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僕のお気に入り
君のあしもと
根っこがぐっと盛り上がって
そこにできた小さな窪み

ここで僕の心は語る
夢を
恋を
明日を

君は
いつも同じに見えるけれど

昨日は背中合わ ....
君の心の展示会覗きたくなり

電車に乗りました。





カッタンコットン・・・

揺られて逢いに行きます。

窓から見える景色もコマ送りに君に近づきます。




 ....
純粋ならざる錬成から生まれ、
おぞましき獣となりて、
いまだ人ならず。

異物、
或いは汚物を喰らい、
蛆と成り果て、
蔑まれようとも。

いつか人と呼ばれる ....
奴は
山に登るのだ
そう言っては、ニコン党のくせに
私のオリンパスを借りに来る
高山植物を撮るのだという


いつも汚い日焼け顔をしわくちゃにして
稜線を越えていくホシカラスの夫婦
 ....
いつもいつも
私の傍らにあったもの。

いつもいつも
私を見守ってくれたもの。

でもね
この日だけは違うんだ。



見えなくたって
そこにあるのだよ。

見えないだけで ....
天王寺動物園に
桜が咲いて
カラオケの音量が
最大になった日

僕たちはアポロの前で
待ち合わせた
どこに行く当てもなくの約束
ただ一緒にいたかったから

もっとたくさん、桜がみた ....
夏が欠けていきます

溌剌とした空の滴りを
濃厚な季節が吸い尽し
あとはさらさらと乾きゆくだけです

さっきりと出た月の高さも
いつの間にか伸びて
変わりゆく時は
青葉さえ少しずつ朽 ....
街路樹の緑葉
千切ってばら撒き
踏み歩く
秋の予行練習
さくさく しない

アサガオ望む縁側
置き忘れたカキ氷
蒸発してしまい
さくさく しない

鳴き疲れたアブラゼミ
ヒグラ ....
ほんとうに欲しいと思ったんだ
あの夜

だから
ここにいるだけで
しあわせ

夏が終っても
君が胸を泳ぐから
 

クロール


息つぎをせずに
どこ ....
あの日から、
背負ったこの柱は、
復讐だったのかもしれない。

だがもういい。
もういいんだ。

おれは後数日で、
十五から背負い続けた、
柱を下ろし、
そ ....
悲しい時に楽しい詩など書けません

悲しいを沢山使いすぎて悲しみの表現も不十分です

凍りつく手足
何も映らない目
痛みすら伴う言葉

人を疑い生きすぎて
大切な人さえ信用できません ....
綺麗なものを「キレイ」って感じるのは 自分がよほど汚いからだろう
綺麗な言葉を吐きたいと思うのは 自分を「キレイ」に見せたいから

そうして泥まみれの上っ面に一所懸命おしろいを塗るんだ

烏 ....
僕らは離れた丘に立った、
三本の木。

それぞれの丘で、
大地に根を張って、
太陽に手を伸ばしてる。

空には三つの太陽。

奴らは、
気ままに回って、
 ....
夏が融けるという
あまり良い描写ではないけれど
融けはじめた夏の汁が
わたしという排水管を通って
流れてゆく

汁の上にはたくさんの死骸が浮いている
ときどき微かに風が吹くと
一斉にそ ....
帰り道は
昼の天気予報どおりに
激しい雨


ふと視界に咲いた銀色の傘を求めた


縁取り、白
フレームは銀


それを広げて歩くのが
今日の雨にはふさわしく思えて

 ....
今を足蹴にして 昨日にツバしても
  守りたい物がありました

 月がみていた  あなたの秘密
 月が嗤った  わたしの憶い
 月が謳った  ささくれていく心を

寂しい夜が膝を抱え
 ....
排気ガスの向こうに
こころだけを投げ出せば
いつだって僕は風になれる
鳥にだってなれる


部屋に戻れば
やわらかい布団と
あたたかなシャワー



守りが約束されているの ....
わたしがいなくなって5分後の世界
相変わらず

交差点は混んでいて
ストップランプは
シンクロしてて

大型ビジョンが
めまぐるしく 変わって
新作モードは
ガラス ....
夕日を映した紅色の花を、永遠にするために
透明な棺桶にアクリルを満たす

飼っていた犬の面影を、永遠にするために
AとT、GとC・・・塩基対の配列を玲瓏の棺桶に刻む

光の秘密を刻んだ虹色 ....
熱に浮かされた熱い体を持て余している
脳はもう溶けてしまったに違いない
そうでなければ
ぼやけた視界に誰も映ることが出来ない

助けてほしくて泣いてみた
この体に有り余るほどの痛みを吐き出 ....
痛々しいほどの
朱をさらけだして
鶏頭が咲く

傷口は
季節が変わっても
じゅくじゅくと疼き

癒す言葉など
持ち合わせてはおらず
ただ唇を乞う

ツバメが
ひととき ....
清流に身を沈め
両手を広げて目を閉じる

上流から押してくる
強い圧力に
決して負けない

循環する旅の途中の
冷たい流れが
この身体を貫くまで

美しい透明のものたちが
わた ....
作業衣の爺さんハサミを入れて
線路沿いのコンクリート塀に
這いつくばったツタを
プツンと切る

炎天下に熱されたアスファルト
緑のハートばら撒かれ
爺さんと一緒に
じりじり炒められる
 ....
思い出せる涙は
すべて

私のせいであるが故



思い出せる涙は

なんとか上手く 
こころに
収まる




思い出せぬ涙は

だれのせいであったか

どん ....
ひまわり畑の上を
一羽のペンギンが羽ばたいていく
僕はその意味がわからないまま
男の人と手を繋いでいて
見送るより他なかった

ぎゅっと握ると
男の人の手は少し汗ばんでいて
何 ....
ふと声をかけてみた
その外国人は
「ロマンスカー?」
と言って
少し笑った
新宿駅西口で

そうなんですよ日本には
ロマンスカーがあるんです
ロマンスカーはみんなを乗せて
ロマンス ....
  緑の癒しの空間から弾き飛ばされ  さまよう子供らにまどろみは、無く
  降りそそぐ悲鳴の雨に夢と飢えだけが実る
  もの言わず増え広がる廃墟を彼らは、無色の王宮と呼び
  自らを捧げ物と ....
胸の奥につないだ
遠い思い出の時間は
時折
甘美なひとときを
わたしの中に
もたらしてくれるけれど

つなぎめが
とても痛くて
ささえきれなくて

今にも
ぷつんとちぎれて
 ....
泡立つ球体を、
一息に飲み干して。

どろーむ。
どろーむ。
しんどろーむ。

ぴーたーぱんは、
三時に食べた。











 ....
僕らが歩き出す衝動は
希望なのかもしれない
その過程でいくつかの
意味のようなものを口に含むけれど
次々と廃棄しなければならない
進めば進むほど薄くなるものを感じながら
やがて一番 ....
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