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ソーダ水の温度に惑わされて
汗ばむ景色をよじのぼる

お元気ですか、夏

遠い背中に
あなたと名付けた
ひとのかたちを追って

「おはよう」を
言いそびれると
教科書の中で殺され ....
俺?

俺はぼろぼろになってあの街から追放されたんだ

え、泣いてやしないよ

この泥があるからこそ蓮の花も咲くらしいから、大丈夫だよ


こころの問題じゃない

脳の問題だ
 ....
乾いた笑い声
抜けたままのプラグ

真っ昼間、踏切の側で
女は胸に手を当てている
子供達が足跡を消して走っていく
夕暮れ、街灯の側で
老婆は胸に手を当てている

黙っているけどみんな ....
黒夜を作っている
欲しがる者が
あまりに多いから

黒夜に混ざって
溶け込めばいい
祭りの中へ

素になる黒夜を
好んでくれるから
今日も作っている

真空と混ざって
合流す ....
浅い呼吸を繰り返して。


生きるのが下手だって。
そんなのはわかってるつもり。


どこかで苦しんでる人がいるって?
そんなのはわかってるんだ。
わかってるんだってば・・・。
 ....
悲しいことがあったなら 
みんなで分けてしまおう 
誰かが潰れてしまうと 
また悲しくなるから 

今日のあなたの役割は 
喉が涸れるまで
泣き尽くすこと 
それだけで十分 

そ ....
風景は記憶を宿している
だから俺は
ゆるゆる
その風景に
流れ込む

いつも路地裏
猫がいて
丸くなって目を細くして寝てる
気持ち良さそうに

俺は雪駄で歩いていくだろう
そう ....
膝の上の猫
まるで愛おしい生き物でも見るような目で
わたしを見てにゃーと鳴くの

通り雨降る、夏の午後

その視線を
すり寄ってくる体温を
振り払いたくてそっぽを向いた

うっとう ....
丘の上に立つと
夜空にはたくさんの発光体が
空に向って地上から降り注いでいるのが見える。

一様に
ボーっと輝いているが
明るさにはほど遠く
夜空に闇に吸い込まれて行く



 ....
夕陽のみえる小さな丘には草が生い茂り
一日の終わりは黙ったままで座ってた
さっちゃんはスカートを抱えて後ろ向き
太郎は三つ葉をひとつ、ふたつとちぎりながら
ぼくは寝そべったまま消えか ....
どうせひとりじゃないから

ひとりぼっちだと楽しい

どうせひとりぼっちだから

大切なひとがいるだけで寂しい


さだめと打って宿命の変換を探していたらDgsが出てきた

存在 ....
 
あたいの心は茜色

つっかけ蹴り上げたら

明日は、きっと晴れ



 
賢い人は相手にわかりやすく話すという。小難しい言葉を振りかざすことなく、意見を述べるという。これについて、正論だとわたしは思う。話しはいくらか飛躍的になるが、人はわざわざムードを作らずとも .... 知らない内に何も分からなくなった
僕は何処へも行けないし
君の居場所だって知らないままだ
気がついた時には君が何処にいるかも
何をしているのかも
もしかしたら
僕の隣にいるのかも
分から ....
月明かりで出来る影
自分の影ではない気がする

もし自分の影だとしたら
それはきっと昨日の自分

月明かりを浴びて
僕は明日へと
生まれ変わるのだから
雨が置いていった湿度
長気の除湿を待つことは無理そうだ。

過して失われていく途中で
雨親から離れ落とされた湿度たちが
それなりの密度で群れながらも
迷子顔して近づいてくる。

身体に ....
しをかいている
ゆうこくの
まどべで
しをかきむしって
ちがすこし
にじんでいる
いたくはないので
うたいます

にじがでていた
ひるまの
なまぬるいくうきを
ぬぎさって
 ....
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった

瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
本当の名前なんて
一度も書いてあったことがない名刺を
感じ良く差し出す空っぽな指先

本当に行きたい場所へ
一度も連れていってくれたことがない
少しくたびれた空っぽな向う脛

どん ....
{引用=
おまえを失い汽笛が呼んだ
あの海に下りていけばよかったと
願う僕の果ては悲しい
炎天下
糸の切れた凧のように漂う
なあおまえ、笑ってくれよ
こんなにおどけた僕の毎日を

文 ....
わたしたちのあいだには
うたが、ながれている。



あ、過去がいきてる、っておもった、しゅんかん、
こどもがくれたCDのなかから
浅井健一の声を聴いたとき

あの日
なにもかもが ....
わたしが死んだら
なるべく生き物がたくさんいるところへ
なるべくそのままの状態で
置いておいてください
土にかえったり
誰かの一部になったりして
わたしはわたしの
いのちを分解したい ....
白い八月の午さがり

目を閉じて

君の幻を見ている

水のレースにふちどられたドレスで

踊っている

きらきら

きらきら

僕の瞼の裏にも水の雫が飛んで

きらき ....
どんでん返しの日常の繰り返しで
あわてて僕は
鍋から落ちそうになったこんにゃくを拾おうとする
わかっているのかな
この僕を
こんにゃくはぬゆりと簡単には掴めない
のっぺらぼうで無愛想
角 ....
?



あなたに話をしたかった
私達がすっかり醒めてしまうまでに
いつか、あの透かし模様に浮かべていた
神様を
横たわらせた小指の こと


遙か 一瞬で過ぎ去ったものを
か ....
止むことを知らない汚れた雨は
幾層もの大地のフィルターで
クリスタルな輝きの水に

止むことを知らない悪意の視線は
守られるもののない
むきだしの心を容赦なく貫く

浄化されぬ禍禍しい ....
きっと
鋭角にはねかえったであろう
熱を
うっかりと飲み込む
お腹に、沈んだ


あらゆる隙間から
姿を変え形を変え向かってくる
じかに目を合わせないように
うつむいたまぶたの
 ....
ことばの世界から遠ざかってしまったのは
見ようとしても見えなかったものが
見たくないのに見えてきてしまって
見えるものだけが正しいと思ってしまったからだった
気がついたときにはもう
粘着質な ....
いちばんつらい、いちばんいたい
きみがいたのは、そういう場所

わたしたちにできるのは
もはや最期のひとつだけ

そしてきみは、だいすきなご主人に抱かれて、永遠の眠りについた

お ....
囁いた
耳元で
きみの
将来の
役職を

囁いた
耳元で
昨日の
言葉の
お礼を


そうして
二人で
見つめあって
どちらからともなく
笑った
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