由詩1*07-4-28
低地- 「ま」の ...自由詩10*07-4-28
空が揺れている- ぽえむ君自由詩8*07-4-28
窓際にて雨は降り走る君- 鯨 勇魚自由詩3*07-4-28
- 葉leaf自由詩17*07-4-28
今日は雨- ペポパン ...自由詩4*07-4-28
リセット- 優飛自由詩2*07-4-28
自転車をかくんだ- プル式自由詩4*07-4-28
落丁した夏- 前田ふむ ...自由詩28*07-4-27
いつもの朝に- さくらほ自由詩14*07-4-27
春の居眠り- 鈴鈴自由詩5*07-4-27

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