すべてのおすすめ
あの人の
名前を呼びたくなったなら
音にはせずに
水に書くよ

岩に刻まず
砂に描かず
水に書くよ

すぐに流れて
この世から

思いは水底に
叫びは水面に

波紋は ....
ひさしぶりに見た横顔は
新宿のそれとよく似ていた

声に出さずとも
互いの過去ならよく知ってる
「あのころ」なんて言うその眼は
あのころとはもうだいぶ違う色をしてる

いつも遠くを見て ....
凍えの夜に
面相筆で刷いた薄雲が
星座に風を満たし

十字に居並ぶ太古の紋様は
くっきりと現在を刻印し
ありふれた永遠を
わたしに見せつける


生は
背中の痛みで
諦めは
 ....
{ルビ烏=からす}と{ルビ鳩=はと}は向き合い
静止したまま じっと {ルビ睨=にら}み合っていた

空から舞い降りた一羽の白鳥
両者の間に立ち{ルビ嘴=くちばし}を天に向け
広げた翼はそれ ....
あなた何も知らないんでしょう

口に出して言うことは簡単だった
大変だったのは
事後、処理。



きちんと説明したでしょう?
空はもう遠いよ
近くないことは知っていたでしょう?
 ....
明日は
遠くへ行こうと思う


太陽が眩しくて
だからといって目をつむることはない
登り坂は上を見るためにある
アスファルトの道は歩きやすい
子供の笑い声は音楽だろう

受け入れて ....
走る車の中から
窓の外に
うつる景色が 素敵だ

あなたはちゃんと
歩行者の安全考えて
車走らせていて 素敵だ

時折 携帯を取り出して
メールチェック
もちろん一旦 停止して…
 ....
キスなんて忘れたから
接吻でいい

デートなんて忘れたから
逢引でいい

結婚なんてしたことはないから
土にでも埋めてしまおう

恋人なんて久しくいないから
変人とよく書き間違う
 ....
国会の証人喚問潰し、
ですか?。

そのやり方、
いつも使いますね。

ちょっとばかり、
都合が悪くなると、
また「ゴミの日」でござます。

まとめて出せば ....
舞い上がったタンポポの綿毛が
振り返って見下ろした風景

歩道で蝉の抜け殻を
知らず踏みつぶしたときの音

そんなふうに目覚める朝

新しい自分が
古い骸に驚いたり
影よりも陰 ....
たとえ果てしない坂道も
この先にキミがいると信じることができたなら
今夜降り続く雨の中
僕の顔を涙で濡らすことはなかっただろう
何一つ叶えることはできなかった
結局残ったのは悲しみ、後悔
 ....
あんしん したい
ボクは もっと あんしん したい

やさしい おんなのこと いっしょに
おふとんで まるくなるのも いいし

いつでも なんでも
おかわり じゆう ってのも いいし
 ....
すこしだけ 下腹の痛みを抱えて

服を脱ぎ

showerroomに 足を踏み入れる

じゃあじゃあと 降り注ぐ
人工の温かい雨

柔らかい 布を纏って
フローリングの大地に降 ....
人生の喜び黄色い光

きみの情熱オレンジ色に輝き

青色の陰が君の頬を囲み

身体を包み込む緑色の光の輪


目を閉じて想像してごらん

まぶたを通して見えるゆらめく炎 ....
あなたが去った後のベッドには
代わりに詩が横たわる

入れ替わり立ち代わり
あなたとわたしがファックしているのを
詩は決して気づくことはない

詩が去った後のベッドには
代わりにあなた ....
卑しい 女の 口元から
覗ける 太陽の日差し
真実は 1999年に
落ちた 地球の中の
骨格部分である
悲観主義者の下へ

なぜか 暗闇の 骨格が
私を 屠るのである
ので
あんた ....
月の滴り糧にして、
傾くが儘に流れ征く。

果ての浄夜は音も亡く、
地を這う我影、
唯ひとつ。
ひだりの小指がなくなった

寒かったから
すこしだけ
ウォッカを飲んで

それから
アヴァンギャルドなんて
もう死んだよって
だれかが云う

いつかレコード屋で
聴いたような
 ....
たとえば
カーテン越しの陽だまりに
できるだけぽつんと
たよりなく座ってみる

時計の針の
こちこちという音だけが
胸にひびくように
明るみの中で目をとじる

いつの日かお ....
あなたは 土にならず
離れず 月に なった

継がないはずの 木々の名も
つなげぬからだ わたる鳥も

襖に 閉ざされた 小雪冷え
焚きつけたストーブ その奥

影に ....
絶望さえ透けていく
初夏の陽射しのもと
雲へ手をふり
永遠する未完の涙

生れ立ての傷が
{ルビ鎖状=さじょう}に結晶し
{ルビ手鞠唄=てまりうた}に弾む午後
幼き声の純粋にひそむ響き ....
陽が射してきて
枯れ木が透ける

焼き付いて 
焼き付いて 
焼き付いて

網膜がちぎれ 
ふくらみ
あわただしく駆け込む 
木陰の暗室で
白と黒
光のはためきを
視るわ
 ....
仕事帰りにくたびれて
重い足どりで歩いていると
駅ビル内のケーキ屋に
女がひとり
微笑みを浮かべて立っていた 

ガラスケース越しに
ふと{ルビ眺=なが}めるささやかな幸福

その{ ....
降り続く雨が
肩を優しく包むから
あふれた涙が止らない

ひとしきり泣いたあと
涙のわけを考えたけれど
言葉にすることが出来なかった

それは
生まれたときから
始まっていたのかも ....
暗闇の中
まっしろな雪が
舞っている

遥か彼方の高みから
白い花が舞い落ちる

音も無く
無邪気に
降り積もる雪は

やがて
世界を
ひといろに塗り込める

憶 ....
発売まで指折り数えたCDを
ようやく手にして
するするセロファンを
むいているときのときめきは
リンゴを倍速でむいているみたいで

ポンと
再生ボタンを押すと
さらに加速度を増して
 ....
すがすがしい、とは
あなたのことを定義する
世界中の辞書には
それが 載っていない

身を切るようだった、面影と導き
わたしの中で
希望や、愛が、泣くとき
消え入りそうな説得 ....
朝日に窓枠は枯れて

錆付いたカーテンからは

夜が死んだ匂いがする

炊き立ての白いご飯が

今日はもう仕方が無いんだよ

と生きる糧を与える

箸に摘めるだけの物を

 ....
何時までもこのままの

ぼくはコレではダメだと分かっていた

分かっているのにね

行動に移せなかった

僕の未来を手作りの望遠鏡で

スコープした

僕のゾーンには何もなく
 ....
ういうい ういうい
あひゃー ばれたか
はずかしい あひゃー あひゃー
どうしようかな
そうだ おどろう
ういういダンスを
ういうい ういうい
やった おどったぜ
ういういダンス
恋月 ぴのさんの自由詩おすすめリスト(15813)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永遠の胸- アマル・ ...自由詩13*06-1-18
グラスを見つめるように- 馬場 こ ...自由詩306-1-18
球根- 銀猫自由詩10+*06-1-17
翼を広げた白鳥- 服部 剛自由詩7*06-1-17
煩わせないで- ことは自由詩1*06-1-17
明日は遠く- 自由詩6*06-1-17
逃避行〜南へ南へ- 阿麻自由詩12*06-1-17
ふみ- アマル・ ...自由詩5*06-1-17
「_どうしてですか?。_」- PULL.自由詩4+*06-1-17
覚醒- たりぽん ...自由詩806-1-16
moving- いとやん自由詩206-1-16
あんしんしたい- 松本 涼自由詩10*06-1-16
Shower,After,Red,Lie- あまくち ...自由詩106-1-16
きみは七色- 七尾きよ ...自由詩1*06-1-16
bed- むらさき自由詩4*06-1-16
さぁ_よっておいで〜_紙芝居が始まるよ〜- 奥津 強自由詩6*06-1-16
「_夜旅。_」- PULL.自由詩12*06-1-16
雨の降る路地裏で- 馬場 こ ...自由詩506-1-16
Lesson- 落合朱美自由詩40*06-1-15
射かける_しぐさ- 砂木自由詩11*06-1-15
遠雷- こしごえ自由詩13*06-1-15
サーキットの中を- 阿麻自由詩4*06-1-15
恋の花- 服部 剛自由詩8*06-1-15
白い夜- LEO自由詩8*06-1-15
*結晶*- かおる自由詩7*06-1-15
つぼみの風- まほし自由詩13*06-1-15
「白い花」- 阿麻自由詩7*06-1-15
朝日に窓枠は枯れて- 唯浮自由詩11*06-1-15
ゾーン- こめ自由詩106-1-14
ういういダンス- けんご自由詩406-1-14

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