すべてのおすすめ
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
わける血のない石くれ
落ちるものは流れ
焼けたものは渇き
散ったものは滑り
登ったものは尽きる

かざした手からそっと
見続ける月の こうこうと湧く光り
だしてくれとどこかで
牙をむ ....
ある人の足音が
突然聞こえなくなりました
スリッパの
ぱたぱた、という
少し孤独な



それからというもの
わたしは
主のいなくなった
スリッパを
齧っては吐き出し
齧っ ....
つまらないことを
ひとつずつ重ねて

積み上がったところで
オーブンで焼いた

不満と愚痴を挟んだパイは
意外と良い出来栄えだった

ナイフを入れて切り分け
フォークを突き刺して
 ....
優しい風に
吹かれて・・・・

あの日
僕は憎んだ
その風を

その微笑みを
その温もりを
その眼差しを

隠していた苦しみを
さりげなく触れられてしまったこと
言いだせない ....
暗い夜の闇の向こうへそっと手を伸ばしてみただけ
明日がくれば日々の事にまた目を奪われて
思い煩っていた時間の尊さも僕たちは忘れ去ってしまえる

信じたい事 疑う事 とにかくここにある事  ....
正しいことってどんどんヨコ展開してゆくよね

でも

正しくないことってそこだけで止まってしまうよね

ぼくらはなんでこうも

自分を正当化しようとするのだろう

夕焼けまえの青い ....
 目を刺すような光
 烈しい熱風
 体中が針で刺されたような鋭い痛み
 何が起こったのか分からない

 さっきまでのいつもの日常が生活が人生が
 まったく変わり果てていた

 焼け果て ....
せつないぜ!

そうだ、せつないぜ!
せつないの「せ」が
なんかその、
変な、
はしゃいでる二人の人みたいに
見えるくらいだぜ!

仕方ないんだぜ!
きょうは
「だぜ」っていって ....
電車でごじかんかかります
乗り換えはよんかいです

あんまり遠くに
いるもんだから
こっそりたくさん
泣きました

あんまりなんにも
わからないから
何度も途方に暮れました
嘘は ....
消されたのは

もう少しで完成する

自分自身のマネキン

君はまだ約束の場所には来ない

何分何時間何日何年

もう何度目かの冬が訪れも

君は僕の前には姿を表すことはなかっ ....
コンビニで105円のマカダミアチョコレートが発売されたのを知ったときは発狂しそうになった
Suicaのワンタッチで体が欲するチョコレートが買えるのだから
目眩で空が半分ちぎれてしまった
 ....
マラカイト・グリーンの風を追い越して
夏の扉を開けようと私は急ぐ
白い教会を通り過ぎ
聞こえる賛美歌に心はずませて
私は急ぐ 風に追い越されないように
向日葵の花の中で
白い蝶たちが私をせ ....
生まれた家の前 
坂の途中に
おそろしく大きな石の門が
その中に白い木造洋館

年老いた医者のいる医院で
診察室の窓枠は
白塗り木の窓枠
窓の外には枇杷の木が…
枇杷の葉が風に揺れて ....
誰かの理不尽な言動に
いちいち傷付いて振り回されたり
自分の無神経な言動で
誰かを傷付けたり
誰かに軽蔑されたり

人間に生まれた事が
損だったと思うのはそんな時

言葉いらない
 ....
ガラスの器にいれたばかりの
シリアルに牛乳をかけて
カリカリと食べる

ほんとうは
牛乳をたっぷりふくんだ
しなっとした
シリアルが好きなんだけど

朝は気がせいて
いつも
カリ ....
長雨は
母の辛抱
わたしの鏡に降り続く

快晴は
彼の信頼
わたしの鏡を照りつける

そしてうつくしい反射が生まれ
記号化していた言動が
{ルビ漲=みなぎ}るダンス・ステップになる ....
猛禽の切り取る曲線を雲に重ねてみると
南風の通り道がみえるだろ?
無粋な飛行機雲が一直線に
線香の燃えかすみたいに消えていく
なんべんもね、手をかざしたんだ
日差しが眩しかったからね
ふい ....
夢を追い
東京まで来た
有名になれるかな
金持ちになれるかな
豊かになれるかな

自由のメトロポリタン
便利な生活
美味い物食って
しがらみがない

そんな東京のバカヤロウ
一 ....
八月の桟橋の上から夏を覗き込めば
青い空にはキラキラ、ゆらゆらと、
白い雲にはもこもこ、ムックリと、
緑の木々の枝葉にはニョキニョキ、ほんわかと季節の欠片達
そこらじゅうに浮かび上がり、
そこはか ....
わたしが無職だったころ
茹で卵と塩むすびだけはんかちに包んで
毎日河原へ出かけていた
それしかやることがなかったのだ
アンケート用紙とかに
無職
と書くのが厭だったので
仕事を探してはい ....
リリリリー
公共地下道に蟋蟀の鳴き声が
響き渡る

蟋蟀の
姿は見えない

最近の公共地下道は
明るすぎて人工物まる出しで
めまいがする

塾帰りの中学生たちが
とめどなくおし ....
オーケストラが奏でる
古めかしい旋律のように
言葉は重みを増して
生命の美しさを語る

指揮棒に合わせて
ピアノが歌えば
ほらもうそこは別世界
目を閉じて
心で聴いてよ
あなたの産 ....
夏の

匂い

蚊取り線香の匂い

湿っぽい冷房の匂い

熱くなりすぎた樹脂の匂い

アスファルトに大粒の雨

三回以上したあとの女の匂い

虫たちの

みどりの影
 ....
空で迎える最初の誕生日に
どんな言葉を送ろうか


どういうわけかわたしの周りには
夏が好きな人が多くて
きみもその中の一人で
暑いのが苦手なわたしには
何度夏の良さを説かれても
賛 ....
毎日
大学病院前の
ひろいバス停で
猫背のひと

みどりはつよく
陽にあたってきみどり

おばあちゃんのズボンは
昔からサルエル

床のタイルのここは
どうして一枚だけ
はげ ....
囁く甘い言葉に
隠された戸惑いを

知っていながらも貴女は
優しく微笑む


ひねくれた冷たい心
溶かしてあげるって

貸してくれた左肩が
僕の全てになった
七月の雷鳴は
緊張性頭痛の彼方に遠ざかり
かいつまんだ夏の
漂着物だけが胸を塞いでいる

八月の岩壁から
ひ弱な海鳥はまだ飛び立とうとはせず
なまあたたかい波が
何度でも砂浜を嘲笑って ....
とりもどすんだ

とりもどすんだ

失なわれた私を


その腕を振りほどいて

纏わるものを祓い浄めて

もとに戻すの


もう

なにもいらない

みんな ....
今日であなたとサヨナラ
ずっと一緒にいたかったけど
ごめんね、ごめんね
何度あやまっても
許されない

今日であなたとサヨナラ
ほんの短い間だったけど
ごめんね、ごめんね
あなた ....
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
グッバイグッバイグッバイ- こめ自由詩2009-8-8
じゃり- 砂木自由詩7*09-8-7
足音- 小原あき自由詩4*09-8-7
認識- 未完自由詩9*09-8-7
想い出- 乱太郎自由詩10*09-8-7
8月のラジオウェーヴ- フミタケ自由詩3*09-8-7
この袋- 吉岡ペペ ...自由詩709-8-6
B29- 山崎 風 ...自由詩709-8-6
感嘆符の誕生- 国産和風 ...自由詩209-8-6
距離- はちはち ...自由詩13*09-8-6
自分自身のマネキン- こめ自由詩809-8-5
私とチョコレート- ゆるこ自由詩409-8-5
マラカイト・グリーンの風を追い越して_−サナトリウムへー- 未有花自由詩11*09-8-5
びわの木- ……とあ ...自由詩15*09-8-5
機械になりたい- 三原千尋自由詩409-8-5
シリアル- 森の猫自由詩3*09-8-5
全天の踊り子- 伊月りさ自由詩5*09-8-5
かげのけいれい- たりぽん ...自由詩7*09-8-5
メトロポリタン2- ペポパン ...自由詩7*09-8-5
8月4日/過呼吸に見舞われない為に- 遊佐自由詩6*09-8-4
わたしが無職だったころ- 吉田ぐん ...自由詩49*09-8-4
蟋蟀が鳴く/ひとりごちるように- kauz ...自由詩7*09-8-3
おんがく- ミツバチ自由詩4*09-8-2
夏の- 吉岡ペペ ...自由詩1009-8-2
夏空に溶けたきみへ- あ。自由詩16*09-8-2
大学病院前- はちはち ...自由詩9*09-8-2
- YuLia自由詩3*09-8-2
- nonya自由詩7*09-8-1
消去- 柊 恵自由詩9*09-8-1
さよなら- @ショコ ...自由詩109-8-1

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